NHK『あさが来た』第11回

「なんかほんとやべぇ。近頃めっきり起きれない。あさが来ねぇ・・・。」とボヤきながら、変な時間にまとめ記事を投稿する当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あさが来た』の第11回めの放送を見ましたよ。

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第2週『ふたつの花びら』

あさ(波瑠)とはつ(宮﨑あおい)の嫁入りの日が刻一刻と近づいてくる。
姉妹が家族と共に過ごせる時間も限りが見えてきた。当時は、よほどのことがなければ、嫁は実家に顔を出すことなど許されなかった。大坂に行ってしまえば今度いつ会えるかわからない。大坂に住むあさとはつですら、気軽には会えなくなってしまう。

父・忠興(升毅)は、あさとはつに嫁としての心構えを再度言い含めた。しっかりと腹を据えて嫁ぎ先の家を守ることが大事な努めであり、二度と帰ってこない覚悟で行けと話した。
昔なら、自身の自由を奪われることに猛反発したあさであったが、近頃では表立って反論することはなくなっていた。多少は成長して自分の運命を受け入れることができるようになったことと、新次郎(玉木宏)への恋心があったからだ。

嫁入りするふたりには、それぞれ女中が付き添っていくことになっている。あさには年少のふゆ(清原果耶)が、はつには年長のうめ(友近)が従うことに決められていた。
はつは、うめと仲が悪いわけではないが、あさとうめが一緒に行くのがいいと考えていた。あさは幼い頃からうめと特に気が合ったし、まだ精神的に幼いあさには精神的に成熟したうめの手助けが必要だと思うからだ。
はつは、母・梨江(寺島しのぶ)にそのことを頼み込んだ。この家での最後のわがままを聞いて欲しいと懇願した。めったにわがままを言わないはつの珍しい様子に、母・梨江は応じるしかなかった。

嫁入りの2日前、新次郎とその父・正吉(近藤正臣)が今井家を訪ねてきた。
それはなんの前触れもなく、早朝にわざわざ船に乗って大坂から京都までやって来たのだ。しかも、ふたりの姿は憔悴しきっており、いつも明るく朗らかなはずの新次郎の顔も青ざめて無表情だった。

新次郎の父・正吉は深く頭を下げ、あさと新次郎の結婚を延期して欲しいと頼み込んだ。
長男の正太郎(木内義一)が結核のため、10日前に死んだ。そのため、今は嫁を受け入れられる状況ではないと言うのだ。

今井家では、正太郎の病気のことを知らず、全くの寝耳に水だった。
むしろ、そのような大変な時期にわざわざ知らせに来てくれたことに恐縮した。結婚の延期も受け入れた。

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あさ(波瑠)とはつ(宮﨑あおい)のお付女中の入れ替えの件。

それぞれのお付きを決めたのは、父・忠興(升毅)だった。それを聞いた母・梨江(寺島しのぶ)もあさのことを心配し、あさにうめを付けようとした。母は父にそう言ったのだが、父は頑として聞き入れなかったという経緯があった(確か、一昨日くらい)。
そして今日、はつが女中の入れ替えを母のみに相談した。母はそもそもはつと同じ意見で、それを父に言って拒絶されているわけである。ということは、はつの願いも父によって却下されるに決まってると思うのだけれど。。。
父は「はつがそこまで言うなら」と言って、受け入れるのかなぁ?

この調子だと、明日ははつの嫁入りみたいだし(先週の予告からの予想)、女中入れ替えについて劇中で語られることはなさそうだ。今日のやり取りだけで決定ということか?

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