NHK『あさが来た』第77回

昨日、同僚の人から年末年始の予定を聞かれ、「ギター弾きまくる」とだけ答えたら呆れられた当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あさが来た』の第77回めの放送を見ましたよ。

* * *
第13週『東京物語』

大久保利通(柏原収史)が暗殺された。

大阪へ帰るために駅に向かっていたあさ(波瑠)は号外でそれを知った。すぐに五代(ディーン・フジオカ)のことが心配になった。五代と大久保は大の親友だからだ。

あさは、大阪で自分の帰りを待つ家族のことを思うと予定通り帰るべきだと思った。しかし、五代のことも放っておけない。
迷った末、うめ(友近)だけを先に帰し、自分は1本後の汽車で帰ると約束し、五代の所へ向かった。

その頃、加野屋ではふゆ(清原果耶)に縁談話が持ち上がっていた。彼女の実家が話をまとめ、加野屋に手紙で知らせてきたのだ。

相手の男は、元々は草履屋をやっていたが、最近は洋傘の商いをはじめ、かなり儲かっているという。
相手はふゆのことを紹介された時、一度姿を見てみたいと思い、加野屋に覗きに来た。すると、ふゆが想像以上に美人だったので気に入った。ふゆのことを忘れられなくなり、一度だけのつもりが、何度も様子を見に来るようになった。そのうちに、ふゆの勤勉さも知るようになり、ますます惚れたのだという。

ふゆは、よの(風吹ジュン)からそのことを聞かされるも、突然のことにどうしていいかわからなくなった。

新次郎(玉木宏)は、番頭・亀助(三宅弘城)がふゆに惚れていることを知っている。そこで、彼にだけは先に事情を話してやった。そして、せめて自分の思いだけは伝えてはどうかと亀助に助言した。
しかし、亀助は拒絶した。ふゆにとってめでたい話が来た時に、自分の好意を伝えることは無粋だと言うのだ。自分はふゆの兄貴分を自認しており、彼女が幸せになるならそれで満足だと虚勢を張るばかりだった。


あさは五代の事務所に着いた。
五代は一人で酒を飲んでしたたかに酔っていた。

五代のひどく悔いていた。
大久保からは何度も政府で働くよう要請されていたのだが、彼は大阪にこだわって断り続けた。もし自分が要請を受け入れ、大久保のそばで働いていれば、暗殺事件も防げたのではないかと言うのだ。自分が大久保を守りきれなかったことを激しく後悔していた。

その言葉を聞いたあさは否定した。
大久保のそばにいなくても、五代は彼の支えになっていたと説いた。離れていたからこそ、互いに励みになったという一面もある。それこそ、ふたりが「心の友」であった所以であると話した。あさは、大久保と五代が一緒にいた時、大久保が真っすぐで偽りのない顔をしていたのと見たという。あれこそが大久保の真の姿であり、信頼できる人だと思ったと伝えた。
あさは、大久保の施策や人柄を忘れないと誓った。彼の遺志は、五代と共に自分が受け継ぎ、将来の大阪や日本を支えていきたいと語った。

五代はあさに抱きついた。
あさは身を任せた。
* * *


悲嘆にくれる男が酒を飲んで酔い、そこに自分が好意を寄せている女が来たら、そりゃ誰だって抱きつくに決まってるわな。
基本、草食系男子と言われてる俺でもするわ。
そういうわけで、女子の皆さんは気をつけましょう。

ていうか、あさ(波瑠)は子持ちとはいえ、まだまだそこら辺の経験が足りなかったってことなんでしょうね。実質、新次郎(玉木宏)以外の男も知らないわけだし。

五代(ディーン・フジオカ)に抱きつかれて、どうしていいかわからなくなった時の波留の演技が良かったですね。
しょぼくれて酔って抱きついてくる男の扱いに慣れてる女だったら、即座に突き放すか、自分も背中に手を回して優しく抱き返す。
けれども、今日のあさは、腕が所在なげに変な位置にあった。その変な位置ぶりがすごく良かった。

むしろ、最後の最後で、ポンポンと五代の背中を叩いて慰めはじめたところで、なんかちが~うとがっかりしてしまった。
もっとこう、男女関係の機微の分からないあさが見たいんだ。商売は一人前だけれど、人間関係は半人前というのがあさの人物造形だと僕は思うし。

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