NHK『あまちゃん』第151回

泣いても笑ってもあと6回だなあと思う当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』の第151回めの放送を見ましたよ。

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最終週(第25週)「おらたち、熱いよね!」

北三陸でのチャリティリサイタルに向けて、鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)が関係者に無断で先に現地入りした。それを追いかけて、彼女のプロデューサーであり夫である荒巻(古田新太)が追いかけてきた。ごく一部の関係者しか知らないことだが、鈴鹿は無類の音痴だ。荒巻はそのことが心配でならないのだ。一方で荒巻は、観客の前で鈴鹿の音痴が露呈し、プライドが傷つけられることで彼女が一歩成長するのではないかと期待も寄せていた。

荒巻はスナック梨明日でユイ(橋本愛)と初めて会った。以前からユイに注目していた荒巻は、やっと対面が叶ったことを喜んだ。しかしユイは、憧れだった大物プロデューサーの前で極度に緊張してしまい、我を失った。荒巻が鈴鹿との話に気を取られている隙に、店を抜けだし、駅舎のトイレに篭ってしまった。

そんなユイを、アキ(能年玲奈)と水口(松田龍平)、そして荒巻が追いかけた。荒巻は、ユイに東京でアイドルになることを勧めた。既にユイは二十歳になっており、アイドルとしてデビューするには今がラストチャンスだと説得したのだ。しかしユイはそれを断った。トイレから姿を現し、自分は北三陸を出るつもりはないと言い切った。東京も北三陸も同じ日本であり、自分は地元アイドルとして一生を北三陸に捧げるというのだ。荒巻はそれ以上食い下がることなく、ユイの希望を受け入れてやることにした。

荒巻と水口は、しばしふたりきりで話をした。水口によれば、鈴鹿はアキに出会って変わったという。当初は、アキを鈴鹿の付き人にすることで、アキが変化することを期待していた。しかし、結果は逆になり、アキは全く変わらなかったのに鈴鹿がすっかり変わってしまったと話すのだった。

その話を受け、荒巻は水口も変わったと指摘するのだった。東京でアイドルを育てることを夢見ていたはずの水口が、今ではアイドル育成よりも、北三陸で琥珀を掘ることに熱中しているようにみえるというのだ。水口は、自分が見つけた琥珀を荒巻に見せた。それは、8500万年前のアリが琥珀の中に閉じ込められた、珍しいものだ。水口は、それをユイになぞらえた。中心にあるアリがユイであり、周囲の琥珀がユイの「田舎意識」なのだという。ユイは派手に注目を浴びることはなかったが、「田舎意識」に守られ、永遠に色褪せないだろうと豪語するのだった。
ただし、水口の比喩は荒巻に通じなかった。水口も、興奮したせいで、思ってもいない滅茶苦茶な話を展開したことを認めるのだった。

水口は、荒巻と鈴鹿を海女カフェに案内した。荒巻は、手作り感溢れる内装を皮肉交じりに褒めた。雑で野暮ったい作りだが、地元の人々の愛情が込められていて、プロには真似できない絶妙な仕上がりだというのだ。当初、海女カフェの設備に期待していなかった荒巻は、多額の寄付をするつもりで北三陸へ来た。しかし、現場を見てそれを取りやめた。海女カフェの温かい雰囲気をそのまま残した方がいいと思うからだ。

現地視察を終えた荒巻は、そのまま東京へ帰っていった。

東京へ帰った荒巻は、海女カフェの内装には口出ししなかったが、最新の音響設備を導入してくれた。
そしてなんと、事前の相談なく、6月30日に海女カフェで自分と鈴鹿の結婚披露宴をすると決めてしまった。急にFAXで通知され、春子(小泉今日子)はひどく驚くのだった。
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鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)と荒巻(古田新太)の内縁関係は20年位上に渡っており、これまでも何度か正式に結婚しようと思っていました。根っからのプロデューサー気質である荒巻は、自分たちの結婚式も大イベントにし、テレビ中継しようと常々計画していました。しかし、強力な裏番組と放送時間がかぶるなどといった理由でこれまでは挙式しなかったのです。
それが今回、ついに大々的にやることになったわけですね。海女カフェにテレビ局も呼んで生中継するという話になるんでしょうか。

さて、残り1周間の放送ですが、鈴鹿ひろ美の「潮騒のメモリー」で引っ張るつもりなんでしょうか。彼女が本当に歌うのかどうか、歌うとしたら音痴問題はどうなるのか、という話で展開するんでしょうね。
そして最後に潮騒のメモリーズZがお座敷列車イベントを行って、大団円でしょうか。

『あまちゃん』ヒストリー(時系列表)
『あまちゃん』 つづく

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