『うなぎの丸かじり』とアメリカンドックのまるかじり

 昼に、東海林さだおの『うなぎの丸かじり』を読んでいた。
 「丸かじりシリーズ」は、20年以上も週刊朝日に連載されている食べ物エッセイである。特に、B級C級グルメが多いので嫌味がなくて、僕は大ファンなのである。

 今月文庫化された『うなぎの丸かじり』には、柿ピーを買ってきて柿の種とピーナツがそれぞれ何個ずつ入っているかこまめに数える話などが書かれている。2つに分離したピーナツはそれぞれ 0.5個とカウントし、割れてしまった柿の種も可能な限り復元(著者は「土器の復元のよう」と書いている)して数えたそうだ。出荷時の柿ピー比率は、メーカーが最適で美味しい柿の種とピーナツの比率を示していると考えられるのだ。メーカー名はイニシャルしか示されていなかったが、3社の製品を調べて結果が提示されている。・・・バカバカしい。
 バカバカしいが、柿ピーが食べたくなる。




東海林さだお『うなぎの丸かじり』 p.134 別のところでは、アメリカンドックが取り上げられていた。

 そういえば、ずいぶん長い間アメリカンドックを食べていない。美味しいし、好物なのに。
 図に描いてあるとおり、一番下のカリカリしたところが一番美味しいことにも同意する。
 世の中には、あの部分を食べることは貧乏臭いと思って、食べずに串を捨ててしまう人もいう。そういう人を見ると、僕なんかは
「あそこが美味しいと知っているのに、世間体を気にして食べないんだな。けっ、気取りやがって」
と思ったりする。

アメリカンドック(5本入り) ああ、いいなぁ、アメリカンドック食べたいなぁ、などと考えながらスーパーに行ったら、精肉コーナーにアメリカンドックが売られていた。普段はめったに精肉コーナーの棚なんて見ないのに、今日はたまたまそこに目を向け、そしてちゃんとアメリカンドックが売られていた。
 本当は、誰かに調理してもらった、揚げたてでアツアツのアメリカンドックを食べたい。僕には、付け根のところをカリカリにする調理テクがない。
 しかし、妥協も必要だと思い、未調理のこれを買って帰って来た。5本入り 298円。左上のシールに「まるかじり」と書いてあるところも、東海林さだおっぽかったし。

 本当は油で、外はカリカリ、中はホクホクにすると美味しいのだけれど、拙宅には残念ながら揚げ物用調理器具がない。調理法(1)に書いてある通り、レンジで40秒加熱して食べることにする。
 この記事を書き終えたら、早速作って食べる。

 しかし、5本もある。一人暮らしの俺が、5本も食べるのか。大好きなアメリカンドックだけれど、食べる前から少々萎えているのも正直なところ。

 どうしようかなぁ。
 どうもこうも、頑張って食べるしかないのだが。

 あと、今、ピンチなこと。家にケチャップのストックがなかった。アメリカンドックはケチャップかけてナンボだよねぇ。今日は1本だけ味見して、明日はケチャップを入手して2本くらい堪能しようという計画を立てた。

 残りの2本はどうしようかなぁ。
 どうもこうも、頑張って食べるしかないのだが、どう処理するかは明日以降考える。

このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント (3)

  1. レンジでチンして食べた。
    味は合格。衣部分は甘いし、中のソーセージはほのかな塩気。ナイスなコントラスト。

    しかし、レンジで温めただけでは衣の食感がダメすぎる。妙にネチネチしすぎ。付け根の一番美味しいカリカリであるべき部分もふにゃふにゃのネチネチだった。
    うーむ、マジで油で揚げる機材を準備しないとだめか。・・・でも、5本298円で買ってきたアメリカンドックにそこまでやるのか、とも思う。

  2. 全然関係ないですが富山県ではアメリカンドックのことをホットドックといいます。
    うちの妻がびっくりしていました。

  3. そういえば、北海道ではアメリカンドックのことをフレンチドックと呼ぶことを思い出しました。
    wikipedia にも書いてあった。
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%83%E3%82%B0

    実は東海林さだおを読んだり、この記事を書いたりしながら、「アメリカンドック」という単語にちょっと違和感があったんですよね。でも、その理由が北海道では呼び方が違うことにあるということに気づいてなかった。
    僕もだんだん北海道から遠ざかってきたってことかもしれない。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。