LinuxディストリビューションのUbuntuの上で、Windows プログラム実行環境である Wine を使って、AL-Mail32がばっちり動いた。
まあ、動くのが当たり前といえば当たり前なのだが、なんだかものすごく感動した僕がいる。
【Ubuntu とは?】
パソコン用のオペレーション・システムの1種で、要するに Windows や Mac OS の代わりとなるもの。
今回僕は、Ubuntu 8.04 日本語ローカライズドDesktop CDを使った。
ゲットしてきたファイルをCD-Rに焼いて、そのCDで起動したら、あっというまにインストールができた。使うCDはたった1枚。選択肢もほとんどなく、すげぇ簡単。
2006年に当blogサーバ用にFedora coreを入れたときも、随分簡単にインストールできたけれど、CDを6枚入れ替えた。それが今回は、1枚ですよ。DVDじゃないよ、CDだよ。
ブラウザーやオフィス・スィート、メディア・プレイヤーなど、一通りのものも揃ってるからすごい。足りない分は、ネット経由で楽々インストール。インストール用のシステムもかなりしっかりしてるから、使い始めるまでにかかる手間はWindows パソコンのプリインストールよりもずっと楽だった。
ちなみに、使ったマシンは、メインマシンじゃなくて、古くなって眠ってたマシンです。
【Wineとは?】
Ubuntuは、基本的にWindows用のソフトウェアは動きません。しかし、このWineを使うと、Ubuntu(や、他のLinux マシン)で Windows ソフトが動くようになります。
Ubuntuでのインストールは簡単だった。たしか、
sudo apt-get install wine
と、1発打つだけ。
一気に環境が整った。
【AL-Mail32とは?】
当方が15年弱にわたって、浮気することなく使い続けているメールソフト。
Linux や Mac を使わずに、Windows を使い続ける理由は、このメールソフトのため。
それが今回、Ubuntuで動いちゃったから、もうWindows を捨ててもいいかなという気になってきた。
今のメインマシンのWindows は電源を入れて使い始めるだけで、メモリが1GBも消費されてる。
しかし、Ubuntuクンだと、たった370MB。30%くらいじゃないか。
なんか画面もきれいで、文字も読みやすい。今、Windows マシンに戻ってきてフォントの汚さに吐きそうになった。
ただ、上の画面にあるとおり、日本語入力がなんか変。
「テスト」と打ちたいだけなのに、勝手に文字が増殖したりする。
もう一息、移行は待つかな。