山崎駅での待ち合わせを9時40分にしていただけますでしょうか。早起きさせてしまってスミマセン。
オニ嫁
などというメールを受け取り、朝8時に家を出て一路山崎に向かった。
朝が早いから、伸びる影もまだ長い。
まずは、JR山崎駅から徒歩5分のところにあるサントリー山崎蒸留所の見学に向かう。
要予約だが、1時間くらいかけて工場内の見学ができる。見学後は、サントリーのウィスキー「山崎」と「白州」の試飲もさせてくれる。
案内係のおじさんが、トリスおじさんのピンバッジを胸に着けていて可愛かった。
あいにく工場は休業日であったが、多数の樽が積み上げられている熟成倉庫は壮観。
見学後は、ウィスキーの水割りで良い気分になり、創業者・鳥井信治郎の像(左)に狼藉を働きつつ記念撮影。
ところで、当方が丸刈りに髭面になった理由は諸説あるが、大きな理由の一つとして、オニ嫁さん(美人)と一緒に競馬場に出かけるからであるという説が一番有力である。
上の写真、耳に赤ペンをさして、脇に競馬新聞を抱えさせれば、どこからどう見ても競馬場にたむろするオッチャンではないか。
そんなわけで、JR山崎駅前から直通バスに乗って15分、京都競馬場に乗り付けた。
何事も格好から入り、競馬場では違和感のない当方だが、実は競馬は初体験。
馬券の買い方から、パドックで通っぽいフリをして馬を見る方法まで、手取り足取り教えてもらったり。
全然馬券が的中しない中、迎えた第9レース「北大路特別」。
北大路といえば、京都市内にある大きな通りの名前であるが、当方が愛猫・あるにゃんと出会った特別な場所でもある。
そんなわけで、猫にちなんだ馬でも買おうかというゲン担ぎというか、ヤケクソというか。
まずは、猫っつーことで「10: ハバネロキャット」を買う。ついでに、あるにゃんは当家のお姫様っつーことで「14: プリンセストロイ」を買ってみる。
枠連は、その2頭の枠で 6-8。
で、見事プリンセストロイちゃんが1着に来るわ、枠連も当てるわで1,680円払い戻された!
競馬初あたり!ありがとうプリンセス、ありがとうあるにゃん!
その後、競馬場の寒風で冷えた体を暖めるべく、伏見の鳥せいに移動し、激混みのために1時間以上待合室の暖房で体を暖め、熱燗と鳥鍋と鳥雑炊で体を暖め、帰路についた。
家に帰ってくると、午後8時。ちょうど、大河ドラマ「天地人」の時間であり、家を出てからもきっかり12時間だ。
つーか、あんな美人と一緒に酒を飲みつつ、こんなに早い時間に帰って来るとは、男としていいのか、俺?と自問しているらしい俺。