ラブ・ストーリーは突然に: 東海道五十三クリング(26) -あれから5年-

まだ本州は梅雨明け宣言されていないようだけれど、今日の京都府はまあまあ天気がよかった。少し雲は出ていて、空の色も淡かったけれど、気持ちの良い空模様だった。

5年前の今日、僕は東京の真ん中にいた。1週間の休暇で、自転車を担いで午前7時に日本橋に立ったのだった。僕の記憶している限り、当日は雲一つない晴天で、空は真っ青だった。
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想い出がいっぱい: 東海道五十三クリング(25) -スタートから1年-

すっかり忘れていたのだけれど、去年の自転車旅行からちょうど1年経った。
去年の7月11日午前7時ころ、僕は東京日本橋にいた。そして、その日の夜は箱根湯本に泊まったその日のtwitterのログ)。
3日目には大きな迷子や、小さな恋の予感があったりして、6日後には無事に京都三条大橋に到着したのだった。しかし、到着後は無事じゃなかった。

しんどかったけど、楽しかったなぁ。
今年は自転車旅に出かける予定はないが、またどこかに冒険に出たい。

その後、愛車には3回くらいしか乗ってないけど、ちゃんと一緒に住んでる。

マイ愛車。ちなみにFSSではアイシャ・コーダンテが好き。

Born to be Wild: 東海道五十三クリング(24)

今日、東海道五十三クリングの凱旋報告と愛車のメンテナンスのため、自転車を購入したちばサイクルに出かけた。

もちろん、自転車に乗車して向かった。中1日で筋肉痛の体には、ちょっと辛い片道16kmだった。
いつも(自転車旅行の1週間)と変わらないのは、道に迷う癖だった。数回行っている店なのに、行きも帰りも見事に道に迷った。帰りなんて、ちゃんと測ってないけど30kmくらい走ってしまったんじゃないかと思う。本当に参った。

それはさておき、ちばサイクルの担当のHさんが笑顔で迎えてくれ、早速僕のシャア専用TREK 7.3FXの調整を行ってくれた。出発前から、「帰ってきたら、絶対に自転車の様子を見せに来ること」と約束させられていたのだ。強引かつ親切にアフターケアをやってくれるお店で自転車を買ってよかった。

ところが、僕の自転車を見るなりHさんの顔が曇る。とても不審がっている様子なのだ。




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小指の想い出: 東海道五十三クリング(23)

そのチャランポランな衣類や風貌、向こう見ずで緩んだ行動傾向などから、当方は大学生か大学院生なじゃないかと思われることがよくある。しかし、すでにアラフォーのおっさんだ。

その証拠に、1日遅れで筋肉痛に襲われている。
16日(土)に、5泊6日の東海道自転車旅行を終えた。それから1日遅れて筋肉痛で全身がだるい。


その間、体が辛くて走れないという日は1日もなかった。精神的に参ってしまって足が止まったことは一度だけあったが(大迷子の後、掛川で意気消沈)、それ以外はとても快調だった。
ゴールの日は、京都でほとんど休むこともなく、新幹線と電車でとんぼ返りした。15kgほどある自転車を輪行袋に入れて電車に積み込むのは大仕事だったが、それでも何とかなった。
ゴールの翌日(昨日)は、一日中休養するはずだったのに、午前中にゴソゴソと起きだして、箱根峠のおさらいに行ってきた。さすがに自転車ではなく、自動車だったが。それでもカーブと急斜面の連続はエンジンが苦しそうだった(車載映像)。

さて、まだ夏休みは残っているし、何をして遊ぼうかな・・・と思っていたら、今日になって酷い筋肉痛に襲われている。
なかなかベッドから起き上がることができなかった。先週1週間は毎朝4時おきだったのに、今日は9時半まで眠っていた。実に5時間半も余計に寝ている。
体を動かすのが大義で仕方がない。




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夏の終わりのハーモニー: 東海道五十三クリング(21) -最終日-

これからここに書くことは、どれも嘘っぽいが本当にあったことである。
これが嘘なら嘘でいいけれど、それならば時間を巻き戻して欲しい。
せめて、昨夜22時に。



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太陽がくれた季節: 東海道五十三クリング(20)

最終日の朝です。
今日は亀山宿を出発し、午後には最終目的地の京・三条大橋に到着する予定です。

夜が開けました。
これまでの5日間は日照り続きだったのですが、今日だけは曇り空です。
もうここまで来たら、とことんまで太陽に付き合ってやろうと思っていただけに、少々残念です。

鈴鹿に雲がかかる

これから登る鈴鹿峠の方を見ると、低い雲に包まれています。
現地の気温は低いかもしれません。暑いのは平気な質ですが、寒いのは大嫌いな僕なので、ちょっと先行きが不安になります。主に雨対策として新調したウィンドブレーカーの出番がこれまで一度もなかったのですが、今日は鞄から取り出しやすい位置に収納して向かいたいと思います。
雲のガスの中に突入すると、視界がものすごく悪くなるでしょう。自分で道が見えなくなることももちろんですが、自動車の運転手からも僕の姿が見えにくくなります。そのために接触事故が起きやすくなると考えられます。LEDのテールランプがちゃんと点くか念入りに点検してから出発したいと思います。

もちろん、危険を感じたらその場で足を止めたり、引き返したりする慎重さもしっかり準備して出発したいと思います。

永遠にアムロ: 東海道五十三クリング(19) -5日目-

本日は、岡崎宿(38番)から亀山宿(46)まで移動。約93km。本当は関宿(47)まで行く予定だったのだが、そこには適当な宿がなかった。だから、一つ前でストップした。
そして、明日の夕方には京都に到着しそうだ。

* * *


今夜宿泊するカンデオホテルズ亀山は、亀山と関とのちょうど中間あたりだ。気分的には関宿に泊まったような気分になっている。

ネットで調べたら、朝食が付かない代わりに最上階の部屋(ベッドも大きい)が与えられるという宿泊プランがあったので即座に決めた。
さらに、僕がどこから来てどこに行くのか一切言っていないのに、ちゃんと鈴鹿の山が見える部屋をあてがってくれた。鈴鹿峠は、東海道において箱根に次ぐ難関だと言われている。僕もちょっと緊張しているのだが、興奮もしている。部屋から鈴鹿の山々を眺め、気分を盛り上げている。
なお、地理に暗い僕は、どこが峠だか知らない。唯一分かっているのは、右に見える道路は明日の朝僕が走るということだけだ。

客室からの風景

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宿無し: 東海道五十三クリング(18)

5日目の朝。
何かと心配事の多い朝となった。自分の雰囲気があんまりよくない。

今日からいわゆる「休前日」である。しかも、18日(月)が海の日なので、明日から3連休である。ホテルが取れるかどうか不安になってくる。
毎日、実際にどこまで走れるかわからないので、いつも目的地直前でネットでホテルの予約をしている。今日もそのパターンで宿が取れるといいのだが・・・と考えると不安になってくる。
さすがに一日に100km弱走った後に野宿やネットカフェっつーのはキツイ。ていうか、僕の精神力はそういう状態に耐えられるように作られていないのだ。

同時に、スケジュールが1日早くなって、明日京都にゴールしそうなペースである。
明日は京都祇園祭の宵山で、京都が1年でもっとも混雑する夜だ。交通規制もしかれるし、歩くのすら苦労するし、自転車で上洛するなど自殺行為だ。そしてやっぱり、ホテルは壊滅的に取れなさそうである。

そういうことをつらつら考えると、めんどくさいやら、落ち込むやら。

あんまり気分が乗らなくなってしまった。
気分のせいなのか、足も昨日までよりも重い。確かに、2日目の朝なんかも足はしんどかったが、朝風呂にゆっくり浸かったら調子が良くなった。それから、毎晩大浴場付きのホテルに泊まり朝風呂で体を温めている。
今朝も同様だ。しかし、どうも足に力が入らない。

今日は関まで行く予定にしているのだが、走りながら様子を見て、もしかしたら名古屋あたりでストップするかもしれない。早めに名古屋で宿をとれば、きっとどうにかなるだろう。
翌日(17日)はきっちり関まで行くことにして、事前に宿を確保。18日(当初の予定通り)京都入りなら、祇園祭の混雑も緩和できる。


どうなるかはわからない。
今日、走りながら考える。夕方までに結論を出す。



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(I can’t get no) Satisfaction: 東海道五十三クリング(17) -4日目-

本日は、掛川を出発し岡崎まで94kmを走行した。

* * *


昨夜、予定を作る段階では、舞坂までの42kmで終わらせるつもりだった。弁天島(浜名湖)で息抜きに遊ぼうかと思ったのだ。

その予定を変更した根本的な原因は、昨日の大迷子の悔しさである。昨日、本来なら20kmたらずの道を40kmも大迂回してしまった。
済んでしまったことは仕方ないし、当初の日程に戻った(箱根で稼いだ分がチャラになった)だけだと理性では分かっていたのだが、どうにも腹立たしかった。体力&精神的な疲労で、22時前にはフラフラになって眠ったのだが、眠りに付くまでの間、止めようとしても歯噛みをやめることができなかった。0時過ぎに、汗ビッショリになって一度目が覚めた。また大迷子のことを思い出して、しばらく眠りにつけなかった。

4時に目覚ましをかけていた。ここ1週間の習慣だ。5時ころに日が昇るので、それまでに身支度を済ませて、外に出れるように毎日を習慣付けている。昨日のことが悔しかったのだろう、3:45には自然に目が覚めた。

それで5時半にはホテルを出て(大浴場に朝風呂に行ったり、ブログ書いたり、念入りに日焼け止めを塗ったりで、朝は意外と時間がかかるのよ)、出発することにした。

初めは、とにかく昨日のロスを取り戻そうと、足に力を込めてスピードを出した。悔しくて、悔しくて、前傾姿勢でちょっと遠く(接近する車や人物はいないか)とタイヤの先ばかり見つめていた。
今にして思えば、かなりダメな状態だった。

それが、ふと空の状態を調べようと頭をあげると、抜けるような青空だった。アクセント程度に白い雲が筋を引いていて、なかなか風情があった。
その瞬間、旅を楽しむ態度を取り戻したのだと思う。



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