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俺の死活問題

「就活」、「婚活」の次は何か?
少子化だなんだと言われている時代なので、出産育児に関する活動として「産活」、「育活」なんて言葉が世の中で多用されるんだろうなぁ・・・なんて考えていたら、本当に「産活」はあった。

産活now(読売新聞)

「育活」はまだみたいなので、その道の第一人者になりたい人は、今がチャンスですよ。

さて、「育活」のさらに次は何かと考えたら、高齢者を対象にしたものだろうな。就活、婚活、産活のどれをとってもせいぜい30代までしかカバーしない活動だから。
今日の高齢社会において、人口比の多さはもちろん、たくさんの資産を持っているのも彼らだ。彼らを焚きつけて、お金を使ってもらおうという動きは当然出てくるだろう。


そして、人間が誰しも迎える人生のイベントと言えば死ぬことだろう。人間誰しも自分の死について考えるものだし、高齢者ともなれば心配事の大きなウェイトを占めるだろう。
実際、近年は葬儀場や葬儀プランの広告が多いような気がする。高齢者が、生前に自分の気に入った葬儀方法を決めておくなどということがあるんじゃないかと、想像している(僕は、身近に高齢者がいないのでよー知らんけど)。中には、自分の死を待ちきれなくて、「生前葬」なんてやっちゃう酔狂な人もいるようだし。

「これらの動きに対応して、きっと『死活』という言葉が生み出されるに違いない!」
と予想を立て、自分がなんて世相を読める人間なんだろうと、自分で自分が好きになってしまったのだが、よく考えりゃ「死活」って言葉はすでに存在しているじゃないか。
だめだこりゃ。

せいぜい「葬活」とかになるのかな。

ていうか、「活動ブームを考える活動、略して”活活”」なんて言葉も3年くらいしたらできてるんじゃねーかと心配してしまうお年頃。
そして、10年位したら「○活」ブームって何だったんだろうね、なんて言われてるんじゃないかと思う今日この頃。

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