サイトアイコン alm-ore

Underberg (シモヤマさん) を飲む

本日、郵便受けの中に、小さな紙袋が入っていた。小包らしい。

宛名は確かに、僕になっている。
差出人は、北海道に住んでいる女性。
しかし、差出人の名前に全く見覚えがない。

そりゃ、33年も生きてくれば、いろいろと火遊びしたこととか、酔った勢いでアレコレとかの一つや二つはあるけれど、マジで知らん名前。
しかも、僕の現住所を知っているとは何事か。


いたずらにしては手が込んでるし、何かと物騒な昨今なので、ものすごく不安になる。
以前には、家の前に岡山の桃が置かれていたこともあった。しかし、そのときは添付されていたお手紙を見て、差出人の見当がついてよかったのだけれど。

今回は、本当に知らない。
かなりドキドキした。
しかし、ここで怖気づくわけにはいかない。

意を決して家の中に持ち込み、開封した。

あ! Underberg!

先日、京都でその存在を知り、結局飲まなかったアレだ。
そして、その時の記事のコメントで、トモエンジェルさんが「送っちゃるか?」(勝手に北海道弁化)と申し出てくれたやつだ。

そういえば、差出人の下の名前に見覚えがあった。
彼女とは小学校の時にクラスメイトだったのだけれど、それからおよそ20年音信普通だった。で、mixiで再会したのだ。そして、その20年の間に、彼女は結婚して姓が変わっていたのだ。
納得。

しかも、ちょっと早いバレンタイン・チョコレートまでつけてくれた。
感謝感激です。

早速、Underberg (コードネームは “シモヤマさん”。under mountain という意味だから) の包装を解いた。
入れ物が完全に、なにやら滋養強壮剤っぽい。
手のひらサイズで、量も滋養強壮剤っぽい。

滋養強壮剤を飲むときのように、腰に手を当ててビンから直接クイッと飲む。
でも、注ぎ口がとても小さく、思うように出てこない。思わず、チューチューと吸ってしまう。ちょっとカッコ悪い。

そして、味はやっぱり滋養強壮剤っぽい。
どことなく、薬クサイ。
でも、マズくない。僕は好き。
なにやらハーブが入っていて飲み口にクセはあるが、電気ブランがOKな人なら十分飲める。
後味はちょっとイヤ~んな感じがしないでもないが、飲み終わって10分経った今、なんか口の中に爽やかなハーブの香りが残ってる感じ。長期的な後味はすごく良い。

これ、僕はきっと、クセになりました。どっかにおいてたら、今度から絶対飲む。

そんなわけで、トモエンジェルさん、無事に荷物は届きました。
どうもありがとうございました。

モバイルバージョンを終了