永野護のコミック「フール・フォー・ザ・シティ」を知ったのが,小学生高学年のころ.
で,「フール・フォー・ザ・シティ」というのはある曲のタイトルそのままなのであるが,コミックの中の登場人物にとっても「謎の曲」という扱いで出てくる.
「ガキのころ,すげぇ曲を聴いた.『じゃじゃーん,じゃかじゃか~ 街に行こうぜ』ってな感じなんだけれど,わかる?」
みたいな台詞が出てきたり.
コミック読みつつ,僕も「なんだその曲?よくわからんなぁ.本当にあるのかなぁ?」などと思って,読んだ直後に忘れてしまいつつも,心のどこかに引っかかっていたり,Foghat というバンドの曲らしいということだけはわかっていたり.
当時,インターネッツなんてなかったし,北海道の片田舎に住んでいたので,探す方法もなかったし.
ちなみに,オリジナルのアルバムはこちら.
Fool for the City
社会人になった今,「私の辞書に著作権という言葉はあったかもしれないが,見失った」とばかりに,Foghat の Fool for the city の勝手ビデオ(SWG版)を作ってしまったり.
Mos Symphonia: Fool for the city (WMV形式,25MB)
コミック「フール・フォー・ザ・シティ」では,マコト君がバイクに乗りながら “Fool for the city” を聴いているときに殺されちゃったので,それをモチーフにしてみたり,本当は映画「イージー★ライダー」風に “Born to be wild” をあてようと思っていたんだけれど,気が変わって Fool for the city にしてみただけだったり.