NHK『あまちゃん』第148回

音痴のことを「うつろいやすい音程」、ハゲのことを「髪の毛の不自由な人」と呼ぶと書いたところ、ダンスの下手な人のことを「体が自主的に動く」と言うのだというコメントをいただいたわけだが、それは俺のダンス動画に対する挑戦だと受け取った当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』の第148回めの放送を見ましたよ。

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第25週「おらたち、いつでも夢を」

鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)は、東北支援のためのチャリティーライブを開催することを強引に決めた。はじめは呆れる春子(小泉今日子)だったが、鈴鹿が自分の音痴にけじめをつけようとする姿勢に胸を打たれ、協力することにした。春子が鈴鹿に歌の猛特訓を行い、会場の選定も春子が手伝うことになった。

チャリティーライブは岩手、宮城、福島で開催される予定となった。しかし、鈴鹿はその前に北三陸の海女カフェで歌うことを強く熱望した。そこで春子は、大吉(杉本哲太)らに連絡をとり、その旨を伝えるとともに海女カフェの現状を訪ねた。

北三陸の人々は、鈴鹿ひろ美がやって来ると聞き、大いに喜んだ。一方で、津波の被害によって海女カフェは壊滅しており、ライブ開催は不可能に思えた。再建には少なくとも2000万円ほどかかると試算されたが、それを捻出するあてがない。しかも、北鉄の全線運行再開や仮設住宅に住む人々への支援など、より優先すべき課題が山積みなのだ。町の人々は海女カフェ再建賛成派と反対派に別れ、口論が絶えなくなった。

アキ(能年玲奈)は海女カフェの再建を自分の目標だと考えていたが、人々の殺伐とした雰囲気に心を痛め、途方に暮れてしまった。何もできないまま、瓦礫が散乱したままの海女カフェで感傷に浸るばかりだった。

アキが海女カフェで呆然としていると、ヒロシ(小池徹平)、勉(塩見三省)、水口(松田龍平)、種市(福士蒼汰)がやって来た。瓦礫の撤去を業者に頼むと金がかかりすぎて無理だが、せめて自分たちの力でできる限りのことはしようと言うのだ。全て人力で海女カフェの掃除を始めた。そして、まだ完璧には程遠かったが、ライブができそうな目処が立った。

それと前後して、北三陸市長・足立功(平泉成)の尽力で、北鉄の復興予算を獲得することができた。全線復旧には足りなかったが、7月1日の海開きの日に、北三陸-畑野間の運行を再開することとなった。それは北鉄の営業開始記念日(1984年7月1日)でもあり、町の人々の喜びもいっそう大きかった。

それに合わせて、7月1日にはアキとユイ(橋本愛)の潮騒のメモリーズによるお座敷列車イベントも開催されることとなった。

アキは鈴鹿に北三陸の様子を報告した。そして、北鉄運行再開の前夜祭として、6月30日に鈴鹿のライブを行うことが決まった。

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「復興」と一言でいうけれど、現地の人々にはそれぞれの思惑があって、足並みが揃わないこともあるのだなあと、改めて思いました。仲の良かった北三陸の人々が言い争いになる姿がちょっと悲しかったです。

しかし、そこはファンタジーの世界なので、最終的には「みんなでがんばろー」的にあっという間に協力体制が整って、あっという間に海女カフェの片付けも終わったわけですが。

海女カフェの瓦礫の中に佇むアキ(能年玲奈)の目の前に、若い春子(有村架純)の幻影が現れました。幻影の春子は、アキの「潮騒のメモリー」の汚れたジャケットをアキに手渡します。するとヒロシ(小池徹平)たちが突如現れて、片付け作業を初めます。
若い春子の出現が何を暗示していたのか、僕にはよ~わかりませんでしたが、まぁファンタジーとしてそれはそれで良いのだと思っておくことにしました。

さて、そんなわけで、今日のまとめ記事はサラリと書き終わったので、遅刻することなく札幌での学会1日目には参加できそうです。問題は、朝一のセッションで発表のある明日なんですが。明日のあさイチのゲストは能年玲奈さんだし。

『あまちゃん』ヒストリー(時系列表)
『あまちゃん』 つづく

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