NHK『あまちゃん』第69回

ちょうど20年前、僕が通っていた予備校でバレーボール大会が開かれ、生徒は好きな仲間とチームを作り、それぞれがチーム紹介ビラを作ったわけだが、予備校の中でもみんなの注目を集めるカワイコちゃん6人が集まって一つのチームを作ったというだけで大きな話題だったのだが、彼女らのチーム名がアメフトの49ersをもじって “69ers” だったことでたいへんな衝撃が走ったことを思い出す当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』の第69回めの放送を見ましたよ。

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第12週「おら、東京さ行くだ!」

アキ(能年玲奈)の決意に心を動かされた海女クラブの面々は、彼女の上京を応援するために観光協会に乗り込んだ。しかし、町の大人たちは、自分たちの利益ばかり追って、アキやユイ(橋本愛)を手放そうとしない。

ユイの父・功(平泉成)は多少の理解はあるものの、ユイに高校だけは卒業させたいと考えている。プロデューサーの荒巻(古田新太)からは夏休みの間に上京するように言われており、ユイはそれでは間に合わないと考えている。

春子は、頑なにアキの上京を拒んでいる。アキを利用して食い物にしようとしている大人は北三陸だけではなく、芸能界にもたくさんいる。アキがアイドルを目指せば、そういう大人たちに利用され、彼女が傷つくのが目に見えているからだ。

夏(宮本信子)は、大人たちが揃って自分の都合を押し付けていることで怒りを露わにした。アキとユイのおかげで町が盛り上がったのだから、このあたりでふたりに恩返しするのが筋であると主張した。強欲な大人たちの犠牲にせず、若者たちの夢を応援すべきだと訴えた。

夏の主張に、食ってかかったのは春子だ。高校時代の春子がアイドルになりたいと言った時には少しも応援せず、春子を観光海女として利用しようとする大人たちから守ってくれなかった。その事件を引き合いに出し、夏をやり込めようとした。春子と夏の対立は解消されず、話し合いはそこで終わった。

最後に、アキは自分を応援してくれる海女クラブに礼を言った。北三陸市に移り住んでよかったこと、地元の人々に出会えてよかったこと、みんなから叱られたり可愛がられたりしたことの感謝を述べた。そして、自分は大きく成長したと話した。今では心強い仲間であるユイもいる。だから東京に行っても心配はいらないと話すのだった。

その日の夜、スナック梨明日に集まった大人たちは、たくましくなったアキに感心していた。春子でさえ、アキの成長についてみんなに感謝した。しかし、春子はアキの上京を認める気にはなっていなかった。スナックの仕事を途中で切り上げ、家でアキを説得するつもりでいた。

春子がスナックを出て帰ろうとした時、いつのまにか水口(松田龍平)が店にいることに気づいた。水口は、オーディション無しでアキとユイを正式に事務所の所属アイドルにしたいと申し出た。事務所社長の荒巻が「海女~ソニック」の映像を見て、ふたりのパフォーマンスと観客の盛り上がりに感銘を受けたのだという。荒巻は、地元アイドルを集めたユニットGMT47を作ることを計画しており、すでに全国に16の地元アイドルグループを公認している。その一員にアキとユイの潮騒のメモリーズを加えたいというのだ。すぐにでも上京させてレッスンを受けさせたいというのだ。

春子は水口のことを一切信頼しておらず、怒りを露わにした。これから家に帰ってアキを説得するつもりであり、絶対に東京には行かせないと啖呵を切るのだった。

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家であぐらをかいているアキ(能年玲奈)の足の裏が見えてましたね。若くて健康的できれいな足の裏でした。足の裏フェチの当方としては、朝から眼福でございました。

それ以外は、東京に行く行かないのゴタゴタばかりで、ほとんど話が進んでないですね。

それを言えば、アキの足の裏が見えるのも、海女時代からずっと変わってないですけど。

『あまちゃん』ヒストリー(時系列表)
『あまちゃん』 つづく

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