試合結果は、asahi.comのサイトなどをご覧下さい。
1回表、いきなり東洋大姫路の林崎くんにホームランを打たれたときは、意気消沈。
試合前から、スタンドでは「アイツはやべぇ」とささやかれており、本当にホームラン打っちゃうもんで、そりゃあ、スタンドのみんな落ち込んださ。
スタンドといえば、僕の後ろに、なんだか妙にかしましいオバちゃんがいた。
非常に訳知り顔で、周りの人とペチャクチャペチャクチャしゃべってた。
しかし、「うるせぇよ、ババァ」とは決して口に出しては言えない、小心者の当方。
ていうか、駒大が7回の守備についた頃、なにやら新聞記者風情の男が、こちらに向かって歩いてくる。
「あれ?ボクチンの苫小牧を愛する気持ちが包み隠さずに出てしまって、僕からコメントでも取ろうと?どんな気の利いたことを言ってやろうか・・・」
なんて、身構えていると、僕をスルーして、後ろに座っている件のオバチャンのところへ。
記者は
「毎日新聞の者です。中沢くんのお母様ですよね?先ほどの二塁打すごかったですねぇ」
とか言ってるし。
ひぇ~、このおばちゃん、駒大反撃に貢献したファースト中沢くんのお母さんだったんだ。
心の中で「うるせぇよ、ババァ」とか悪態ついてごめんなさい。
お母さんは、
「あの子は1分でも1秒でも、仲間たちと野球をやりたがっていると思う。この試合にも勝って、少しでも長く仲間たちと野球をやらせてやりたい」
と言っていた。
泣けた。
校歌演奏、校旗掲揚のビデオ(1分49秒、28MBくらい。Mpeg4形式)
一緒に校歌を歌っている歌声が入っている。
ただし、僕が歌っているのではない。隣のお兄ちゃんが歌ってた。
どんなに声が似ているとはいえ、僕が歌っているわけではない。
途中、歌詞がわからなくて「♪らららら~」でごまかすあたりがいかにも僕っぽいけれど、僕が歌っているわけではない。
なお、僕は駒大野球部の関係者でもなんでもないけれど、「偵察、偵察♪」とてな感じで、第2試合の帝京-智弁和歌山の試合も途中まで見てきた。この試合の勝者が、準決勝で駒大苫小牧と対戦する。
5回表の帝京の攻撃まで見て、2-6で智弁和歌山がリード。智弁和歌山の選手たちはバカスカ打つし、帝京に勝ち目はなさそうに思えた。そんなわけで、そこで球場を後にした。
その後、メシ食ったり、梅田をブラブラしたりしてた。
梅田のアヤシイDVDショップの店頭にテレビが備え付けられており、ふと覗いてみると、ちょうど9回裏で12対12だった。
やるじゃん、帝京。よくここまで追いついた。
だけど、智弁和歌山の攻撃で1アウト満塁。いやん、これぞシナリオどおりの高校野球ぅ~。
最後、押し出しで帝京負けちゃいましたね。
面白い試合だったっぽい。
途中で抜けずに全部見てくれば良かった。