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淋しい大人たち

どういうわけか、一条ゆかりの「有閑倶楽部」をブイブイと読んでいる当方。

現在、12巻まで読了。

とりあえず、わかった。
有閑倶楽部のネタは「誘拐」「殺人」「幽霊」「海外旅行」の4種類で回っている。

マンネリと言うなかれ。
お約束はお約束として楽しむ、大人の余裕が欲しい。

なお、有閑倶楽部オフィシャルサイト相性占いをやってみたところ、美童グランマニエという結果が出た。
彼は男性なので相性が良くてもあまり嬉しくないのだが、なんとなく彼のことが他人と思えない自分がいて、ちょっと複雑な思い。

ちなみに、「有閑倶楽部の3人の女性陣のうち、誰を彼女にしたい?」と聞かれたら、「どれもイヤ」と答えておきます、とりあえず。


さてさて、そんな本編はさておき。

12巻には「有閑倶楽部」ではない、一条ゆかりの読みきり作品が収録されている(いや、ほかの巻にもたまにあるけれど)。
「淋しい大人たち」という作品。

主人公は高校生の女の子。ある日、父親の浮気が発覚し、主婦である母親がヒステリーを起こす。
主人公はヒステリーを起こした母親に「いい年してそんなにガミガミ言う性格なんだから、お父さんがよそに若い女を作る気持ちもわかる」と父親に肩入れしつつも、なんとなく許せなくて、父の愛人に会いに行ってしまう。
会いに行ってみると、この若い愛人と妙に気があって・・・、なお話。

まぁ、ありがちと言えば、ありがち。

しかし、なんか知らん、僕の琴線に触れたわけで。

実は不器用なお父さん。

話しかけることもできず
ただ遠くから
見ていただけの
パパの初恋

いつの間にか姿が見えなくなって
後悔とせつなさだけで
終わってしまった恋・・・

そんな初恋を、愛人に重ねているそうで。

いいじゃん、オヤジ!

あと、ラストのコマ。
田舎に帰った愛人が、非常に良い顔しています。
東京にいるときよりも、数倍イイ女になってます。

吹っ切れて幸せをつかんだ女性って、いいよね。

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