NHK『おかえりモネ』第99回

先週行ったDrop’sのライブの模様が公開されたのはいいんだけれど、僕の大好きなギタリストである荒谷ちゃんさんだけ逆光だったり後ろ姿だったりで、一切ご尊顔がお映りになっていないことに釈然としない当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』の第99回めの放送を見ましたよ。

https://twitter.com/drops_araya/status/1443163199105208326?s=20

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第20週『気象予報士に何ができる?』

百音(清原果耶)の家に幼なじみたちが集まって飲んでいたところ、亮(永瀬廉)が百音をなじった。5年半も離れていた百音が、みんなの役に立ちたいと言って急に帰ってきたのは綺麗事に過ぎないと言うのだ。

隣の部屋で聞き耳を立てていた亜哉子(鈴木京香)が不穏な雰囲気を察し、解散させた。おかげでそれ以上悪いことにはならなかった。しかし、百音は亮の指摘は図星だと思い、少々落ち込んでしまった。

ある日、百音は菅波と電話で話した。
2年半ぶりに東京の大学病院に戻った菅波は、みなからガミガミ言われて落ち込み気味だという。ただし、それは以前の菅波に比べて、話しやすい人物に変わったと好評を得ていることだと考えていた。自分がいなかった時間を取り戻すには苦労するが、それは同時に面白いことであると述べた。
百音は、亮から言われたことは黙っていた。しかし、菅波の言っていることは自分にも当てはまるような気がした。

コミュニティFMラジオのスタジオに漁協の組合長・太田(菅原大吉)がやって来た。百音の気象情報番組の中で話がしたいのだという。百音は彼の要望を受け入れた。
太田はアワビ漁について話した。アワビはこの時期に、漁協が許可した日だけ獲る事ができる。ルール遵守を呼びかける内容だった。

放送後、百音はアワビ漁について調べた。アワビ漁が許可されるのは月に数日だけ、しかも朝の2時間だけと決められていた。その日ばかりは、漁師の家は家族総出で漁に出るのだという。解禁日の決定は、漁協の組合長・太田などが天気を読んで行っているという。アワビは目視で獲るため、海の透明度が重視されるという。
百音は、海の透明度には風が関与すると考えた。南風が吹くと海が濁るのだ。

百音は風の予報からアワビ漁に最適な日を予測することにした。早速、組合長・太田に売り込んだ。
しかし、太田は自分たちで解禁日を決めるので、百音の助けは必要ないときっぱり断った。百音がどんなに食い下がっても取り付く島がなかった。

ある日、高橋(山口紗弥加)という女性が子どもたちを引き連れてラジオスタジオにやってきた。漁協長・太田と同じように、子どもたちの秋祭りの宣伝をさせてほしいのだという。百音の気象番組は、以前は市民が出演して何でも話せるコーナーだったという。それがなくなってしまって、情報発信をする場もないというのだ。

高橋は、過去にここでパーソナリティをしていたこともあるという。複数の子どもたちのために追加マイクを準備するなど、百音よりもよほど手慣れていた。この場を預かる遠藤課長(山寺宏一)などとも古くからの馴染みで、ツーカーの仲だった。

こうして、子どもたちの祭りの宣伝が放送された。

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NHK『おかえりモネ』第98回

柄にもなく「実るほど頭を垂れる稲穂かな」なんて格言を思い出している当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』の第98回めの放送を見ましたよ。
実るほど頭を垂れる稲穂かな

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第20週『気象予報士に何ができる?』

百音(清原果耶)は気仙沼のコミュニティFMで気象情報を担当することになった。天気予報を中心に、市民に役立つ情報を伝えるという抱負を放送で語った。
しかし、開始当初は空回り気味だった。漁業、農業、復興、防災、観光、健康など、各テーマごとに事細かに気象に関する対応策を話しすぎ、聴取者からクレームがついた。明るい話題も必要だと注意された。

それでも百音の気象情報はレギュラー化され、日に3回、7時、12時、17時に放送されることになった。
また、放送スタジオと同じコミュニティセンターに部屋を借り、そこに所属会社ウェザーエキスパーツの気仙沼営業所を立ち上げた。

ある日、百音の幼なじみたちが家に集まった。

仕事で遅れた亮(永瀬廉)を未知(蒔田彩珠)が車で迎えに行った。亮は中古の漁船を購入するために貯金しており、車を買わずに節約しているのだ。必要な場合、幼なじみの悠人(高田彪我)や未知に車で送り迎えしてもらっている。本人は申し訳なく思っているが、未知はそれが嬉しそうだった。

百音は、未知と亮の関係の進展が気になっていた。
傍目にはとても仲がよさそうだった。しばしばふたりだけで飲みに行くこともあるようだった。亮によれば、未知は亮以上に酒に強いという。ただし、酔うと絡んだり、怒りっぽくなるのが玉に瑕だという。今日も酒を飲んでいる未知は、言われたことを証明するかのように、怒りながら亮の発言を否定した。
確かにふたりは息があっているように見えたが、百音らにはどうもそれ以上に深い関係になっているようには見えなかった。

亮は、百音が地元に返ってきた理由を尋ねた。東京で仕事も順調だったし、結婚の予定もあった。それらを反故にした理由がわからないというのだ。
加えて、「地元のために働きたい」という百音の言葉が綺麗事にしか思えないと言い捨てた。

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NHK『おかえりモネ』第97回

今朝は寒いなと思う当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』の第97回めの放送を見ましたよ。

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第20週『気象予報士に何ができる?』

2019年11月、百音(清原果耶)は生まれ故郷の気仙沼市亀島に帰ってきた。
早速、市役所の水産課や農林課など、気象に関する仕事を受注できないか相談に回ったが色よい返事が得られなかった。

最後に、「海のまち市民プラザ」を訪れた。ここは観光案内、図書室、カフェ、ミーティングルームなどを備えた施設で、今年の4月に市が解説したコミュニティセンターである。市民と役所が一緒にやりたいことをなんでもやることを目的にとしている。
百音の幼なじみであり、市職員となった早坂悠人(高田彪我)の勤め先でもある。彼を頼ってやってきた。

そこで百音は、悠人の上司である遠藤課長(山寺宏一)に面会し、「気嵐観光ツアー」の提案を行った。気嵐は海の上に低く霧の立ち込める幻想的な気象現象であり、人気が出るに違いない。しかし、毎日必ず発生するものではなく、気温や海水温などの条件が揃わないと見ることができない。そこで、気象予報士である百音が予測をして、気嵐を見ることができそうな日のみツアー参加者を募集するというアイディアである。
しかし、遠藤のいい顔をしなかった。予想がはずれることもあり得、自治体が主導して行うべきものではないというのだ。

百音が話の接穂を探していると、コミュニティFMラジオ「はまらいん気仙沼」の放送が聞こえてきた。これは遠藤課長らが中心となって、東日本大震災の直後、2011年3月22日に立ち上げたものだという。市民密着の地域情報を伝えることを使命としている。

このラジオ放送でも気象情報が伝えられていた。しかし、それは気象台の提供する情報をAIが自動的に取得し、合成音声で機械的に放送するというものだった。
百音は、気象情報を担当させて欲しいと願い出た。自分なら気象台の発表する情報をそのまま垂れ流すのではく、地域に特化した詳しい情報として伝えることができると力説した。遠藤はそれを採用した。彼は百音のテレビ放送を見ていてファンだったのだ。

翌日(11月5日)の正午から早速百音の気象情報コーナーが始まった。
あくまでボランティアとして出演ではあるが、吹奏楽の軽快な曲にのせて百音は張り切って話し始めた。

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NHK『おかえりモネ』第96回

新型コロナウィルスのワクチンのせいなのか、昨日の夕方からずっと眠くて、昨夜は早く寝たのにまだ眠い当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』の第96回めの放送を見ましたよ。

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第20週『気象予報士に何ができる?』

百音(清原果耶)は故郷の島に戻って気象の仕事をすることを決めた。突風で破壊されたカキ棚の片付けを島民が総出で手伝っていることに心を動かされたからだ。自然を前に成すすべがなくとも、前向きに明るく生きている人々の姿を見て、自分も彼らと一緒に生きていきたいと思ったのだ。
会社に願い出て、地方営業所という名目で社員のまま派遣してもらえる算段もつけた。百音には最低限の基本給のみの支給であり、事業予算も30万円、2年以内に結果を出すことがノルマとなった。

朝の情報番組『あさキラッ』も降板し、オフィスの片付けも行った。百音はみんなに激励され、東京での最後の1日を過ごした。

住んでいたシェアハウスの片付けも一通り終え、明日美(恒松祐里)と酒を飲み交わした。

明日美は、百音をはじめ、幼なじみのほとんどが故郷に戻っていくことが不思議でならないと話した。多くの人は故郷を離れて何年か経てば地元のことなど忘れてしまうはずである。それなのに自分の親しい人は故郷に帰っていく。地元が大変な状況にあるから戻って貢献するのが当然だという雰囲気になっているのも気に食わないと話した。

また、明日美にとっては恋人と一緒にいることが何よりも大事なことである。彼女自身、ちょっとした喧嘩はあるものの、百音の同僚・内田(清水尋也)との交際は順調である。
百音にも菅波(坂口健太郎)という恋人がいて、彼は近々東京に戻ってくることになっていた。入れ違いになり、結婚を延期してまで百音が地元に帰ることが理解できないと話した。

一方で明日美は、百音が故郷に戻ることを心底喜んでいるという。百音は東日本大震災の時に何もできなかったことを気に病み、地元にいられないと思うようになってしまった。そんな百音が自ら里帰りを決めたことはとても喜ばしいことだと満面の笑みで話した。
百音は、明日美の笑顔に救われた思いがした。いつも明るい明日見には救われたと、百音は感謝を述べた。

そのままふたりは雑魚寝した。
夜中に宇田川が風呂を掃除する音が聞こえてきた。初めて聞いた時は不気味だったが、今ではむしろ心が休まる音である。

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NHK『おかえりモネ』第95回

今日は、僕の大好きなバンドであるところDrop’sの活動休止前の最後の大阪公演であり、あくまで「活動休止」とは言っていて再開への含みをもたせてはいるけれど二度と一緒にやることはないんじゃないかと思っていて、昨夜寝るときからずっとソワソワしている当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』の第95回めの放送を見ましたよ。
(なお、サムネイルはボーカルでベビーフェイスな中野さんですが、僕はギターの荒谷ちゃんさん推しです)

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第19週『島へ』

宮田(石井正則)は病気のせいで肺活量が落ち、プロの演奏家を引退して6年が経っていた。その間、一度もホルンを演奏したことがなく上手に吹けないと断りながらも、宮田は百音(清原果耶)と菅波(坂口健太郎)のためにホルンを演奏してくれた。

百音は中学生時代にサックスに打ち込み、高校も音楽コースを目指すほどだった。受験に失敗したことと東日本大震災によってサックスは完全にやめてしまった。しかし、宮田の演奏を聞いて、当時の楽しかった思い出が去来した。同時に、弱々しくも懸命に吹く宮田の音色に心が動かされた。

宮田が帰った後、百音と菅沼はふたりきりで話をした。

百音は、ずっと誰かの役に立ちたいと思っており、そのためには自分が強くなければならないと考えていた。しかし、宮田の姿を見ていて考えを改めたと話した。宮田ばかりか、突風でカキ棚が破壊された実家の家族、それを手伝いに来た地元の人々の様子にも感じ入るものがあったと話を続けた。彼らはみな同様に強くはない人々である。それなのに明るく元気で、何よりも楽しそうにしていた。
百音が彼らを元気づけるのではなく、反対に自分が彼らから元気をもらったと語った。

そして百音は、故郷の島に戻ると打ち明けた。東京に戻ることを決めた菅波とは入れ違いになってしまう。
菅波は静かに頷き、百音の決断を受け入れた。ただし、結婚は先延ばしにすることにした。それぞれが新天地での仕事に落ち着いてから再考しようということになった。

菅波に打ち明けた後、百音は仕事関係者にも故郷へのUターンを告げて回った。テレビ局の仕事を降りることはすんなりと受け入れられた。

問題は、会社に籍を残したままにできるかどうかだった。会社を辞めてしまうと、気象データにアクセスできなくなったり、肩書がなくなるなど仕事がやりにくくなる。そこで、全国各地に気象予報士を派遣するという新規事業を認めてもらえるよう、安西社長(井上順)らの前で再度提案を行った。

しかし、百音の提案はどう見ても会社にとって収益の上がる内容ではなかった。安西社長は新規事業としては認められないと考えた。一方で、故郷に貢献したいという百音の熱意にはほだされてしまった。

そこで、地方営業所を開設するという名目で百音を気仙沼に派遣することに決まった。初期費用として30万円だけの予算もついた。ただし、3年以内に結果が出なければ廃止だという。
こうして百音は故郷に帰ることになった。

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NHK『おかえりモネ』第94回

昨夜のバン活が楽しかったので機嫌の良い当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』の第94回めの放送を見ましたよ。

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第19週『島へ』

百音(清原果耶)は、島に戻ってきてよいか未知(蒔田彩珠)に相談した。

他の誰でもない未知にだけ相談したのは、未知こそが実家や故郷を守ってきた張本人だと思うからだ。実家のカキ養殖だけではなく、地域に普及させるための養殖技術の研究にも携わっている。そのことについて一目置いているのだ。
また、未知との間に無言のわだかまりもあった。東日本大震災の時に不在だったことを未知になじられたことがあった。未知は未知で酷いことを言ってしまったと後悔していたが、当時の百音も未知の心情を受け止めてやることができなかった。それが引き金となって、百音は家を出たのだ。実家に戻るには、未知とのわだかまりの解消が必要だと考えているのだ。二人の関係を修復するためにも戻ってきたいと話した。

初めは冷ややかに聞いていた未知であったが、百音の言葉に心が動かされた。半べそをかきながら百音が帰ってくることに同意した。ふたりで地元を盛り上げようと約束するのだった。

そして、その日のうちに百音は東京にトンボ返りした。
夕方、シェアハウスに戻ると菅波(坂口健太郎)が待っていた。彼は、この後すぐに登米に戻らなくてはならないという。

ただし、その前にボイラー技士の宮田(石井正則)を百音に引き合わせた。彼は菅波が研修医時代に担当した患者であり、渋る指導医を押し切ってガンの手術を行った。そして、いざ開腹してみると手術には適さない病状であったことがあらためてわかった。宮田は著名な楽団のホルン奏者であったが、復帰が叶わなくなってしまった。以後、このことは菅波に暗い影を落とした。

ホルン奏者を諦めた宮田は、ボイラー技士として第二の人生を歩んでいる。部品交換による修理で同じボイラーを使い続けることは、人の体を治療して生きながらえさせるのに似ているというのが宮田の持論だった。自分の病気と治療に重ね合わせ、宮田はボイラー技士であることに生きがいを感じていた。
偶然、菜津(マイコ)のシェアハウスのボイラー修理に来ていて菅波と再会したのだ。

宮田は百音に身の上話を続けた。
小学生になった宮田の息子は音楽に興味を持ち始めた。学校の音楽クラブにも入会し、家でも四六時中楽器を演奏している。ある日、息子は家の中で宮田のホルンを見つけたという。病気の後5年間一度も吹いていなかったが、息子にせがまれておそるおそるホルンを吹いてみたという。往年のように演奏することはできなかったが、息子は大喜びした。
宮田にとっても最高の気分だったという。

前日、同じ話を菅波にしたところ、ホルンを持ってきて欲しいと頼まれたという。そして、宮田に引き合わせたい人がいると言ったという。
会わせたい相手というのはもちろん百音のことであった。

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NHK『おかえりモネ』第93回

大好きな人が自分の心に占める割合が増えることは嬉しいことなのだから、それと同様に大好きな人の物理的な体積がこの世界に占める割合が増えてもいいじゃないかと思った(単なる撮影角度のせいだったらごめんなさい。今度の金曜日に生で確認してきます)当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』の第93回めの放送を見ましたよ。

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第19週『島へ』

竜巻で実家のカキ棚が破壊されたらしい。しかし、家族からはなんの報せもない。心配になった百音(清原果耶)は様子を見るために急いで帰省した。
確かにカキ棚は壊滅的な被害を受けていたが、悲壮感はなかった。大勢の人々が集まり、夜を徹して残ったカキを急いで出荷する準備をしていた。みなは和気藹々と作業をしており、むしろ明るくにぎやかだった。

百音が到着したのは、ちょうど深夜12時を過ぎた頃だった。その日は百音の誕生日である。
そのことに気付いた耕治(内野聖陽)は大いに喜んだ。生まれる時は大時化の海を船で渡った百音が、今年の誕生日は最近開通した橋を渡って陸路で帰って来たからである。

しかし、百音は自分の誕生日を祝ってもらう気にはなれなかった。実家の危機に対して、自分がまだ何も貢献できてないからだ。東日本大震災の時にも何もできなかったことの二の舞のように感じられた。
すぐさま百音は、カキの出荷作業を手伝い始めた。

こうして、深夜には作業も一段落がついた。夜食や酒が振る舞われ、集まった人々は休憩した。

百音の幼なじみたちも駆けつけていた。
その中でも、三生(前田航基)はひどく酒に酔って、みんなに絡み始めた。彼は実家の寺を継ぎたくないと言って過去に騒動を起こしたことがある。今では寺を継ぐ意思を固めたが、周囲は三生の気まぐれではないかと半信半疑だった。
寺を継ぐことをみんなに信じてもらうため、三生はこれまで伸ばしてきた髪をこの場で丸めると言い出した。こうして、にわかに三生の断髪式が始まり、彼は見事に頭を丸めた。

日が明けた。
百音は竜巻の状況について周辺を調べてみた。しかし、竜巻は海上で発生したと思われ、海には風の痕跡がほとんど残らないため状況がよくわからなかった。

百音は祖父・龍己(藤竜也)を気遣って声をかけた。カキ棚が壊され、彼はひと回り小さく弱ってしまったように見えた。しかし、龍己は落ち込んでいる素振りはまったく見せなかった。東日本大震災の時に比べれば大したことはないと話すのだった。
百音は龍己をはじめ、みんなが前向きに力強く生きていることに感服した。

その後、百音は未知(蒔田彩珠)とふたりきりで話をした。
こちらに戻ってくることを考えていると未知に相談した。

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NHK『おかえりモネ』第92回

来月、1年半ぶりに音楽教室の発表会に出る予定なのだが、昨日はそのリハーサルに行ってきてめっちゃ楽しかった当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』の第92回めの放送を見ましたよ。

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第19週『島へ』

明日美(恒松祐里)からの電話で、百音(清原果耶)の実家のカキ棚が突風により壊滅的な被害を受けたらしいと聞かされた。百音は慌てて家族に電話を掛けるが、誰も出なかった。唯一、妹・未知(蒔田彩珠)から心配はいらないというメッセージが届いただけだった。むしろ、百音は何かを隠されているようにしか思えなかった。

その場にいた菅波(坂口健太郎)は、実家に帰って直接確かめてくるよう促された。百音は東日本大震災のときに家におらず、帰宅したのは1週間後だった。その時に何もできなかったという負い目に苦しめられている。再びそのような後悔をしないようにすべきだというのが菅波の意見だった。

近頃、本土と実家の島の間に橋が開通した。最終の新幹線とタクシーを使えば今夜中に実家に着くことができる。菅波は付き添うことを提案したが、百音は一人で行きたいと言ってきっぱり断った。

百音は、帰省前に仕事先に断りを入れた。本来なら翌朝はテレビ局での仕事があったはずだが、先日の台風の解説が放送されることになり、百音の中継コーナーは休止となっていた。番組に穴を開けずに休むことができる。

事情を聞いた朝岡(西島秀俊)は、応援しつつも懸念を示した。
身近な人々と密接な関係を築いて気象や防災の仕事をすることは、ときに残酷な思いをすることがある。被害を防げなかった時、自責の念にかられて苦しむことになりかねない。そのことに百音は耐えられるのか心配だというのだ。
百音は、自分に耐えられるかどうか、確かめるためにも実家の様子を見る必要があると言って出発した。

タクシーで橋を渡り、百音は実家の前に着いた。すると、家には大勢の人々が集まり、にぎやかな声が聞こえてきた。想像とはまったく違う様子に、百音は家に入ることができなかった。

龍己(藤竜也)のカキ棚は壊れ、養殖していたカキも全滅を待つしかなかった。そこで、カキが痛む前に全て出荷してしまおうとしていたのだ。地元の人々が総出で手伝いに来ていた。ついには、余ったカキはみんなで食べてしまおうということになった。
そこには悲壮感はなく、かえって楽しい祭りのような雰囲気だった。

百音は、東日本大震災の1週間後に人々と再会したときのことを思い出した。その時、みなは暗く沈んでいた。それとは対象的に、今目の前の人々は明るく笑いあっていた。
百音は涙がこぼれた。

百音は涙を拭って家に入った。
一同は百音の突然の登場に驚きつつも笑顔になった。

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NHK『おかえりモネ』第91回

今日は、音楽教室の発表会のリハーサル(1年半振り)に行ってくる当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』の第91回めの放送を見ましたよ。

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第19週『島へ』

2019年9月16日(月、祝日)、百音(清原果耶)の実家のそばで突風が発生したらしい。朝岡(西島秀俊)のユーザー参加型サイトに竜巻らしい写真が投稿されていたが、竜巻や突風は現在の気象技術では予測や観測がひじょうに困難である。百音と朝岡は会社に居たが詳しい状況がわからなかった。

百音はすぐに実家に電話をかけた。家のガラス戸が粉々に割れてしまったが、家族は全員在宅していて怪我などはなかったという。百音はひとまず安心した。

百音は、全国に気象予報士を派遣する事業を計画している。それが実現すれば、観測機器では捉えにくい気象の変化を気象予報士が肌で感じて予測したり、事後の検証データを集めることができるだろうにと思いを強くするのだった。

仕事を終えた百音は、コインランドリーで選択しているうちに居眠りしてしまった。目を覚ますと、菅波(坂口健太郎)が居た。疲れている百音を気遣って、自然に起きるのを待っていたのだという。
菅波は登米から上京することを予告していたが、具体的な日付は伝えてなかった。今日はちょうど祝日で仕事が休みだし、翌17日は百音の誕生日だからそれに合わせたのだと説明した。

「誕生日」という言葉からは結婚のプロポーズが連想された。両者とも口には出さなかったが、素振りから双方がそれを意識していることは明らかだった。菅波は、百音の誕生日に言うつもりだなどと口走った。それはほとんどプロポーズしているも同然だった。

意を決した菅波はあらためて百音に結婚を申し込んだ。
百音の痛みを想像することで自分の視野が2倍になったと感じ、自分が成長しているように感じる。だからこれからも一緒に居たいと話した。しかし、その理屈っぽい理由に菅波は自嘲した。
そこで菅波は言い直した。百音の顔を見れば嬉しいし、声を聞けば安らぐ。離れる時はもっと一緒に居たいと感じる。この先、1分1秒でも長く一緒にいるために結婚したいと話した。

ただし菅波は、返事を急かすことはなかった。百音には自身のキャリアプランもあることだろうから、ゆっくり考えることを促した。
加えて、菅波は東京の大学病院に呼び戻されることになったと打ち明けた。そうなれば東京で一緒に暮らせることになる。一方で菅波は、百音が地元に帰ることを考え始めていることも知っている。百音が宮城に帰ることになれば、結局ふたりは入れ違いになってしまうことになる。
そのようなわけで、菅波は百音によく考えて欲しいと話した。

その時、百音に明日美(恒松祐里)から電話がかかってきた。
明日美が実家の母から聞いた話によると、百音の祖父・龍己(藤竜也)のカキ棚が突風で壊滅的な被害を受けたのだという。

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NHK『おかえりモネ』第90回

昨日、寝間着の短パンを脱いでシャワーに行き、さて短パンを洗濯しようかと思ったらどこを探しても見当たらず、家のあちこちを探したのだけれど見つからず、本当に不可解で妖怪でも出たのかと思うしかない当方が、NHK朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』の第90回めの放送を見ましたよ。

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第18週『伝えたい守りたい』

台風が過ぎ去りホッとしていたところ、長野県の番場川が氾濫しそうだと地元の人々からの情報提供があった。普段は枯れている上流の川が増水しており、それは番場川氾濫の予兆だという言い伝えがあるのだという。

百音(清原果耶)ら報道気象班はテレビ放送で警戒を呼びかけるべきだと提案した。しかし、高村デスク(高岡早紀)は裏付けがない限り報道できないと、慎重な姿勢だった。報道気象班は各所と連絡を取り情報収集を行った。

一方、ユーザー参加型気象情報アプリで同じ情報を掴んだ朝岡(西島秀俊)は、ネット動画配信で独自に情報発信することを決めた。テレビ出演を辞めた後SNSのフォロワーは減ってしまったが、まだ残っているフォロワーに拡散を協力してもらえば広く伝わるだろうと目論んだ。
この配信を手伝うために、百音が会社に戻ることになった。百音が機材の操作を行い、朝岡が出演する。

動画配信の準備が整ったのと同じ頃、テレビ局でも番場川氾濫の裏付けがとれた。上流の川がすでに堤防を越えていることや、気象庁が番場川の氾濫警報を発出したのだ。高村は放送の許可を出した。
しかし、急なことでキャスターの準備が整っていなかった。神野(今田美桜)や内田(清水尋也)は台風特別編成が解除され、帰宅する直前だったため普段着に着替えていた。報道局のアナウンサーも準備に20分ほどかかるという。氾濫や避難の情報提供は一刻を争う。たった数分で大きく状況が変わってしまうことがある。高村は焦った。

関係者でドレスアップしていたのは高村だけだった。彼女は、どんなときでもハイヒールとスーツを身に着けているのだ。皆に促され、過去にキャスター経験のある高村が出演することになった。いつも情報の取り扱いには慎重で根拠がなければ報道を許可しない高村であるが、視聴者のためになることなら躊躇しないというのが彼女のポリシーだった。

高村の放送と朝岡の動画配信が始まったのはほぼ同時だった。
いずれも番場川の氾濫と避難の呼びかけを強く行った。

動画配信を終えた百音は一息ついた。
今回は、朝岡が運営するユーザー参加型アプリでいち早く情報を集めることができた。今までのように気象庁やマスメディアからの一方的な情報提供だけでなく、これからは市井の人々が積極的に参与する仕組みが必要だと朝岡は話した。それは、百音が新規事業審査会で提案した「あなたの街の気象予報士」計画にも通じると言う。

一方、百音は、今回の情報発信でどれだけの人々を救えただろうかと気になった。百音にとっては誰かから感謝されたり、自分が役に立ったという実感を持ちたかった。これまで周囲の人から、利己的で打算的だなどと批判されたこともあるが、やはり百音にとってはそれが原動力なのだ。
朝岡は、百音がテレビ局で仕事をした初日のことを思い出した。仙台の突風に関連して、百音は自分の大切な人のために情報を伝えたいと話していた。朝岡によれば、それは百音の変わらない点であり、自身が一番大切だと考えていることである。
これからは人の顔が見える距離感での仕事が求められるだろうと、百音を後押しした。

その時、朝岡のアプリに新たな情報提供があった。
気仙沼で竜巻が発生したという。しかも、百音の故郷である亀島に渡る橋のすぐ近くだという。

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