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「家に帰るまで開けちゃだめっ!」

忘れもしない、高校1年のときの話だ。
当時お付き合いしていた女の子とデート(デート?デートなのか!?)して、帰りに封筒を渡された。言いたいことがあるなら直接言えばいいのに、奥ゆかしくていじらしいなぁ・・・、なんて思いながら、開封してお手紙を読もうとしたら、
家に帰るまで開けちゃだめっ!
と言われた。

そんな青春の1日を思い出させてくれたのは、当blogのコメント欄でおなじみの bmb 氏だ。
本日、1年ぶりに再会し、ご丁寧にも手土産を頂いた。プレゼントをもらったらすぐに開封し、お礼と品物への感想を述べるのがマナーだ。
このようなマナーは西洋風で、伝統的日本文化では後でこっそりと開けるのがよいとする考え方もあるだろうが、bmb氏は海外生活も長いし、西洋風のやり方でよいと判断したのである。

早速、包みを開けようとしたら、bmb氏は
家に帰るまで開けちゃだめっ!
と言うではありませんか。

竜宮城の乙姫さまに言われるならまだしも、おっさんに言われても全然かわいくねーよ・・・、なんて心の中で思いながらも、頭の上がる相手ではないので、はいはい、家に帰るまでのお楽しみにしますよ、と彼の命令に従った。


でも、さすがにバカ正直に家まで我慢する理由もなく、彼と別れた後の電車の中(注)で早速開けて、中を確認した。
(注: bmb氏が大阪で焼肉を食べたいと言いくさったので、桜ノ宮まで行ってきた。カウ・ハウスは少々値は張ったが、当方の生涯一美味い肉だった)

すると、中から出てきたのが、「信州珍味 かいこのさなぎ 大和煮」というゲテモノ、日本人なら誰でも大好きな「地方名産品」。

うゎーい、うれしいなー。(棒読み)

焼肉屋で飲んだビールの勢いが残っていればバリバリ食ったところだろうが、さすがに喫茶店でコーヒー1杯で2時間近く粘り、酔いが覚めてしまった現在においては、昆虫はキツい。昨夜、自宅ティッシュに蟻がたかっていることに気づかず鼻をかんだという事件に遭遇し、軽いトラウマになっている状態だし。
見なかったことにして、そっと再び袋にしまった。

なにやら、我が家一の食いしん坊である、あるむ姉さんが興味を抱いているようなので、彼女に毒見味わっていただこうかと思ったり、思わなかったり。
つーか、添加物として醤油や水あめが使用されているようであり、そのままでは猫の健康によくないだろうから水で洗ってから与えたほうがいいかもしれない。
しかし問題は、僕は自分の手で水で洗う勇気がない。

進退窮まった感じがします。困った。
こんなことなら、玉手箱で白髪のおじいさんになったほうがマシかもしれない。

ところで、高校生のとき、当時お付き合いしていた女の子からもらったお手紙の中身。
家に帰ってワクワクとしながら開封して読んだら、
他に好きな人ができました。お友達に戻りましょう
と書いてあった(泣)。
つーか、そうかわかった、お友達に戻ろう・・・ってわけで、お友達感覚でそれからも電話をかけていたりしていたのだけれど、しまいには居留守とか使われるようになった。
ぜんぜん友達じゃねー。

そんなわけで、いろいろと心が苦しくなっちゃうお土産ありがとうございました。

なんか、明日も会う予定になっているのですが、
「ごめんなさい。こういうときどんな顔をすればいいのかわからないの」(by 綾波レイ)
と言いたいやら、言いたくないやら。

つーか、つーか、
家に帰るまで開けちゃだめっ!ブログでどんな反応が返ってくるか楽しみにしてるから
という、格好のネタ提供ありがとうございました。

次回は、たとえば誰かが越乃寒梅の一升瓶を僕にくれるなどしたら、そのツマミとして食べてレポートを書きたいと思います。

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