NHK『カーネーション』第94回

本日21時よりBSプレミアムで、渡辺あや脚本の『天然コケッコー』(2007年作品)が放送されることをお知らせする(BSオンライン映画カレンダー)当方が、NHK朝の連続テレビ小説『カーネーション』の第94回目の放送を見ましたよ。

* * *
第17週「隠しきれない恋」

1948年(昭和23年)6月。
周防(綾野剛)が糸子(尾野真千子)の店で働き始めて1ヶ月弱経った。
周防用のミシンがまだ届かないので本格的に紳士服は作ることができない。それでも、ショーウィンドーに背広の見本を飾ったところ、幾つか注文が入った。最近では三つ揃いの背広が男たちに人気なのだ。

近頃では、周防の顔が明るい。糸子はそんな周防の顔を見るのが嬉しかった。
けれども、周防は絶対に糸子のそばに近づこうとはしなかった。みんなと一緒にいるときはもちろん、ふたりっきりになっても一定の距離を保った。
しかし、ふと糸子が周防の顔を見ると、きまって周防も糸子の顔を見てくれた。その不思議な同期に心躍ったし、周防と目が合うだけで糸子には元気が湧いてくるのだった。

娘たちのおねだりに根負けして、糸子は中古のオルガンを買ってやった。
糸子にまとわりつくことはなくなったが、今度はオルガンの順番をめぐって喧嘩が絶えなくなった。時間割表を作って管理しようとしたが、各自が何かと理由を付けてそれを守ろうとしないのだ。いちいち糸子が仲裁しなくてはならなくなった。

それに加え、最近は小学校3年生の直子(二宮星)が、6年生の優子(野田琴乃)に何かと張り合うようになった。
直子は自分のほうが優子よりも絵がうまいと主張するようになった。また、優子が縫い物を始めると、直子も負けじと真似をするのだった。
そんな姉たちを尻目に、末っ子の聡子(杉本湖凛)だけはいつもマイペースでおっとりしていた。姉たちがオルガンの順番を争って喧嘩する好きに、ちゃっかりオルガンを占有するしたたかさも持っていた。

ある時、安岡美容室に行った娘たちが遅くなっても帰ってこないことがあった。心配になった糸子は美容室まで様子を見に行った。娘たちは玉枝(濱田マリ)からおやつをもらって道草を食っていただけで、何事もなかった。

しかし糸子は、怪しい中年男(ラサール石井)が往来から安岡美容室の中を伺っているのを見つけた。その男は身なりの良い背広を着てはいるが、怪しいちょび髭を生やしている。糸子と目が合うとすぐに逸らし、なんでもない風を装った。

訝しがる糸子であったが、どうやらそれは奈津(栗山千明)の知り合いのようだった。玉枝が奈津を早上がりさせると、奈津はその男と一緒に帰って行った。
玉枝と八重子(田丸麻紀)によれば、彼女らもあの男の素性は知らないが、ほぼ毎日奈津を迎えに来るのだという。そしてふたりで帰っていくのだという。きちんとした身なりをしているので、特に危ないこともないだろうとのん気に話すのだった。
けれども、糸子はどうもあの男を信用することができなかった。奈津と入れ替わりに帰宅した太郎(倉本発)も、途中で彼らとすれ違ったのか、どこか機嫌が悪かった。

そして、オハラ洋装店の2階に新しいミシンが届いた。周防専用のミシンであり、やっと本格的に紳士服に取り掛かることができる。
糸子と周防は、嬉しそうに真新しいミシンを眺めた。2階の部屋でふたりっきりで楽しげに見つめ合った。しかし、周防が糸子に近づかないのは同じだった。それでもふたりの心は通じ合っていた。

オハラ洋装店に、男性客が訪ねてきた。それは、安岡美容室の前で見た、奈津の知り合いの男だった。男は落ち着きがない様子で、どこか不審な雰囲気だった。それでも、紳士服を作りたいというので、周防が2階の作業部屋へ案内した。
* * *



♪目と目で通じ合う かすかに ん、色っぽい。
(作詞・中島みゆき、歌・工藤静香「MUGO・ん・・・色っぽい」)

そんな、ラブラブな周防と糸子は置いておくとして。

奈津に新たな男(ラサール石井)が登場。自他ともに認める面食いだった奈津が、まさかのラサール石井!?なんてこったい!
これには、安岡家の長男・太郎もむかついている様子。奈津に「お父ちゃんに似ている」なんて思わせぶりなことを言われて喜んでいた、思春期の悶々ムラムラ太郎君の明日はどっちだ!?

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