NHK『あさが来た』第119回

フクロウちゃん(花粉症歴10年以上)に「今日もいっぱい花粉が飛んでますねー。木公さんも花粉症デビューしちゃいましょうよ。今日なんて目が腫れてるじゃないですか!インディーズの時代は終わりです、病院で血液検査を受けてメジャーデビューしましょう!!」とニコニコ顔で言われて切ない当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あさが来た』の第119回めの放送を見ましたよ。

* * *
第20週『今、話したい事』

大隈重信(高橋英樹)が賛同したことで、あさ(波瑠)は東京で多くの賛同者を得ることができた。女子大学校設立へ向けて大きな弾みがついた。

喜んで大阪に帰ってきたあさであるが、大阪では大問題が発生していた。あさと加野銀行に関する悪い噂が流布していたのである。
あさは加野銀行の儲けを女子大学校につぎ込んでいるが、それが成功する見込みはない。莫大な投資が加野銀行の経営を圧迫し、銀行が倒産し、預金が返ってこないおそれがあるという噂である。このため、加野銀行には預金解約を求める人々が大勢詰めかけた。

頭取・榮三郎(桐山照史)、支配人・山崎(辻本茂雄)はこれまであさに対しては一目置いており、あさにやることにほとんど口出しはしなかった。しかし、今回の事件だけは重く見て、騒ぎが収まるまであさは表に出ないよう命じた。
根も葉もない流言ではあるが、事態は深刻である。新次郎(玉木宏)もあさを庇うことができない。あさは従うしかなかった。

あさは家の中でふさぎ込んでいた。そこへ、数日前から帰省している千代(小芝風花)が声をかけた。女学校卒業後の進路についてあさと相談したいのだという。
しかし、大阪での騒ぎに頭を痛めているあさは、まともに取り合う気力がなかった。千代は千代の好きなようにすれば良いと、力なく答えただけだった。

あさが真剣に取り合わなかったので千代は傷ついた。
あさにとって自分は足手まといであり、生まれてこなければよかったのだろうと怒鳴った。自分がいるせいであさは商売や学問に集中することができないに違いないと断じた。あさが自分に興味が無いのなら、自分は卒業後は好きな様に生きると宣言した。

その言い分にあさは気分を害した。
自分は千代のことを足手まといだなどと思ったことは一度もないと激しく反論した。むしろ、千代の相手をしてやれず申し訳ない気持ちでいっぱいだったと弁解した。千代に満足に乳を与えることもできず、千代が初めて言葉を喋ったり歩いたりした時も仕事で家を空けていた。それをとても残念に思い、辛かった話した。それでも、全ては娘のためだと思えば仕事にも精が出るのだと説明した。

あさの弁解も千代の耳にも届かなかった。
千代の立場からすれば、あさは常に娘より仕事を優先しているようにしか思えないのだ。あさがどれだけ話しても千代は受け入れなかった。
最後には互いに涙ぐみながら言い争い、物別れに終わった。

そんな折、萬谷与左衛門(ラサール石井)がまたしても加野銀行にやって来た。何度も融資を頼みに来るのだが、酒ばかり飲んで担保のあてのない萬谷に金を貸すわけにはいかず、毎回追い返している。

今日も追い返そうとしたところ、萬谷は大声でわめき始めた。加野銀行はあさが女子大学校に莫大な投資をするので直に潰れる、預金は早く引き出すべきだと叫んだ。周囲の客たちは不安になった。
さらに萬谷は、女子への教育は全くの無駄だと言いふらした。女にできることは男を悦ばせることくらいだなどと卑猥な発言をしながら、加野銀行の女子行員たちを追い回した。あさから学んだことを見せてみろというのだ。

普段は温厚な新次郎であるが、この時ばかりは激昂した。
新次郎は、男が女に乱暴することと、的はずれなあさの悪口を言うことだけは許せないというのだ。
萬谷を力づくでねじ伏せ、追い払った。

あさは、千代と和解したいと思った。
外出した千代を家の前で待ち構え、声をかけようとした。

その時、萬谷が再び姿を現した。
自分が冷遇されている仕返しとして、包丁であさの腹部を刺して逃走した。
あさはその場に倒れた。
* * *


千代(小芝風花)は母・あさ(波瑠)から愛されていないと思っており、あさはその誤解を解こうとしているわけである。
その矢先にあさは萬谷(ラサール石井)に刺され、その現場を千代が目撃した。

この事件が母子の和解のキーになるのか、ならないのか。
これがきっかけで和解するとするなら、どういう話の展開になるのか予想がつかない。

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