NHK『あさが来た』第97回

テレビをつけたら全国各地の雪の模様が報道されていたのに、うちの周りは全く雪が降っていなくて、なんだか疎外感を感じつつ、雪に見舞われた地方の皆様は事故のないよう気をつけてくださいと申し上げる当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あさが来た』の第97回めの放送を見ましたよ。

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第17週『最後のご奉公』

和歌山からはつ(宮﨑あおい)が訪ねてきた。
山王寺屋の先代の三十三回忌のお参りのため大阪に来たのだという。長男・藍之助(森下大地)と姑・菊(萬田久子)が一緒だった。これまでも何度か大阪には来たかったのだが、眉山家が和歌山で行っているみかん栽培は1日たりとも休むことができない。今までは余裕がなかったのだが、なんとかやりくりして3人だけ来たのだという。

あさ(波瑠)とはつは10年ぶりの再会だった。

昔は気難しかった菊だが、今やすっかり気のいい老婆になった。
現在の境遇を受け入れ、孫を学校に行かせるため、農作業に精を出しているなどと笑いながら話すほどである。一方で、卑屈になるばかりではなく、自分の昔からの特技を活かして、庄屋の奥さんに琴を教えていることなどを話した。
よの(風吹ジュン)ととても話が合い、楽しそうにしていた。

藍之助は小学校を出たばかりだが、好奇心旺盛な子供に育っていた。
一時もじっとしていることがなく、加野屋の家中を見て回った。世が世なら、藍之助も山王寺屋の跡取りとして、両替商で仕事をしていたはずである。加野屋の店構えを興味深く見て回ると共に、父・惣兵衛(柄本佑)の過去の姿に思いを馳せるのだった。

10年ぶりのはつには、大きく変わったところがあった。
昔はお淑やかで物静かなはつだったが、今やまるで肝っ玉母ちゃんという風情だった。一時もじっとしていない藍之助を大声で怒鳴りつけるのだ。以前のはつの姿しか知らない加野屋の面々は目を丸くした。
はつは、やんちゃな男の子を2人も育てていたら自然にこうなってしまうと言って笑うのだった。

一方、そうやって優しく笑いながら話す姿は昔のはつのままだった。生まれつきの上品さは一向に失われていなかった。

千代(鈴木梨央)は、自分のおばにあたるはつと初めての対面である。
いつもみかんを送ってくれる人だと認識はしていたが、初対面に身を固くした。はつが優しく話しかけ抱きしめてくれたけれど、千代は何も話すことができず逃げていってしまった。その後も、遠巻きにはつを盗み見るだけだった。

千代は、外見はあさそっくりだが、内面はあさと正反対の少女に育っていたのだ。
あさが千代と同じ年の頃は、男の子を追いかけ回したり、木登りをしたり、カエルやヘビを捕まえて遊んでいた。しかし、千代は人形遊びやままごとばかりしていて、模様のきれいな千代紙や端布を集めるのが好きな少女である。

千代は、自分の母とは違って、優しそうなはつに憧れた。
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久しぶりに宮﨑あおいさんがたっぷりと出てきて、僕は満足です。癒やされました。ありがとうございます。

一生に一度でいいから、宮﨑あおいさんのおっとりとした関西弁で怒鳴られてみたいものです。

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