石舞台古墳

飛鳥時代に権勢を誇った、蘇我馬子(wikipedia で調べる; 大化の改新で暗殺された蘇我入鹿の祖父)の墓と推測されている古代の墓稜が奈良県明日香村にあります。
(入場料250円くらい、確か)

「石舞台」と呼称されていますが、舞踊や劇をするステージではなく、遺棺を収める石室(玄室)が長い年月で地上に露出してしまったものだそうです。

石舞台

うまく写真は取れませんでしたが、確かに台形状に土が持ってあり岡のようになっています。
きっと、方墳なのだと思います。
その岡の上に、巨大な石が積み上げてあり、中が空洞になっています。

玄室の中

玄室の中にも入れます。
石の隙間から光が差し込むので、真っ暗ということはありませんでした。
Wikipedia の記述によれば、

長さ約7.7m、幅約3.5m、高さ約4.7m、羨道は長さ約11m、幅2.5m。石室内部に排水施設がある。約30の石が積まれ、その総重量は2,300tに達すると推定されている。

とのことです。
確かに、排水施設があり、昨日の雨にも関わらず水浸しということはありませんでした。
#でも、多少地面はぬかるんでいたし、内壁は濡れていた。

同じく明日香村のたとえばキトラ古墳や高松塚古墳なんかでは壁画が見つかったりしていますが、ここにはそういう凝ったものはありませんでした。


隣には、芝生の植えられた広大な整備公園もあり、のんびりとお昼寝したりしてる人もいて、平和な雰囲気でした。
人が多すぎず、少なすぎず、のんびりするのに良いところだと思いました。

田舎だったり、地味だったりするけれど、奈良の観光地って好きかもしれない。

調子に乗って、いつものパターンで記念撮影。

いつものパターン


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コメント (6)

  1. れい

    私,奈良の観光大好き!!
    飛鳥もよく行くスポット。
    自転車かりた?

  2. 匿名

    元奈良県民なれど、奈良のこと知らず。

    石舞台も遠足でいった記憶はあるんだけどねえ。

    奈良は大人になってこそいくべきですな。

  3. Hirori

    私も小学校の時に遠足で行きました。

    こんなんだったかなぁ。
    もっと大きかった気がするんだけどなぁ。

  4. 木公

    れいさん:
    飛鳥、初めてでしたがかなりお気に入りスポットになりました。
    僕は自転車は借りませんでしたが、レンタルチャリに乗ってる人、確かにたくさんいました。

    名無しのごんべぇさん(つーか、Uさんだと思っていたり):
    京都、奈良は本当に大人になってからが楽しめると思います。
    高校生のときに修学旅行で来たことがありましたが、今思い出してもクラスメイトととバカ騒ぎしたことしか覚えてません。
    ちゃんと味わおうと思ったら、ある程度オトナにならないとだめですな。

    Hiroriさん:
    みんな遠足で行くんですね。
    道南・道央の子供たちが、みんな北海道開拓村に行くようなもんですね。

  5. alm-ore

    『鹿男あおによし』 万城目学

    alm-ore 読者、必読の一冊。 ましてや、奈良市に縁のある人(特に、大宮通りに沿って、奈良公園~平城京跡の土地勘を持ってる人)は、避けては通れない小説…

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