義経と弁慶(交通科学博物館と鉄道博物館の蒸気機関車)

昨日、さいたま市の鉄道博物館へ行ってきた。

車両展示場の中に「辨慶」という蒸気機関車が展示されていた。


これを見た瞬間にピンときた。相棒の「義経」は大阪市の交通科学博物館に展示されている。


そんなわけで、判官びいきが高じて義経&弁慶が好きになりすぎた人や、北海道の開拓時代に活躍した蒸気機関車をリスペクトしたい人は大阪と埼玉の両博物館をハシゴすべきです。

なお、鉄道模型ジオラマの俺的ランキングは
リニア・鉄道館(名古屋市) >>> 越えられない壁 >>> 交通科学博物館(大阪市) > シルクロードの終着駅(奈良市) > 鉄道博物館(さいたま市)
って感じでございます。鉄道博物館のジオラマスペースは、観覧席が遠くてつまんなかったです。
一方、リニア・鉄道館は細部の作りこみがスゴイです。海の中に海女さんがいたりする。それを間近で見られるのがスゴイ。ジオラマもデカいし。東京から大阪までのランドマークも完備。

あと、新幹線0系の運転席を見たいなら、絶対に大阪の交通科学博物館に行くべき。さいたまの鉄道博物館は1日に何回かしか運転席公開がありませんが、交通科学博物館は常時公開中で、しかも空いてる。

今回の鉄道博物館で当方が一番楽しかったのはクハ481型式電車という古い特急車両の展示。それの洗面所の窓が大ヒット!

これ、黒澤明の『天国と地獄』という映画で犯人(仲代達矢)がトリックに使うんですよね。そして、会社社長(三船敏郎)がまんまと金を奪われてしまうという。
この映画も面白かったなぁ。ピンクの煙が一筋昇るシーンでは寒イボが立ちました。

なお、三船敏郎といえば、有馬稲子主演『ひまわり娘』という作品(1953)で「弁慶さん」という役をやっているそうなのですが、この映画のことは何も知らない当方です。

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