NHK『ゲゲゲの女房』第107回

 ニンニクをたっぷり入れた天理スタミナラーメンを3日連続で食べたおかげで夏バテっぽいことにはなっていないが、お腹がちょっと緩くなるという副作用の出ている当方が、NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』の第107回めの放送を見ましたよ。

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「悪魔くん復活」

 『悪魔くん』の放送を見るために上京した茂の母(竹下景子)は、朝から各方面に口うるさく言って回った。茂(向井理)の朝寝坊を注意したり、仕事場でひとしきり大騒ぎしたりした。
 彼らが境港へ帰って行く時、布美枝(松下奈緒)は義父(風間杜夫)からこっそりと真相を聞かされた。テレビが壊れたから状況したというのは方便で、義母はどうしても茂と一緒に放送を見たかったのだという。布美枝は少し驚きつつも、子を思う母の気持ちがわかるようでもあった。

 その後、『悪魔くん』のテレビ放送は人気を博した。相乗効果で、連載誌の「少年ランド」も100万部の発行部数となり、トップに躍り出た。

 昭和41年12月24日。
 今日はクリスマスイブであり、また、長女・藍子(篠川桃音)の誕生日でもある。布美枝といずみ(朝倉えりか)は、パーティーの準備を進めていた。一方の茂は締切りを2本抱えていて、それどころではなかった。いずみは不満そうであったが、貧乏でお祝いの品を揃えられないのに比べればとても暮らしが良くなったと布美枝は言うのだった。

 仕事は佳境であるが、菅井(柄本佑)の姿が見えなくなった。彼は新年コンサートチケットを2枚用意し、クリスマスにかこつけていずみをデート(デート?デートなのか!?)に誘おうとしているのだ。運悪く藍子に見つかり、チケットを奪われてしまった。慌てて逃げ帰る菅井の姿を見たいずみは、それが自分に宛てられたものだと見抜いた。

 台所に立つ布美枝は、予定日まで半月を残しているのに、急に産気づいた。いずみに付き添われて病院に行ったところ、逆子になっており陣痛も始まったので帝王切開をするという。すぐに手術することになった。
 いずみは茂に電話で報告し、同時に藍子の誕生日のお祝いをするように頼むのであった。

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 茂母の子供への屈折した愛情やら、家族行事にまともに付き合えなくなるほど忙しくなった茂の境遇やら、菅井のいずみに対する恋愛模様やら、布美枝の帝王切開やら、話はいろいろあった。
 いろいろあったが、どうも散漫であった。

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