NHK『あまちゃん』第49回

何年かぶりに Eric Clapton の “Layla” にグッと来ているとともに、今回初めて同曲の後半部分の良さをわかった当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』の第49回めの放送を見ましたよ。

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第9週「おらの大失恋」

アキ(能年玲奈)は種市(福士蒼汰)に告白した。しかし、種市はユイ(橋本愛)のことが好きで、彼女と付き合っていると言って断った。

アキにとって生まれて初めての失恋だった。自暴自棄になり、自転車に乗ったまま冬の海に飛び込んだ。無事に救助されたが、アキは何もかもが嫌になってしまった。誰とも口を聞かず、家に閉じこもり、翌日は学校を休んだ。

アキが種市に振られたということは、瞬く間に街中に知れ渡ってしまった。アキを救助した漁協に端を発し、大吉(杉本哲太)がみんなにメールで知らせたのだ。みんなはアキの味方であり、種市の株は一気に下がった。

ユイは種市に詰め寄った。けれども、種市は悪びれる様子がなかった。自分たちが交際していることを正直に話すことがアキのためだと言うのだ。それがユイの怒りに油を注いだ。ユイは種市の告白を受け入れたが、それは種市が東京に行った後に付き合うというのが条件だった。今はまだ付き合っていないと言うのだ。一方の種市は、東京へ行くのは1週間足らずなので、もう付き合っているも同然だと反論した。ふたりの見解は食い違った。

春子(小泉今日子)は過干渉にならないよう注意を払いながら、アキを気遣った。話したいことがあればいつでも受け入れる用意があるとアキに伝えた。はじめは殻に閉じこもってばかりいたアキであったが、少しずつ春子に話をはじめた。

アキは5日後に迫ったお座敷列車イベントに参加したくないと言い出した。今は歌ったり踊ったりするような気分ではないというのが理由だった。春子自身はアキのアイドル活動に元々反対だったこともあり、やりたくないならやらなくていいと答えた。ただし、アキの登場を楽しみにしている人もいるだろうと、一言つぶやいた。

アキは種市に告白したこと、そして振られたことを春子に話した。相手が誰であるかは伏せたまま、種市には好きな人がいて、すでに付き合っているのだと話した。春子は、その相手というのがユイではないかと勘づき、そのことをアキに尋ねた。

その時、ユイが家を訪ねてきた。

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ユイ(橋本愛)が種市(福士蒼汰)を捕まえて怒っているところは、街の人々に目撃されました。ふたりが付き合っている(予約をした)ことを知らない人々は、ユイがアキ(能年玲奈)のために怒っている姿を美しい友情だと讃えます。

ただし、ヒロシ(小池徹平)と水口(松田龍平)だけは、ユイの怒りはアキのためではなく、自分のキャリアのためではないかと予想していました。アキとのユニットが成功することが、彼女のキャリアの第一歩となるからです。ただし、今日の放送ではユイの本心は語られませんでした。

また、種市はヒロシに対して「お兄さん」と呼びかけました。ヒロシはその一言に違和感を感じました。種市とユイの関係は、アキが春子(小泉今日子)に伝えるのと並行して、ヒロシが最初に気付くという展開でしょうか。

『あまちゃん』ヒストリー(時系列表)
『あまちゃん』 つづく

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