のだめカンタービレ ドリーム☆オーケストラ

「のだめカンタービレ」のドラマの特番を見ています。

CMが流れて知ったんだけれど、Nintendo Wii のソフト「のだめカンタービレ ドリーム☆オーケストラ」(公式サイト)というのが出たんですね。

Wii リモコンとヌンチャクを使って、エア・オーケストラができるらしい。

だ~か~ら~、去年の序盤に「エア・オーケストラ ゲームを作れば売れる」って言ったじゃな~い。> da クン
くやしいのぉ、くやしいのぉ。

今度お家にお邪魔しますので、このソフトを買っておいて、Wii で遊ばせてください。> da クン

医療市場の是2: Felice さんに反論されたから、再反論

先日書いた医療市場の是という当方の記事に、Felice さんから反論が付いた(2008年1月3日の日記)。

話がややこしくなっていることの原因は、多くの論争がそうであるように、双方の信条の違いに根ざしたものである。
第三者にとっては、どっかのオタク2人が「ジオンの独立戦争は正当化されるか否か」くらいのどーでもいい話をしているくらいに思うかもしれないけれど、多くの論争がそうであるように、本人たちにとっては自分の信条の表明だとか、プライドだとか、本当に世の中を良くしたいという熱い思いだとか、相手を公衆の面前で罵倒したいだとか、あるかもしれないし、ないかもしれないのだが、いろいろな思いが渾然一体となって、引くに引けないものでもあるのだ。

ただでさえ、この後の話が長くなるので、余計な能書きなんて抜きにしてとっとと本題に入ればいいものを、こんな前書きをすることで自分を冷静に落ち着かせようとか、今後の議論に全く興味のない人でもここら辺まではなんとなく読んでちょっとでも笑ってもらおうとか、2人の間の論争がヒートアップし過ぎないように自主的にアイロニーをかましておこうとか、まぁ、いろいろ考えたり、考えなかったりするわけです。

では、本題。

今回の再反論で一番重要なメッセージは
「血液供給の量を増やすという問題と、供給された血液の質を高める(汚染された血液を排除する)というのは、別次元の問題なので、分離して対策を考えるべき。一緒くたにして議論することは簡単だけど、問題解決を先送りにする。なお僕自身は、前者の問題がより緊急を要すると思っている。」
ということ。

次に、自他にとって話の流れを分かりやすくするため、目次を載せておきます。(このあたり、僕がどの程度真剣に今回のケンカに乗ってるかわかるってもんよ)
「血液供給の不足を解消する方法」→ 血液供給の「量」の話。血液市場を作れば、急速に血液不足を解消できる(と信じる)
「安全な血液を得る方法」→ 集まった血液の「質」の問題。大量に血を集めようとすると、汚染された血液が集まりやすくなるというトレードオフ。「質」よりも「量」が緊急の問題ではないか。
「余計な臓器の有無」→ Felice さん、落ち着いて考え直してください。

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医療市場の是

【注: 2008/01/04追記】
以下の文章には、特定の境遇にある人々(貧困層)を蔑視しているようにとれる表現が含まれています。これは、なるべく読み手の興味をひきつけようとして、あえて扇情的な表現を使用したためです。表面上の表現とは異なり、筆者自身は貧困層の支援をする方法をマジメに提案しているつもりです。その点を勘案の上、本文をお読みいただければと思います。


「患者の皆さん、あきらめてください」(天国のビザ)という、界隈でちょっぴり話題になってる話。

95歳の認知症の男性が入院し、AB型の血液の輸血が必要となった。しかし、血液が不足していて、治療に十分な血液が手に入らなくなってしまった。

患者の家族は、どんな手段を使ってでも治療をして欲しいと訴える。
それに対して、このブログの著者でもある医師は、この患者の治療にあまり積極的になれない。理由は、医療資源(この場合は血液)は有限であり、その使い方や優先順位を考慮すべきだと考えたから。同じ量の血液を使うなら、そもそも寿命の迫った老人と、それよりも長生きする可能性の高い若者と、どちらに輸血するのが適切か。
#なお、最終的にどういう判断をしたのかは、本文中には書かれていないので分からない。

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最低賃金

最低賃金は、労働者に最低限の生活水準を補償するために設けられている制度。
しかし、賃金単価が上がることで企業は労働者を雇いたくなくなるので、失業が増える。
また、今すぐ働くことのインセンティブが高くなる。つまり、教育を受けて将来高い賃金を得るように努力するよりも、最低賃金法のオマケが付いた賃金を今すぐ貰ったほうが良い。だから、職業訓練を受ける人が少なくなり、非熟練者が増える。

さらに、こんな問題も。

最低賃金労働者のすべてが、家族を貧困から脱出させようと努力している所帯主であるわけではない。実際、最低賃金を稼いでいる人のうち、所得が貧困ラインを下回る過程の人間は3分の1未満である。彼らの多くは、余分に支出するお金が欲しくてパートタイムの仕事で働いている中流階級の家庭の若者なのである。

『マンキュー経済学: ミクロ編 (2版)』 p.169

一律に最低賃金を決める(中流階級の最低賃金も高まる)よりも、所得の少ない人に政府が補助金を与える(本当に生活できない人だけを助ける)のが、より良い方法だ。

saku saku 京都のうた

みなさんご存知、saku sakのご当地ソングシリーズ、京都編。

等カンカク!等カンカク!
鴨川っぺりで等カンカク!

ていうか、全てのカップルが、他のカップルから最大限離れて座ろうと思ったら、等間隔になるのは必然だけど。
まぁ、それはいいとして・・・。

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第1章: 経済学の十大原理 (マンキュー経済学)

『マンキュー経済学』 第1章まとめ

【経済学とは何か】
世の中の資源には限りがある(希少性)。そのような希少な資源をどのように管理するかを扱うのが経済学。
そのため、個人がどのように意思決定するのかとか、人々がどのように物を交換するかとか、世の中全体にどんな現象が起きるかとかを対象にする。
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