「ゲノムと進化」@日本科学未来館

日本科学未来館を見学するチャンスがあった。
ゆえに見学した。

とは言え、見たのは5階にある地球環境とフロンティアII生命の科学と人間だけでしたが。
やっぱり、「生命の科学と人間」系の話が大好きなので、時間の大半をここで過ごした。
一応、いっぱしのオトナなので、展示されている内容は大体知っていたけれど、いろいろなガジェットがあって面白かった。

何よりも面白かったのは、「ゲノムと進化」というチュートリアル・セッション。
たった15分だけれど、職員の人がレクチャーしてくれた。

一応、いっぱしの研究者なので、このテーマで僕だって15分くらいお話をすることはできそうな感じだけれど、ヒヤカシ半分で聞いてみることに(ちなみに、今「眼の誕生」という本を読んでる。カンブリア時代の進化の爆発は「生物が眼を持つことで引き起こされた」という主張。話も面白いし、化石発掘現場の風景の描写も文学的で面白い)。
5人がけくらいのテーブルで、Powerpoint のスライドを使いながら、オープンスペースで説明されるっぽい。

5分くらい前に、レクチャーをしてくれる職員さん登場。
ヒヤカシたり、からかったり、イジメたりするのが、ちょっと可哀想に思えちゃう、カワイコちゃん。
むしろ、ちょっとカッコイイ質問とかして、いいところを見せようという戦略に変更。

そうしている間に、他の聴講者が集まってきた。
ざっと顔ぶれを見ると、
・小学1年生くらいの女の子
・小学3年生くらいの女の子
・50歳くらいのオッサン(3分くらいでいなくなった)
・俺
非常にビミョーなメンバー。
オッサンは別として、
「進化って、要するに生物全体の遺伝子プールにおける、遺伝子頻度の割合の変化でしょ?」
とかぶっこいて、小学校低学年の女の子を置き去りにするのはあまりに大人気ないと思って、おとなしく参加することに決定。

例えば、
おねーさん「皆さんの体には、何個の細胞があると思いますか?
1年生「1個?
3年生「う~んと・・・、いっぱい
俺「(クソ、”いっぱい”って俺がネタで言おうとしてたのにやられた。でも、正解知ってるかも、えーと確か・・・)はい、60億だと思います!
おねーさん「は~い、正解は60兆個でした
俺「(うっ、60だってことは知ってたけれど、ケタ違うじゃん。くっそー)」
みたいに、和気藹々と進行。

話のプロットとしては
・ゲノムの定義
・細胞、染色体
・DNAとその塩基配列
・遺伝子とは?
・遺伝子の変化が進化
というもの。

まぁ、あたりまえっちゃ、あたりまえの話だけれど、唯一僕が面白いと思ったのは、”Genome (ゲノム)” の語源がハッキリしないという話。
・遺伝子(gene) + ラテン語で「全体」を意味する接尾語(-ome) で genome
・遺伝子(gene) + 染色体(charomosome) で genome
という2つの説があるらしい。
でもって、「誰が言い出したか?」ということも、少なくともわからないと説明された。

レクチャーが終わった後、講師のかわいいおねーさんと親しくなりたかったのでより知識を深めたかったので、「genome の語源がわからないって話が面白かった。なんでわからないの?初出とかは?」と聞いてみた。
でも、彼女にはわからないとのことで、おもむろにWEBで検索しようとし始めた。

おいおい、WEBで調べるなら、俺だってできるから。
すぐ見つかった

1920年にウィンクラー博士(H.Winkler)によって「配偶子が持つ染色体の一組」として定義され,後に木原均博士(1930年)が,「ある生物をその生物たらしめるのに必須な遺伝情報」として概念的に定義し直した。

とのこと。
#明日も日本科学未来館に出向くので、あのおねーちゃんに報告しようと思っていたり、いなかったり。ついでに僕の電話番号とメアドも報告しようと思っていたり、いなかったり。

そのほか、恥ずかしながら、「染色体」、「DNA」、「遺伝子」の概念的な違いが本気でわかってなかったので、これも一緒に質問してみたり。だって、染色体もDNAもイラストで描かれるとどちらも糸状なので、なんでわざわざ違う名前がついてるのかわからなかったし。DNAも遺伝子もいわゆる”生物の設計図”と言われてるけれど、その違いがわからなかったし。
彼女に説明してもらって、僕なりに理解したこと。

DNAと染色体の関係は、糸巻きと糸の関係がメタファーとして使える。糸の巻かれた糸巻き全体が染色体、糸自身がDNA。なお、染色体の状態の時には、DNAはナントカっていうたんぱく質を取り込んだ形でクシャクシャとちじこまっているらしい。

DNAと遺伝子の違いは、前者が単なる塩基配列をさすのに対して、遺伝子とは意味のある塩基配列の塊を便宜上そういうだけらしい。大陸と国家のメタファーが使えそう。大陸は単なる土地の連続であって、その上に”意味のある”国家が並んでいる。大陸は国家じゃないし、その逆もそう。ようするにそういうことだったようだ。

ちなみに、レクチャー後に僕が質問した内容は、おおかたGENOME MAPに掲載されているようで、それを持ってきて説明された。
ていうか、僕も全く同じGENOME MAPのPDF版を印刷して、会社の席に貼ってた。
勉強不足で、ごめんよ、講師のおねーさん。


とにかくだ、おねーさんはきれいだったし、長年の疑問だった「染色体とDNAの違い」もすっきりとわかって、小学生に混じってレクチャーを受けて大正解だった。


以下、18禁かつ、とても下品で卑猥な話。
読むことはオススメしません。
じゃあ書くなって話もありますが、どうしても書かなくてはいけないような気がしてみたり。

思わせぶりだし、読者諸氏が気になってしまう気持ちもわからないではないが、とにかく読まない方がいいです。


ある下品なおっさんから、女性の耳の特定の部分のクボミの幅が、膣の直径に比例するという都市伝説を聞いたことがある。
ぶっちゃけ、そこが狭いとシマリがいいってことだ。

でさ、でさ、ビックリしたのが、その講師のおねーさん、耳の特定の部分のクボミの幅がめちゃめちゃ狭いのよ。爪楊枝の先くらい。
ある下品なおっさんから都市伝説を聞いて数年、いろんな女性の耳の特定の部分のクボミの幅を密かに観察していた当方であるが、あんなに狭いのは初めて見た。
アゴがはずれるかと思うくらい驚いた。
それに気づいてから、レクチャーに集中できなかったことは秘密だ。

ちなみに、「女性の耳の特定の部分のクボミの幅が、膣の直径に比例する」という話の裏づけは取っていないので(取るチャンスもないので)、真偽のほどは明らかではありません。
心理学者の端くれとして、これは実験して確かめたいので、被験者をこっそり募集してみたかったり、みたくなかったり。

でも、「男性の掌の特定の部分の長さが、陰茎の長さに比例する」という話同様、上記の話は眉唾だと信じております。

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コメント (2)

  1. 私はそもそも、進化論に疑問があります(笑

    DNAの変革といいつつも、染色体、遺伝子の一部を入れ替えても種族が変わった、ようするにネズミが猫に変わった、ってことはないわけですよね。長い間になったといっても、遺伝子レベルでは微妙な違いができないといけないはずで。でも、是正作用が働くから・・・。

    進化には酸素濃度が影響してる、とかいう説もありますけど、結局は種族変革じゃなくて適応、っていう進化ですし。。。

    創造論の方が取っつきやすいです(笑

  2. 進化論と創造論の比較で言えば、少なくとも進化論の方がリーズナブルに説明できる現象の範囲が広いと思われます。その点で、進化論の方が種の多様性に関して、より妥当だと思います。

    進化の話で「是正作用」に言及されておられますが、それはまさに正しい観点だと思います。
    進化の概念で見落とされがちだけれど、重要な点は「変化する作用よりも、現状に留めようとする圧力の方が強い」ということだと思います。いわゆる”自然選択(適者生存)”の話は、環境に有利な形質が残るという点にしか眼が向けられませんが、本当は「不利な形質は淘汰される」ということの方が重要だと思いますから。

    しかし、それでもなお、長い時間をかければ、たまたま自然選択上有利な形質が発生し、それが積み重なって種として変容するってのは十分ありうる話だと思います。

    あと、ネズミがネコに変わるのは、まぁありえないかと。
    そもそも、全く異なる進化の道筋をたどっていますし、異なる道筋が再度交わるという例は、今のところ見つかっていないようですし。

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