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NHK連ドラ「つばさ」 第6回

ドラマのエンディングは「絆」をテーマとした写真紹介。それにプライミングされたのかどうかしらんけど、PSP用のゲームソフト「戦場の絆」を買ってしまった当方が、「つばさ」の6回目の放送を見ましたよ。

つばさ(多部未華子)が急いで家に帰ると、借金取りたちは去った後だった。偶然通りがかった斎藤(西条秀樹)が彼らを追い払ったからだ。
つばさの帰宅後、家族会議が始まる。母・加乃子(高畑淳子)と祖母・千代(吉行和子)が全面対決をした(そして、つばさは『寺内貫太郎一家』の西条秀樹ように投げ飛ばされた)。再び家を出て行こうとした加乃子だったが、竹雄(中村梅雀)が泣きすがって引き止めた。
落ち着いたところでケータイをチェックしたつばさは、翔太(小柳友)からの留守電に気づいた。その声を聞いたつばさは、恋と将来に対する不安とが本人にも判然としない、物悲しい気持ちになった。

昨日の放送で、川越まつりにおける「曳っかわせ」という見所が紹介された。
交差点で出くわした山車が、互いに激しくお囃子をたてて、勝負するそうだ。山車の上には人形や仮装した人物が出て舞うらしい。
今日の加乃子 vs 千代のバトルでは、曳っかわせの映像が巧妙に組み合わされていた。実際の曳っかわせの映像では、フサを持った狐 対 扇子を持った大黒(?)が激しくやりあっていた。居間で喧嘩するふたりも、千代が大黒と同じく扇子を持ち、加乃子が狐同様ハタキ(そういえば、神主のフサに見える!)を持っていたのだ。ありゃ、笑ったねぇ。
#その後、加乃子が落ちていた狐の面を被るという細かい引っ張りもヨシ。

今週のヒロインの成長としては、「短大を出たら、主婦になる」→「自分に夢がないのはマズい。外の世界を知るべき」という将来プランの変化。

翔太との関係は、つばさ本人は恋愛感情ではなく進路の問題だと主張しているが、視聴者にも加乃子にも恋愛要素が多分に含まれていることはミエミエ。
自分の感情は自分で気づきにくいって事を上手く表現しており、当方好みの展開。

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