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Google Map plugin for MT 0.0

“Google Map Plugin for MT” は、Movable Type に簡単にGoogle Map を貼り付けるプラグインです。
インストールが簡単かどうかは知りません。


【使い方】

1. prototype.js のダウンロードとインストール
ここからprptotype.jsをダウンロードし、web サーバーの任意の場所に置きます。Web ブラウザーでアクセスできる場所ならどこでもかまいません。
※これは、当プラグインを Internet Exploler で問題なく表示するために必要です。これを使わない場合、Internet Exploler でページが表示されなくなります。

2. Google Map API キーを取得
Google Map API のキーを取得してください。キーがないと当pluginは利用できません。
キーの取得時に「利用するURL (My web site URL)」を指定しなくてはなりません。指定したURLのサブディレクトリは全て有効になるので、できるだけ上位のURLにしておくのが吉。

3. “GoogleMapプラグイン” をダウンロード
GoogleMap.txt(ver 0.1)をダウンロードし、”GoogleMap.pl” という名前に変更した上で、/*mt.cgiのあるディレクトリ*/mt/plugin/ にコピーして下さい。
chmod 755 GoogleMap.pl とかも、適宜。

4. GoogleMap.pl の書き換え
※最低限しなくてはいけないこと
4.1 my $mapkey = “ADD YOUR KEY”; (22行目あたり)に2で取得した自分の Google Map API キーを書く。
4.2 my $ prototypepath = “ADD YOUR prototype.js PATH”; (23行目あたり)に 1 でインストールした prototype.js のパスを書く。

※できればした方がいいこと
4.3 $mapwidth と $mapheight の値を変更する(27-28行目)。これは、画面に表示される地図の横幅と縦幅です。CSS で <div> タグの width, height に指定できる形式なら何でもOK。デフォルトは両方とも 400px にしてあります。
4.4 $zoom の部分を変更する。これは、Google Map の初期縮尺です。値が小さいほど広域地図になります。好きな値を。しかし、モノには限度ってものがあるので、0(世界地図)から19(超拡大)くらいの値にしておいてください。

5. テンプレートの書き換え
<$MTEntryBody$> という部分を <$MTEntryBody GoogleMap=”1″$> に、<$MTEntryMore$> という部分を <$MTEntryMore$ GoogleMap=”1″> に変えてください。
インデックス・アーカイブとか、メインインデックスとか、あなたが使いたいところのテンプレートを。

6. 確認してみる。
mt.cgi を開いて「システムメニュー」⇒「プラグイン」を開くと、GoogleMap というのがあると思う。無い場合は、上記のやり方の中で、あなたの責任で何か間違えている可能性があります。よく確認してみてください。
よく確認しても、やっぱりまだ表示されない場合は、当方の説明書に間違いがある可能性があります。早急にご連絡ください。説明書を書き直します。

7. 早速使ってみる。
※手っ取り早く使う。
本文に [GoogleMap:45.222,134.4444] と書いて、記事をアップすれば、アラ不思議、GoogleMap が張り付いている。
緯度も経度も、小数点付きの「度」で書きます。もうお分かりかと思いますが、緯度⇒経度の順にコンマで区切って書いてください。
なお、全て半角で入力してください。スペースは一切入れないで下さい。 Ver 0.1 で常識的なスペースなら回避できるようにしました。

※座標の表し方について
国内なら問題は無いのですが、南半球とか西経とかを指定したい人もいるかもしれない。
そんな人に朗報。緯度には “N”(北), “S”(南)の指定が可能。小文字でも良い。
勘のいい人ならもうお分かり。経度には “E”(東)と”W”(西)が使えちゃう。
ついでに言うと、”+”と”-” でも良い。”+” は北か東を意味するし、”-” は南か西を意味する。
つまりだ、南緯12.4度、東経124.5度を指定したければ
[GoogleMap:S12.4,E124.5] とか [GoogleMap:-12.4,+124.5] とか書いてもいいんだ(あとね、数字の前の符号が省略されたら、”+”があるものと見なす)。

座標の調べ方はいろいろあるけれど、例えばGoogle Mapを使うなら、”Link to this page” という所を押せば、URLが表示されるので、そこを一生懸命目を凝らして “….&ll=35.88905,138.779297&…” というところを探せばよい。
もしくは、ここで調べるとか。

さぁ、これで世界は君のものだ!

※ちょっとカスタマイズ
しかし、人によっては「オレはもっと大きな地図を表示したい。こんなちっぽけな地図では俺の偉大な世界征服の野望は収まりきらない」だの、「こんな大きな地図や~ね~。私は小さいものをカワイク思うわ」だのと言ったリクエストがあるだろう。
そんな人は、所在地の後にコンマセミコロン(;) (都合により、ver 0.2 以降で変更しました。変更した変わりに、ver 0.2 でビッグなプレゼントあり。うしし)で区切って “width=300px”(横幅)、”height=200px”(縦幅)、”zoom=10″(地図の縮尺)と指定すればよろしい。手順4 で指定した初期設定を無視して、大きさを変えることができます。

例 [GoogleMap:34.56,133.456;width=200px;height=200px;zoom=15]

くれぐれも、緯度、経度を最初に書き、ここだけはコンマで区切ること。
その後ろのオプションはつけてもつけなくてもいい。

あと、あんまりテストしてないから、本当は使って欲しくないけれど、緯度、経度は「dd.mm.ss.millisecond」という形式も使える。つまり、「度、分、秒、ミリ秒」による指定。
僕の FOMA P903i の GPS ではこの形式で吐き出されるので、作っておいた。
なお、分と秒は60進数、ミリ秒は10進数ということになっています。

さらに注意が必要なのは、測地系は “WGS84″ にしか対応していません。”tokyo” とかの測地系の値をぶっこむと、500m弱北東にずれる。

以上です。


次のバージョンでの実装予定
-地図コントロール(縮尺変更とか右下の広域マップとか)や地点アイコンの有無に関するオプションをつける
-フキダシにコメントを入れる
-ユーザーからのフィードバックで、重要だと思ったもの。

遠い将来実装するかもしれないもの
-エラー処理とか?
-複数地点へのマーカー設置
-測地系変換(”tokyo” ⇒ “WGS84” とか)
-オプションの初期値を mt.cgi で設定できるように
-ユーザーからのフィードバックで、「俺にとっちゃ、どうでもいいんだよ、ボケ!」と思ったもの。

その他、注意事項
全角入れないでね。対応してないから。
“GoogleMap” は大文字と小文字の場所をきちんと守らないと動かないよ。


【最後に】
改変、再配布等自由。
ただし、その時には、木公の貢献について一言触れてください。できれば。

【使用例】
[GoogleMap:43.070698,141.343564;width=480px;height=480px]
[GoogleMap:43.070698,141.343564;width=480px;height=480px]

現在、プラグインを無効化しています

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