サイトアイコン alm-ore

モテる男の生き方とモテないヤツのやり方

マジ,長ぇよ.覚悟して進め.覚悟のない人は立ち去るべし.
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓


ご存知のとおり,当方,キャスター・マイルドを愛煙している.

ちなみに,みんな知ってるかい?JTのサイトでは「未成年者喫煙防止の観点」から,ユーザー登録をしないとタバコの情報にはアクセスできないのだ.パッケージの写真とかを貼りたかったんだけれど,わざわざそのために登録するのもめんどくさいから,やめた.
そんななか,タバコの最低限の情報だけは登録なしに見れることを発見したので,せめてそこのリンクだけ張っておく.キャスターファミリー

キャスター・マイルドは,ソフトケースとボックスケースの2種類が販売されている.前者はやわらかい紙パックで,後者は固くて丈夫な厚紙のパックに入っている.ボックスの方が10円高い.(人によっては「ソフトとボックスは味が違う」と言っているが,当方は”違いのわからない男”なので,どちらも同じように感じる.)
普段僕が買うのは,ソフトケースの方.理由は,ソフトケースはたいていどこにでも売っているけれど,ボックスは取り扱っているところが少ないという1点だ.
しかし,できることなら,ボックスケースを買いたい.理由は2つあり,ひとつにはボックスのほうは開閉可能のフタがついているので細かい葉っぱが外にこぼれなくてよいということであり,もうひとつはポケットに入れてもしっかり保護されるので中のタバコが折れることがないということだ.この理由のためなら,価格差が30円でもよいと思っているくらい.とにかく,ソフトケースは腹立たしい.

まぁ,解決策としては,アルミ缶のタバコケースにタバコを入れ替えるという手段をとっているのだが.(参照記事)


そんな理由で買ったタバコケースなのだが,最近,思わぬ効果があることがわかってきた.
なんと,このタバコケース,女の子を口説く武器のひとつとして使えるのだ!

女の子とデート(デート?デートなのか?)に出かけたら,まず,しばらくの間は喫煙は我慢し,タバコケースは隠しておく.
そして,早い段階で,
「う~ん,君って誰かに似てるよねぇ?どっかで見た顔のような気がするんだよねぇ」
と,当たり障りのないふうに伏線を張っておく.重要なことは,ここで「○○に似てるね」と結論を出してはいけない.誰かに似ているんだけれど,それが誰だかわからないという結論にしておくことが寛容.

話題が途切れたら,タバコケースとジッポを取り出して,タバコを吸い始める(このとき,「タバコ吸ってかまわないかな?」とかなんとか,紳士的に振舞うのを忘れるな!).
普通の人は,あまりタバコケースを使わないということもあるし,会話も途絶えているところなので,自然にタバコケースが話題にあがります.あがったら,もうこっちのもの
話題に上がらなかったら,のせるように小細工をしろ!会話がなくて手持ち無沙汰な様子でタバコケースをもてあそぶとか.

そして,タバコケースの話題,特にイラストの女の子の話になったら,こう話せ.
「いろんな種類があったんだけれど,この女の子のヤツが一番かわいかったから買ったんだ.あくまでイラストだけれど,こういう感じの女の子が好みだし.へへっ.こういうタイプの女の子って,女性の目から見てもかわいらしいよね?」
ここで注意することは,とにかくイラストに描いてあるような女の子が思いっきりストライクゾーンであることを強調しておくことと,イラストの女の子がかわいいという同意を相手から取り付けておくことだ.

ここまで準備が終わったら,しばらく間をおけ.そして,最後に思い出したように
あっ!わかったぞ!君,このイラストの女の子に似てるかも!それで,どっかで見た顔だと思い込んだんだ!ねぇ,似てるよねぇ?特に,××のあたりが.それで,僕も君にすごく親近感を持ったんだなぁ
と語ります.
なお,××の部分は,その時のノリで適当に.そもそもが,抽象的なイラストなので,似てると言われればそんな気がしてくるものだ.たとえば「目もとがそっくりだね」とか「笑った時の口の感じが似てるよ」とか,苦しい時は「セミロングの髪の感じが・・・」とか.^^;

当方の経験によれば,これでかなり相手を「うふっ」という気持ちにさせることに成功します.
ただし,「うふっ」というのが,僕に対する好意なのか,自分がほめられてうれしいだけなのかはよくわからないので,その後オイシイ思いをしたことはまったくないのですが.^^;

ちなみに,この作戦,いまだに Junk Cafe の女の子に使ったことはありません.
もう,ほとんど顔も覚えられたっぽいし,いまさらこんな手を使うタイミングもつかめません.

顔が覚えられたといえば,今日も今日とて Junk Cafe に行ったわけで,店に入ると入店人数を知らせるわけですが,今日はこちらが言うよりも早く,しかも”聞かなくてもわかるわよ”という表情をしながら,いつもの女の子が「お一人様ですね」と言ってきた.
「人類にとっては小さな一歩だが,木公にとっては大きな一歩だ.」&copya2c
そして帰るときも,その子の方をちらっと振り返ると,よそ行きではない自然な笑顔(と,当方は信じている)で「ありがとうございました!」と言われた.
「人類にとってはアリンコの一歩だが,木公にとってはティラノザウルスの一歩だ.」

しかし,ちょっぴり残念のは,今だにコーヒーを頼むとミルクを持ってこられてしまう.
僕は,いつもブラックで飲んでるのに・・・.早く覚えてくれー.

さらに,本日最大の過ちは,食事をしながら「モテる男の生き方とモテないヤツのやり方」を一心不乱に,しかもあちこちに付箋を貼りながら読んでしまったことだ.
いかにも,女の子にモテなくて,一所懸命ハウツー本を読んでいるオッサンみたいじゃん!とほほー

でも,いいんだ.「モテる男の生き方とモテないヤツのやり方」はめちゃめちゃ面白かった.
原題は”The Ugly Man’s Guide to Picking Up Women: (And Keeping Them)“で,原題の意味を活かしてダサっぽく訳すと「ぶさいくな貴方のためのガールハント指南(および,関係を長続きさせる方法)」かな.

ぶさいくで,女の子にモテたためしのない男性に対して,”外見・内面で改善すべきポイント”,”バーでの女の子のひっかけ方”,”(幸運にも)彼女ができた後のデートの仕方→ベッドへの誘い方→翌朝すべきこと”などを,懇切丁寧に,そしてノーテンキかつユーモアたっぷりに解説してくれている.
サイコー.Junk Cafe でケタケタ声を出して笑いながら読んじゃいました.

書いてあること自体は,「まぁ,そりゃそうだよね.それができりゃあ,苦労しないよ」という程度のことですが,文章の書き方(翻訳)がユーモアたっぷりで面白い.
著者マーク・パットンの本文も面白いんだけれど(平均2ページに1回はジョークが入っている),前書きにある著者の友人エリック・レーマンの推薦文が爆笑だった.
本文のほうは,興味を持った人に直接読んでもらうとして,エリックの爆笑部分を試しに引用してみよう.

ぼくはあまりこんな本を読むような柄ではないと思うのだけれど,実際にはとても役に立った.うちには脚がガタガタするテーブルがあったからだ.この本はテーブルを安定させるのにぴったりのページ数があったので,おかげで助かった.大枚をはたいた(著者注)だけのことはある.本の中身まで実際に読んだわけじゃないことは白状しおく.釈明しよう.ぼくはマークといっしょに仕事をしていて,一日中やつのおしゃべりを聞いている.せめて自分の自由な時間ぐらいはやつの話につきあわずにすませたいじゃないか.まったく,忍耐にも限度っていうものがあるんだから.
著者注:エリックは著者のマークから「まえがきを書くやつは,僕に250ドル払わなければならない」と意味不明な条件を付けられたにもかかわらず,まえがきを書いた.^^;
(「モテる男の生き方とモテないヤツのやり方」エリック・レーマンによるまえがき)

ちなみに,マークの主張をかいつまんで紹介しておくと,「どうせ我々のようにブサイクなオトコは外見で勝負しようとしたって無茶だ(ただし,最低限の身だしなみはしよう).自分の”姿勢”,つまり内面とか異性への接し方なら,充分に改善は可能だろう.ポイントは教えるから,あとはがんばってくれ」っつーものです.

実はこの話,女性にモテなくて悩んでいる男性だけに当てはまる話じゃなくて,恋愛関係以外の一般的な人間関係が苦手な人にとっても考えさせられるところあるんじゃないかなぁと思ってみたり.
ただし,文体が文体なので,真剣に悩んでいる人にはお勧めしない.

適度な笑いと,スプーン1杯の心の救いが欲しい人は必読.

モバイルバージョンを終了