NHK『あさが来た』第114回

オトナ扱いされているのか、コドモ扱いされているのかよくわからない当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あさが来た』の第114回めの放送を見ましたよ。
2016-02-13 09.27.42

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第19週『みかんの季節』

成澤泉(瀬戸康史)は、強引にあさ(波瑠)との面会を取り付けると、一方的に自分の意見をまくし立てた。

成澤はアメリカに留学していたことがあるという。加野銀行が女子行員を雇っている噂はアメリカにまで伝わっていたという。現金の取り扱いを女子にやらせるなど、これまでは常識はずれなことである。成澤は、どうせ客寄せに過ぎず、店の中で掃除でもさせているのだろうと思ったという。
しかし、帰国して様子を見に来たところ、成澤の予想はいい意味で裏切られたのだという。女子行員たちは接客の礼儀作法のみならず、計算も間違いなく行っている。店を華やかに見せる効果があるが、決して目立ちすぎることなく、各自が人格を持ち業務を遂行している。

成澤は、誰がここまで教育したのかが気になり調べた。すると、教育者はあさであることがわかり、ここでも女性が活躍していることに感銘を受けたのだという。

そこまで一方的に話すと、成澤は倒れてしまった。貧乏で3日間何も食べておらず、栄養失調になっていたのだ。店でしばらく休ませた後、行員に家まで送らせた。
その後調べてみたところ、成澤は女子行員・ハト(加藤千果)の通っていた女学校で教師をしていたことがあると判明した。その後、自身の夢をかなえる為、留学等で金を使い果たし、妻に愛想を尽かされ、今は貧し家で暮らしているという。

加野銀行でそんな騒動があったとき、新次郎(玉木宏)はひとりで京都の千代(小芝風花)に会いに来ていた。
千代はすっかり女学校に馴染み、寄宿舎で同室の田村宣(吉岡里帆)とはすっかり親友になっていた。今や互いに冗談を言い合って笑い合う仲だ。宣は新次郎に会うのは初めてだ。宣は、あさについて書かれた記事や千代からの話で新次郎のことはおおよそ知っていたが、実際に会って見ると想像以上に素敵な男性であり父親だと思った。宣はすっかり新次郎のことも気に入った。

新次郎は、千代にあさのことを話した。
新次郎はあさのことを尊敬し、彼女の生き方を認めているという。しかし、全ての女性があさのようになるべきであるとまでは考えていないという。ましてや、あさ自身も自分の生き方に迷っている節があると話した。あさは、千代と同じように、はつ(宮﨑あおい)のような女性になることに憧れている部分があるという。しかし、今の自分にはこの道しかないと思って前を向いて進んでいるのだと話した。
あさは、千代に家業の手伝いをして欲しいと考えているが、それも確固とした意見ではなく、今でも迷っているのだと明かした。
千代は、あさの意外な一面を知った気がして驚いた。

それからしばらくして、成澤がまたしてもやって来た。
成澤は女子教育を普及したいと考えていると語った。そのためにあさに力を貸して欲しいというのだ。

成澤はアメリカで女子教育について学び、日本の女子教育の歴史についても詳しかった。
明治維新後、女性の地位向上が語られるようになった。明治3年には横浜のヘボン療養所で日本初の女子教育が行われた。その翌年には、5人の女子がアメリカに留学した。東京や京都に女学校が作られ、明治8年には官立女子師範学校が開校した。
女子教育はめまぐるしく発展している。

しかし、成澤によれば、日本では女子に対して門戸が開かれていない物がある。それは女子大学校だ。
成澤は女子大学を作りたいと思っている。その設立のため、あさに賛同して欲しいというのだ。

あさは成澤の言うことはもっともだと思った。
しかし、成澤の身なりのみすぼらしさを見ると、単なる妄想に過ぎないと切り捨てた。彼のみすぼらしい身なりを見るにつけ、彼に理想を実現する実力はないと判断したのだ。あさは成澤を追い払おうとした。

食い下がる成澤は、自分が書いたという女子教育に関する論文原稿をあさに手渡した。それを押し付けると、成澤は帰っていった。

その夜、あさはとりあえず原稿を読んでみた。
すると、想像以上に立派な意見が述べられていた。あさは何度も読み返した。読み返すたびに涙があふれた。
この世にはなんと素晴らしいことを考える人がいるのかと感動したのだ。

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ハト役の加藤千果さんにセリフがあってよかったです。
あのちょっと変な声、すごく萌えます。

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