NHK『カーネーション』第95回

明日の朝は移動のため、夕方以降にまとめ記事を投稿する予定の当方が、NHK朝の連続テレビ小説『カーネーション』の第95回目の放送を見ましたよ。

* * *
第17週「隠しきれない恋」

オハラ洋装店にやって来た客は桜井(ラサール石井)と名乗り、周防(綾野剛)に燕尾服を注文した。
そして、一通り受付が終わると、糸子(尾野真千子)にも相談を持ちかけた。しかし糸子は、桜井が奈津(栗山千明)と親しげにしていることを怪しんでおり、警戒を解かなかった。

桜井の相談は、糸子にウェディングドレスを作って欲しいというものだった。もちろん、それを着るのは奈津だという。
糸子は桜井のことを全く信用していなかった。そこで鎌をかけて桜井の本心を聞き出そうとした。奈津は死んだ父親に作ってもらった立派な花嫁衣裳を持っているはずだと言ったり、奈津は綺麗な顔をしているけれど気が短く、誰彼構わず容赦無く殴りつけるなどと言ったりした。

それでも桜井は動じなかった。みなまでは言わなかったが、桜井も奈津の後暗い過去をある程度知っているようだった。それらを全て知った上で、懐深く奈津を受け入れようという態度がよくわかった。桜井は奈津を幸せにしてやりたいのだと力説した。
その度量に糸子も納得した。深く頭を下げ、自分のことのように喜び、奈津を桜井に託した。ウェディングドレスの作成も引き受けることにした。

奈津は自分の歳や世間体のことを考え、派手な結婚式をするつもりがないという。役場に婚姻届を出すに留めるつもりだ。みんなに花嫁姿が披露されることはないが、糸子はとびきりのドレスを作ってやろうと決意した。しかも、奈津がへそを曲げるに決まっているので、ドレスの作成は秘密裏に行われることとなった。

ドレス作りには安岡一家も協力した。
玉枝(濱田マリ)と八重子(田丸麻紀)が小芝居をうち、みたらし団子をわざと奈津の制服の上に落として汚した。そうやって、いつも制服のまま家へ帰る奈津から制服を奪った。糸子は奈津の制服から採寸した。
デザインの決定は難航した。本人不在のまま、奈津を引き立てるデザインは決めにくいのだ。そこで糸子は、安岡美容室に出かけていった。自分の頭にパーマを当ててもらいながら、視線をじっと奈津に振り向け観察した。何も知らない奈津は気味悪がったが、おかげで糸子の頭の中には奈津の姿が焼き付けられた。
その結果、奈津の首から肩のラインをきれいに際立たせるデザインとすることにした。襟周りをシンプルに大きく開くこととした。

そうして、桜井の燕尾服と奈津のウェディングドレスが完成した。糸子は自分の作ったドレスを自信作だといって、嬉しそうに桜井に見せた。その出来栄えに感激した桜井は、早くも奈津が着用した姿を想像した。それは美しく、うっとりとするような花嫁姿に思えた。

桜井と奈津が婚姻届を提出する日の朝。
糸子は完成したドレスを安岡美容室に届けに行った。そのことを知っていた周防がいつもより早く出勤し、糸子に付き合ってくれた。
何も知らない奈津は、八重子によって髪をセットされていた。役場に行くだけにしては派手な髪飾りを付けられ奈津は訝しんでいたが、八重子は適当に受け流した。人前でドレスを着ることのない奈津であるが、ドレスを来たときに目一杯美しくなるようにと、八重子が念入りに仕上げた。

髪が完成し、いよいよ奈津と桜井が役場へ出かける段となった。
奈津は今日を限りに美容室の仕事を辞める。奈津は安岡一家に対して、本当の家族との別れのような挨拶をした。対する安岡家の面々も一人娘を送り出すかのようだった。
糸子は奈津に顔を合わせることができなかった。周防の背中に隠れたまま、泣いてばかりいた。結局、奈津とは一言も口を聞かないままだった。ただし、去っていく奈津の背中を笑顔で見送った。

安岡家を去るとき、糸子は周防のことを一家に紹介した。安岡一家とすぐに親しくなった周防に、糸子は嬉しかった。糸子の家の近所の連中とも、周防は完全に馴染んでいた。
糸子と周防の恋は秘めたものであり、その後ふたりで話題にすることもなかったが、糸子はしみじみと幸せに思った。むしろ、幸せすぎて不安になるくらいだった。いつか足元を救われることもあるかもしれないと思うと心配になり始めた。

そんな矢先、オハラ洋装店に1本の電話があった。
松田(六角精児)が出ると、糸子と周防についてのタレコミだった。
* * *



僕らの憧れ奈津が結婚しました。よかったねぇ、奈津。幸せになっておくれ。
実際にウェデイングドレスを着用することはなく、糸子や桜井の想像の中だけでの花嫁衣裳でした。彼らの頭の上に吹き出しが出て、その中に想像図が表れるという演出です。
われらが栗山千明さまをギャグのネタに使うとは何事か!とプリプリしつつも、千明さまの美しさにうっとりと見入ってしまいました。
なお、想像の中の奈津は髪飾り(八重子が派手に飾り立てたもの)は付いていませんでした。つまり、ちょっと地味バージョン。最高に派手なバージョンを見せてくれない所が軽く意地悪でありながらも、その焦らし具合はうまいなぁと思いました。

奈津の結婚に関しては、安岡家の長男・太郎(倉本発)がずっと拗ねていました。奈津の別れの挨拶の時も姿をくらまし、物陰からじっと見ていました。暗い初恋と失恋よのぉ。

あと、今日は松田の小ネタがたっぷり出てきました。
彼は歌舞伎役者・中村春太郎(小泉孝太郎)の大ファンだとか。いつもまじめに仕事をしている彼が、糸子に申し出て、仕事中に春太郎の出演するラジオを聞いていました。春太郎の事になると少女のようにオカマっぽくなる松田は笑うところです。
なお、彼のことは名前的に他人とは思えない当方であり、山瀬まみが大好きでその為なら仕事をサボることにやぶさかではない当方なので、このシーンはニヤニヤしながら見ました。さすがに当方はあそこまでクネクネとオカマチックではないはずだけど。

で、そうやって松田で笑わせておいて、当の松田が怪しい電話を受ける。
波乱の幕開け。

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