愛を知る旅(4) -博物館明治村-

#今回、写真なし。

午前10時、ホテルみかどをチェックアウト。
まずは、知多半島の海岸沿いを南に向かい、最南端の師崎を経由して、知多半島の東岸を北上するコースを取る。

位置関係は、この地図を見よ。
「内海港」と書いてあるあたりが、今回の宿泊地。ここから247号線を走って南下、師崎へ向かう。先述の通り、師崎からは東岸を走行する。

順調にドライブを続け、午前11時頃に美浜町に入る。
美浜町では、ガイドブックに載っていた「美浜ナチュラル村」に立ち寄る。(地図ここら辺)
自然食品や知多のお土産などを売っている店舗が3件ある。
自然食品を提供するレストランなども営業していたが、こちとらホテルで朝食を食べたばかりなので、特に食指も動かず、ほぼスルー。
今度は、お腹がすいてる時に立ち寄ってみることにします。

美浜ナチュラル村を出た後は、南知多道路からいよいよ本格的に北を目指す。

いざ、犬山
である。


賢明な読者なら、わかるだろう。

木公ってば、きっとお城の写真に凝っているらしい。きっと犬山城で、いつものごとく迷言を吐いた写真を載せることだろう

と。

それは正しい。いや、正確を期するなら、「正しかった」。

かなり本気で、犬山城に向かうつもりだった。
しかし、道中、犬山市には「博物館明治村」という施設があることを知る。
ここでは、明治時代の衣装のコスプレができると知り、「ネタ的には、お城よりコスプレだよな」と思い、目的地変更。
だって、小牧インターで、「左に曲がって10kmで犬山城、右に曲がっても10kmで博物館明治村」とそれほど距離に違いは無かったし。

そんなわけで、博物館明治村
入場料&乗り物乗り放題券を購入、2,200円なり。
「乗り物載り放題」といっても、観覧車とかジェットコースターとか、ゴーカートなどがあるわけではない。
施設の中のSLとか市電とかバスに乗れるのみ。
しかし、これをなめてはいけない。
こちらに施設内地図が出ているが、端から端まで軽く1km以上である。しかも、道はくねくねと曲がっているため、道のりは片道で2kmくらいあるかもしれない。”非運動派”の当方にとって過酷な道のりである。園内バスを使わずに、どうして見学ができるだろうか、いやできない(反語)。

バスは入り口ゲートから一番奥の「帝国ホテル」まで運行されている。途中下車も可能だが、とりあえず終点まで乗ってみることに。
道中、音声テープのガイダンスで各見所を紹介してくれる。それに加えて、運転手さんが補足説明をしてくれる。ざっと施設の概要を知るにはもってこい。
しかも、この運転手さん、僕が気になるアノ言葉を流暢に使う。
そう、2年前からずっと気になっていた「せいぜい」である。

「こちらの洋食屋浪漫亭では、明治時代のレシピにのっとったカレーライスをお召し上がりになれます。せいぜいご利用下さい」
だの、
こちら、宇治山田郵便局では、みなさまからのお手紙をお預かりして10年後におとどけする”はあとふるレター“サービスも行っております。ご利用料金は、10年間のお手紙保管料に10年後の郵便料金の予想額を加えた300円となっております。せいぜいご利用ください」
だの。

ああ、やっぱり「せいぜい」って「ぜひとも」とか「できれば」とか「どうぞ」って意味があるのね。
新鮮な驚き。

閑話休題。

帝国ホテルでは、コスプレ衣装の貸し出しをしていたのだが、結局料金が若干高めなのと、やっぱりこっ恥ずかしいせいで、コスプレは見送り。
南米ペルーあたり(?)の遺跡をモチーフに作られたという帝国ホテルの造形に造詣を深めるにとどめる。

そのほか、いくつか建物を見学したけれど、記憶が飛んだ。良く覚えていない、ごめんなさい。
そのかわり、SLに乗って”東京駅”から”名古屋駅”に移動し、”名古屋駅”で市電に乗り換え、”京都七条”を経由して”品川”に向かうという、地理的ワンダーワールドを経験したことは申し添えておく。

あ、あと浪漫亭で「明治時代のレシピのカレーライス」を食べた。
うまかった。
その店では、従業員の方々も普通に食事をしており、警察官のコスプレやらしてる人が素で食事をしており、なんとなく明治情緒だった。

多分、今回施設の10%くらいしか見ていない。
いつかチャンスがあったら再訪問したい。ただし、夏。隣にある、日本一大きな人口のため池である入鹿池から吹く風が冷たかった。
なお、この池では冬はワカサギ釣りが盛んらしい。確かに、たくさんボートが浮いてた。

そんなわけで、日も傾いてきたので、帰宅の途につく。

【次回予告】
例のアレ、もちろん忘れてませんよ。
文言はちょっと悩んだけれど。

コメント (2)

  1. miku

    私の記憶が正しければ帝国ホテルのウェイトレスさんはメイドさんの格好だったはず・・・。

    3年くらい前に行ったっきりなので変わったのでしょうか?

  2. 木公

    そういえば、メイド風だったかもしれません。
    しかし、とても正当なメイド風だったので、琴線に触れませんでした。
    もっと、「絶対領域」とかを備えたメイドさんじゃないと・・・

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