NHK『ゲゲゲの女房』第141回

 知人R氏と神宮丸太町付近で会った時、「京阪の駅の自販機で、炭酸入りのアクエリアスを見た」(確か、東福寺駅だったと思う)と言うので、そんなのあるわけ無いじゃん、白昼夢でも見たんじゃないの?と馬鹿にしたところ「やっぱりあるっしょ」とメールで商品情報のURLを送り付けられて降参するよりなかった当方が、NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』の第141回めの放送を見ましたよ。

* * *
「人生は活動写真のように」

 修平(風間杜夫)が女性と銀座を歩いていたという話を持ち込んだ浦木(杉浦太陽)はきつく口止めをされた。しかし、なかなか帰らず、家の中で一人でブツブツ言っていたところを絹代(竹下景子)に捕まってしまった。そして、全て白状させられた。

 その日は、村井家の3世代が揃って食事をする約束になっていた。上機嫌の修平に対して、絹代は不機嫌なままだ。布美枝(松下奈緒)は絹代の様子がおかしいことに気づくが、絹代が修平の秘密を知ってしまったことは知らなかった。

 場の雰囲気を変えようと、布美枝は娘たちの進路に話題を変えた。次女の喜子(荒井萌)は、とりあえず短大志望ということにしたようだ。

 一方の藍子(青谷優衣)は教師になりたいという。すでに教員採用試験の準備も始めているという。
 家族には初耳だった。茂は急に怒り出す。自分の会社の手伝いをさせたいと考えていたこともあるし、なによりも、今まで何の相談もなく黙っていたことが許せなかった。
 絹代の不機嫌さと茂の怒りで、その日の夕食は惨めなものになった。

 数日後。またしても修平がめかし込んで出かけようとしていた。ヤキモチを焼いた絹代が香水を隠してしまったために、ふたりは激しい言い争いになる。その様子から、布美枝は浦木が秘密を漏らしてしまったのではないかと疑い始めた。

 アシスタントの相沢(中林大樹)が近々結婚式を挙げる。仲人を務める茂と布美枝は、相沢から式次第の説明を受けていた。相沢の妻となる女性は、専門学校の事務員をしているという。本来は教員志望だったのだが、教師は転勤が多く、夫婦が一緒に暮らせなくなるおそれもあるので事務員になったという。それに、教師の初任地は僻地になることが多く、それを嫌った部分もあるという。

 教師が僻地に赴任させられると聞いて、茂は藍子のことを思った。茂は彼女を手放したくないのだ。僻地に行って、そこで結婚でもしたら、調布には二度と帰ってこないのではないかと狼狽した。
 さらには、藍子の進路問題について落ち着き払っている布美枝の態度も気に入らない。その様子を見て、布美枝だけは以前から相談を受けていたのではないか、自分だけが蚊帳の外だったのではないかと、布美枝に食ってかかった。布美枝も珍しく対抗し、ふたりは夫婦喧嘩を始めてしまい、口を聞かなくなった。

 相沢は先輩アシスタントの菅井(柄本佑)と連れ立って喫茶店に来た。相沢は結婚生活に希望を持っていたはずなのに、茂ら夫婦の様子を見て自分の将来を不安視してしまった。

 質屋の主人(徳井優)が、修平の噂をアシスタントたちの耳に入れた。ちょうどその時、修平が女性同伴で喫茶店に現われた。
 まずい場に来てしまったと慌て、説明をしようとした瞬間、修平はめまいを覚え、その場に倒れてしまった。
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 修平・絹代夫婦の喧嘩が、茂・布美枝夫婦に伝染し、さらには結婚を控える相沢に不安を与えるというドミノ倒し的(注)展開には圧倒された。笑った。今週も、やっと面白くなり始めた感じ。

 子供たちの進路の話に関しても、何をグダグダやっているのだろうと思っていたけれど、ちゃんと時限装置が爆発した感じ。うまくはまった。

 なお、遡ること3年前(先週の放送)、もう一人のアシスタントの菅井が子連れの女性と結婚する予定だと言っていたはずなんだけれど、それはどうなったんだろう?その後、彼の結婚生活に関する描写やセリフが全く無いんだよなぁ・・・。


(注)
 ドミノ倒しは、将棋倒しと言っても同じ意味だけれど。なんとなく、将棋倒しの方がドミノ倒しよりも古い感じのする言葉だよね。日本に普及したのは、ドミノよりも将棋の方がずっと古いからだと思うけれど。
 さらに連想したんだけれど、そのうち、一端の変化に従って全体が変化していく様を「将棋倒し/ドミノ倒し」に替えて「ピタゴラ装置的」なんて言う日が来るんだろうか?
 来ないだろうなぁ・・・。

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