NHK『あさが来た』第122回

2016年4月15日(金)よりTBSラジオで「有馬隼人とらじおと山瀬まみと」(放送時間8:00-11:00)という新番組が始まるという情報をゲットした当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あさが来た』の第122回めの放送を見ましたよ。

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第21週『夢見る人』

あさ(波瑠)の回復ぶりは医者も驚くほどだった。生死の境をさまよったにもかかわらず、意識を取り戻したその日のうちに体を起こして食事が摂れるほどだった。

病院や銀行には多くの人々が見舞いに訪れた。
しかし、あさを刺した萬谷(ラサール石井)が捕まらないうちは大事を取って身内以外の面会を全て断った。見舞客への対応と説明は、九州から駆けつけてきた亀助(三宅弘城)があたった。

あさは病室に集まった見舞いの花を見て、まるでお通夜のようだと軽口を叩いた。まるで自分の葬式のようだというのだ。
あさの怪我のために千代(小芝風花)は長い間女学校を休んでいる。あさはもったいないことだと言い、自分の心配はせず、千代に京都の女学校へ戻るよう話した。

千代は、あさが悪い冗談を言ったり、心配して付き添っている自分が邪険にされることに腹を立てた。あさが眠っていた時はいつ死ぬかと取り乱していたが、今のあさの様子を見ていると気持ちがすっかり冷めてしまった。あさに対して以前のように喧嘩腰で話すようになった。
あさは無神経で無鉄砲であり、デリカシーが無いと罵った。刺されておとなしくなるくらいがちょうどいいと言い捨てて病室を出て行ってしまった。
あさは、全て冗談で、柔らかい心を持って笑って生きていくための方便だと弁解しても聞く耳を持たなかった。

病室を出た千代は、花瓶の水を変えるために給湯室へ向かった。そこには、リンゴを切っている大学生(工藤阿須加)がいた。
特に彼に対して関心のない千代であったが、彼が手にしている果物ナイフを見るとあさの事件を思い出して恐ろしくなった。手にした花瓶を落として割ってしまった。
騒ぎを聞きつけたよの(風吹ジュン)に助けられ、千代はその場を去った。

その日の夜、「アサキトク」とだけ電報で知らされたはつ(宮﨑あおい)と惣兵衛(柄本佑)が慌てて加野屋にやって来た。
はつはあさの様子を見てすぐに帰るつもりでいた。しかし、あさの命に別状はないと言うだけで、よのは話せば長くなると言って泊まっていくように勧めた。ちょうど加野銀行で働く息子・藍之助(森下大地)とも久しぶりに会えたことだし、話をするのにちょうどいいというのだ。
はつは、押し切られて泊まることにした。

その夜、病院では千代と新次郎(玉木宏)が付き添うことになった。
病室という状況ではあるが、久しぶりに親子3人の夜だった。

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まとめ記事ではサラリとしか書きませんでしたが、あさ(波瑠)が病室で冗談ばっかり言って笑っているのは、夢の中で祖父・忠政(林与一)から「笑っていろ」って言われたからなんですよね?
あさは目覚めた時に夢の内容はすっかり忘れてしまっていたそうですが、無意識のうちに笑おうとしているってことなんですよね?

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