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FON ソーシャルルーター設置

FON世界中のみんながフリーの Wi-Fi アクセスポイントを設置し、共有することで、どこでも無線ネットワークを使えるようにしようというプロジェクトFONのルーターを自宅に設置してみました。
#ちなみに、ルーターはタバコの箱くらいの大きさだった。

とりあえず、僕の家には Wi-Fi アクセスポイントが無かったので、それを手に入れただけでかなり嬉しい。
家中にLANケーブルが転がっていて、とってもじゃないけれど、女の子を連れ込んでしっぽりする雰囲気じゃなかったからね!
野望に向けて、一歩前進した気分だ。

ただし、このルーターは、他人に開放することが前提で提供されている。
そんなわけで、うちもバカ正直に開放しているわけで。
#ていうか、開放しないことはできない。

一応、「プライベートエリア」と「パブリックエリア」は区別されてるとのこと(どんな仕組みになってるかはわからん)。
確かに、「プライベートエリア」(僕だけがパスワードを知っている)を使うと、自宅LAN内のマシンに自由にアクセスできる。
しかし、「パブリックエリア」(パスワード無しで誰でも接続できる。ただし、FONにユーザー登録しなくてはいけないし、いつどこで利用したかログが取られる)で繋げると、自宅LAN内にはアクセスできなかった。
将来、どっかの誰かがセキュリティホールを見つけないとも限らないけれど、とりあえずは安心している(それ言い出したら、全てのものが「いつかセキュリティホールが見つかるとも限らない」わけだから)。

Wi-Fi の電波の飛ぶ範囲は、大体半径50mくらいらしいので、それこそ3軒に1軒くらいの割合でルーターを設置してくれないと「いつでもどこでも」という状況にはならないよなぁ。
個人にとって、一番良い使い方ってのは「自分はルーターを設置しないけれど、他の人のルーターは設置する」というフリーライダー作戦なわけで、FONルーターの普及は完全に social dilemma (公共財問題)ですわなぁ。
しかしそこは、「情けは人のためならず」をここ10年に渡ってみっちりと教え込まれたり、研究してきた当方なわけで、サクッと設置したわけで。

ちなみに、FONルーターの設置場所は地図で見れる
「俺んちから半径10kmで設置してるのなんて、俺くらいなもんだろうなぁ」
と期待せずに自宅付近を眺めていたら、俺んちから500mのところに1台設置されてるじゃん!

たった500m なので、そこに出かけて行って使うくらいなら自分ちで使うので、お世話になることは無いだろうけれど、すげぇ嬉しかった。
ビバ、FON!

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