NHK『あまちゃん』第23回

まさかの海女失格! ますます面白い『あまちゃん』三週目の『ヒロシです』」(エキサイト)を読んだ当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』の第23回めの放送を見ましたよ。

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第4週「おら、ウニが獲りてぇ」

アキ(能年玲奈)は春子(小泉今日子)の過去を探ろうと、彼女の少女時代の部屋に忍び込んだ。しかし、それを察した春子に見つかってしまった。

アキは怒られると思い身を縮こませた。しかし、以外にも春子は上機嫌だった。部屋を見渡した春子は、大笑いしながら懐かしがるのだった。そこにいると春子は昔の自分に戻ったような気分になった。アキに「ママ」と呼ばれるのに違和感を感じるほどだと言う。

春子はアキを夜の散歩に釣れ出した。行き先は漁港の灯台だ。そこは少女時代の春子(有村架純)が、嫌なことがあると逃げ込んでいた場所だ。「海死ね、ウニ死ね」、「東京」などの落書きが今でも残っており、故郷を忌み嫌い、東京に憧れていた昔の春子の様子がよくわかった。

春子とアキは、今のアキと正反対だと言って笑いあった。アキは北三陸が大好きで、東京には二度と戻りたくないと思っているからだ。春子はアキが東京に帰りたくないということを再確認し、思わず「よかった」とつぶやいてしまった。アキが聞き返すと、春子は何も言ってないと言ってごまかすのだった。

ふたりは和気あいあいで家に帰った。布団に入ると、春子はアキに長く深く潜るコツを教えた。人体の器官の中で、脳が最も多くの酸素を必要とする。考えれば考えるほど大量の酸素を必要とするのだ。翻って、素潜り中に考えるのをやめれば酸素の消費が抑えられるというのだ。普段からものを考えないアキは、それなら自分は得意だと言って大笑いするのだった。

翌日は、「本気獲り」の前日だった。本気獲りとは、海女漁の最終日に行われる、沖に船を出して精一杯ウニを獲るイベントだ。7月から9月末まで、海女はサービス業として観光客相手の漁をしなければならない。しかし、本気獲りの日だけは、自分や家族のためだけにウニを獲ってよいとされていた。別名「海女の口開け」と呼ばれる。ただし、乱獲を防ぐため、一家族からひとりしか参加できない。

アキは浅瀬ですらウニを獲ったことがなかった。しかし、どうしても本気獲りに参加したいと思った。そこでウニを獲って、自分が一人前であることを証明したいのだ。特に、安部(片桐はいり)への餞別の意味もあった。これまで、安部がウニを獲り、それを海中でアキに渡していた。そんな安部は今シーズンで引退する。彼女の海女最終日に、自力でウニを獲って見せたいのだ。

アキは一家族から1名という本気獲りのルールを知らなかった。だから無邪気に願い出たのだ。話を聞かされた夏(宮本信子)は、アキの願いを聞き入れた。許可しなくても、どうせ勝手に付いてくるだろうと思ったからだ。アキが参加すると聞いて、漁協長・長内(でんでん)らは驚いた。しかし、夏が許可したと聞くと、アキの傘下を認めざるを得なかった。

その日の放課後、ヒロシ(小池徹平)は話があると言ってアキを呼び止めた。ヒロシは深刻な様子だ。自分がアキのビデオを観光協会のウェブサイトに掲載したことで大騒ぎになったことを謝った。しかし、アキは客が増えて嬉しいと意に介してなかった。ヒロシは明日の本気獲りにも同行し、アキの様子を撮影するという。けれどもアキは、プレッシャーがかかるのでやめてほしいと断った。

ついにヒロシは、意を決して告白した。アキのことが好きだと真剣に告げた。

アキは大いに動揺した。異性から告白されるのは生まれて初めてのことであり、しかも相手は親友・ユイ(橋本愛)の兄である。いろいろな思いが去来し混乱した。様々な考えが頭をめぐる。脳で余計な酸素を使ってしまう。

アキは本気獲りの前の日になんてことを言ってくれたんだと怒り、ヒロシを突き飛ばして列車に飛び乗って家に帰った。その夜、アキは一睡もできなくなってしまった。

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眠れなくなったアキ(能年玲奈)は「ウニが1匹、ウニが2匹・・・」と数えます。それとそっくりのビデオクリップがおやすみ日本のサイトで公開されてますね。

アキと春子(小泉今日子)は、春子の昔話を通じて心の距離が近づきました。これまで少々よそよそしくもあった母子でしたが、気さくな友だち同士のような関係に変わりつつあります。アキが春子のことを「ママ」ではなく「はるちゃーん」とおどけて呼んでみたり。
なお、春子が隠したがっている過去というのは未だわからず。

一方、ヒロシ(小池徹平)は段階を踏むことなく、いきなりアキとの心の距離を近づけようとしたものだから大失敗。

『あまちゃん』ヒストリー(時系列表)
『あまちゃん』 つづく

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