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ジャムセッション行ってきたストラット

今出川行きのキップ買って
同志社で待っちきって
今出川行きのキップ買って
セキュリティからサマータイム (あ、HIシンポですよね? そやねー)

セッション行ってきたストラット Just keep on!
セッション行ってきたストラット

大和西大寺行きのキップ買って
Hot Staffまでちょっと行って
大和西大寺行きのキップ買って
女の子見たりギター弾いたりしまんがな(なんやそれー!)

「兄ちゃん、毛ぇ長いから女の子かと思たやんか。もーよぉ言わんわ」
なに言うとんねん、この女子ドラマーは。


* * *

昨日(9月2日 月曜)の話である。
大和西大寺駅徒歩5分のレストラン・バーHot Staffでジャムセッションが開催されるとのことで、下手くそながら参加してきました。
20時から開始とのことなので、仕事が終わってから戻って駆けつけることに。

僕の通っている音楽教室でドラムの講師をしている上田高史さん(上の写真のドラマー)が主催するとのことでお誘いを受けたのです。
この日は京都市内へ出張する必要があったので、本当は一度お断りしていました。あと、腕前に自信もなかったから。
しかし、いろいろ世話になっている相手であり、主催の上田講師のお弟子さんでもあり、当ブログでは「仏ドラマー」として何度か登場している某女子ドラマーが参加するということで、僕も参加を決意。
彼女もジャムセッションは初参加とのことで、ちょっと前から不安だという相談を受けていた。ここで手を貸さないと男がすたるじゃん?彼女は、僕なんか比べ物にならないくらい演奏技術を持っているのに、緊張で実力を発揮できなかったら気の毒じゃん?外見上は年齢不詳、職業不詳、経歴不詳、後ろから見たら性別不詳な俺であっても、緊張緩和に少しでも役立つなら添え物になろうと。で、行ってきたわけ。
#まぁ、グダグダ言い訳がましく書いたけれど、要するに「女に頼まれたら断らない」という俺の性分。

事前の不安をよそに、彼女の演奏は堂々たるものでした。
それに比べて、僕はもうメタメタで。消えてしまいたい。

ジャムセッションというのは、その日集まったメンバーで即席のバンドを組んで、ほぼ練習無しで合奏するという活動。
何を演奏するかも、その場で決まる。ただ、いわゆるスタンダード(定番曲)というのがあって、頻繁に演奏される曲があるそうだ。実際にどれくらいあるか僕は知らないのだけれど、数十から100曲くらいらしい。慣れている人はだいたいそれらを覚えていて、一通りは弾けるらしい。定番曲を集めた本(たとえば、納浩一『ジャズ・スタンダード・バイブル セッションに役立つ不朽の227曲』)もあり、うろ覚えでもそれを頼りにサッとやれるらしい。

僕はもちろん定番曲の知識なんて全然ないから、弾ける曲はほとんどない。
けれども、上に書いたとおり、何を演奏するかはその場で決まる。逆に言えば、僕が弾ける曲をお願いすれば、他の上級者ならそれに付き合ってくれるのである。
完璧に弾けるわけではないけれど、それなりになぞることのできる “Isn’t she lovely” と “The chicken” の2曲をお願いして参加させてもらった。それから、いわゆる「スリーコードブルース」という3つのコードだけを繰り返して、簡単なアドリブをするという、将棋で言えば六枚落ちみたいな超初心者用セッション曲にも付き合ってもらった。

周りはプロのミュージシャンの人たちで、そんな人に聞かれるんだと思ったり、合奏するとなると、なにかとふてぶてしい僕でもさすがに緊張してガチガチになった。普段やれてることも全然やれなかった。悔しかったし、恥ずかしかった。
でも、周りの人たちは暖かく接してくれたので、全く嫌な気はしなかった。僕の担当講師ではないが、ギター講師として働いている人からは無料でいろいろアドバイスも貰えたし。楽しかったし、また行きたいと思う。
参加費1500円/2時間では安すぎると思える時間だった。

なお、セッションに参加しない人でも聞きにこれるそうです。その場合(この店の場合)、参加費は取られず、普通に飲食するお客さんとして扱うそうです。ただし、任意のチップに協力してほしいとのこと。

昨日も、ちょっと訳ありっぽい高齢男性と中年女性のカップルが現れた。彼らは、ジャムセッションの日だとは知らずに来てしまったらしく(セッションは週に1日程度で、その他は通常のレストランバー)、はじめは困惑していた。しかし、その男性は酒をガブガブ飲んでメートルが上がってくると、他の誰よりも大きな掛け声と手拍子で応援してくれた。僕が演奏しているときも、かぶりつきでノリノリに聞いてくれたり。気持ちよかった。心のなかで「不倫カップルかよ」って思ってたことを、同じく心のなかで謝罪した。
彼らは、気前よく5000円のチップを置いていった。びっくりした。セッション参加費が1500円なのに。
#なお、チップはお店と主催ミュージシャンで分けるらしい、たぶん。

そんなわけで、一般のジャムセッションに参加していろいろ楽しかったという話でした。

次回は、9/12夜に茨木で行われる心理学者バンド・ざじょんくす のセッションに参加です。楽しみです。
これは広く参加を募るものではないので詳細は記しませんが、知り合いなら断る気はないので、興味のある方は何らかの方法でご連絡ください。参加費/チップは原則無料です。

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