【往路】
当方の「女の子と仲良くなるstrategy」
簡単なことです.
女の子と同じ視点を得ること
これに限る,うん.
よく,男性向け情報誌に載っているような
・2004年 彼女を落とす店 ベストセレクション
・オンナをその気にさせる こんなシチュエーション
・加藤鷹直伝! 女をイカせる10のテクニック
な~んて記事でいくら勉強してもダメさ.
そんなの,女性の皆さんもとっくにチェック済みで「はは~ん,この展開はマニュアルどおりね.じゃあ,こういう風にイレギュラーなことをやって,シナリオからハズれたら,どう対応するかしら?」って遊ばれて,たいてい終了ですよ.
つーか,そもそも「女をイカせる」とか,そういう段階に進めないし.
オンナゴコロを把握するには,男性向けのメディアを調べるより,女性向けの情報源をあたる方が,通常の3倍有益ですよ.これ,ホント.
男性向けの情報誌には,「オトコにとって都合のよいオンナ」しか取り上げられていない.
まぁ,そういう女性を狙っている人には,男性向け情報誌は有益なのかもしれませんが,僕の観察によると,その手の女性ってのはマイノリティー.
たいていの女性は,僕らの想像をはるかに超えて,ドロドロしていて,したたかで,幻滅してしまうような暗さを抱えている.
幻滅してしまうけれど,それが現実なのよ.それを,しっかり理解することが必要です.
で,そういう,Starwars にたとえるなら「フォースのダークサイド」を知るためには,女性向けの情報源に触れるのが王道です.
たとえば,内田春菊.
確か「物陰に足拍子」だったと思うけれど,このマンガを読んだとき,僕的に衝撃が走った.
なにに驚いたかって言うと,セックスシーンが「女性の視点」で書かれているのだ.
それまで僕が知っていたマンガと,あと自分の知識ってのは,女の子がベッドの上に横たわっていて,それを上から見下ろしている図.女の子の背景には,枕とシーツ.そんな感じ.
しかし,内田春菊のマンガを読んで新鮮だったのは,女の子の視点で,目に映るのは男の胸と顔.そしてその背景には天井と照明.
「あー,そうかー.こういう風に見えてるのかぁ」
と,今まで知らなかった世界が垣間見えた.
そういう理解が必要なのよ,きっと,僕ら男性には.
そう,絶え間ない努力で,女の子と同じ視点を得ることが必要なのです.
そんなわけで,本屋に酒井順子
知り合いの女性が,どうやら心のバイブルにしてるっぽかったから,「よしよし,この人の著作でオンナゴコロを勉強しましょう」って感じで.
(ちなみに,今日入手してきたのは「世渡り作法術」.なんとなくとっつきやすそうだったから選んだんだけれど,ぱらっと呼んだ感じ,あんまり面白くなかった.やっぱ,「負け犬の遠吠え」にするべきだったか)
【本屋にて】
文庫本にカバーをかける風習ってなんなんでしょう?
僕的に,文庫本のカバーって嫌い.
だって,本が読みにくいし,本棚に並べたときに書名がわからないし,資源の無駄遣いだと思うし.
人によっては「自分の読んでいる本を他人に知られたくない」っつー意見もあるのかもしれませんが,皆さん,そんなに後ろめたくて,恥ずかしい本をお読みなんですか?
僕は,別に自分が読んでいる本を隠そうとは思わないけれど.そばにいる人が「なに読んでるの?あ,○○なんだ.それが好きなら,××も楽しめると思うよ」なんて,読書の世界を広げてくれそうだから,むしろ読んでいる本をおおっぴらにしたいんだけれど.
学生時代,同じ意見を持っている人がいた.その人も「何で,本にカバーかけるねん.意味わからんわ」と言ってた.
ただし,彼は以下のようにも言っていた.
「でもな,さすがにオレも “つきあい方の科学” を読んだときは,カバーかけたわ.こんな本読んでる人間って,周りからは”モテなくて,人付き合いに悩んでる奴”みたいやんけ.オレ,そんな人間に思われたないわ」
確かに.
つきあい方の科学―バクテリアから国際関係までは,硬派で名著なんですけど,確かに電車の中で開けっぴろげに読むには勇気がいるタイトルかも.
#”Tit for Tat” の意味と意義がわからない人は,この本を読め
【復路】
財布が寂しくなったので,吉野家で,豚丼大盛り・味噌汁・お新香を食す.
エロ詐欺で「私のオ○ンコ写真をお送りします」というものがあるらしい.
期待に胸とナイヤラを膨らませてお金を送ると,オシンコの写真が送られてくるそうで.
最初に考えた奴,すげーなぁ.^^;