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LIFE photo archive hosted by Google

アメリカの写真週刊誌 “LIFE” (現在は廃刊)の写真アーカイブが Google によって整備され始めている。

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最終的には1000万点ほどの写真が収録される予定で、紙面に掲載されなかった写真も収録されるそうだ。

古くは1750年代のもの(このあたりのヤツは、写真じゃなくてイラストっぽい)から揃っている。1860年代の南北戦争の頃を見ると、リンカーン大統領とかが出てきてビックリした。

ショッキングなものもあった。
1940年代かつ Hiroshima で検索をかけると、焼け野原になった広島市街や被爆した人の写真が出てくる。同時代の Japanで検索すると、終戦直後の日本の様子がたくさん出てきた。まぁ、アメリカのカメラマンが撮るとしたらその時代だよなぁ。また、よく探せば爆撃を受ける戦艦・大和とか、身体検査を受ける東条英機なんかも見つかる。

興味本位で “North Korea” をキーワードに検索してみたら、男が生首を持ってカメラに向かっている写真が出てきてしまってゲンナリしたり。サムネイルを見ただけで急いで閉じてしまったので、説明文は読まなかった。だから、なんの写真なのかはわからない。モノクロだったので、古い写真のようだった。ベトナム戦争やWWIIの写真なんかも興味があったのだが、North Korea のその写真でビビッてしまって、それらを探すのをやめた。

見ていて楽しかったのは、古い京都の写真とか。外国人カメラマンが撮ったモノクロの写真はエキゾチックだ。京都府民の僕が見てもワクワクして、その時代のそこに行ってみたいと思った。

あと、タイタニック号の船長 E.J. Simthも見つかった。事故で亡くなった人のことを能天気な態度で言及するのは不謹慎だけれど、デュカプリオの「タイタニック」で船長を勤めていた人の雰囲気がそっくりでちょっと笑った。

こういうデータベースを肖像権だの政治的に不適切だの何だの騒ぐ前に、とにかく作ってしまうパワーに、良い意味でも悪い意味でもため息が出てしまう。

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