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チャド共和国のFirefox3ユーザ

2008年6月18日 23:30(日本時間)現在、チャド共和国のFirefox3ユーザーは1人と思われる。
写真はFirefox3 Download Day 2008より。

Wikipedia でチャド共和国について調べてみると、アフリカ中央の高原地帯に位置し、主な産業は農業。輸出の70%が綿花だそうだ。比較的降水量の多い南部ではウシやラクダの牧畜も行われているらしい。
人口密度は 7人/平方キロメートル。


気になる人口は950万人。つまり、チャド共和国では950万人に1人の割合でFirefox3をダウンロードしたことになる。
このとき、日本でのダウンロード数は34万。人口が1億2千万なので、352人に1人の割合となる。およそ、3万倍の格差だ。

Firefoxを使いたがる人の割合が同じだと仮定すれば、この格差を両国間のパソコン普及の差とみなせるのかもしれない。
われわれ日本人はチャド共和国の人々に比べて、単位人口当たりのパソコン普及率が3万倍もあるのだ。
#僕の計算ロジックが間違っていなければ。

この格差を見て、日本の豊かさとそこで生活することを誇りに思うか、世界の富の格差について思いをはせるか。

最初は「うわっ、チャド共和国って1人だよ、1人!」って感じで能天気に文章を書き始めるつもりだったけれど、書いてるうちになんかしんみりしてきた。

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