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優勝者決定: 「水曜どうでしょう」カレンダー・プレゼント

「水曜どうでしょう」の2010年卓上カレンダーのプレゼント・キャンペーンの結果発表を行います。
このキャンペーンでは、カレンダーの希望者は好きな数字を1つ添えて応募し、もっとも小さな数字を宣言した人が優勝というゲームを開催。優勝者1名にカレンダーをプレゼントすることにしました。

このゲームでは、応募した数字が他人とダブった場合、その人たちは全員失格になります。
ここに、参加者同士の読みあいが発生するというものです。

たとえば、「1」はもっとも小さな数字なので強い。しかし、強い数字なので多くの人が使用する可能性がある。そうすると、数字がダブって失格になるかもしれない。
それなら「1」は敬遠しようと、「2」や「3」に人々が殺到するかもしれない。その時、ウラをかいて「1」と宣言すると優勝を狙える芽も出てくるのです。

能書きはこれくらいにして、参加者全員(当方を含めて16人)の数字を発表しましょう。
#入賞者以外の名前は伏字にしてあります。


【結果】

m*** 1
コ**** 1
木公 4
残念賞 海石榴 4
☆ 優勝 ☆ えっちゃん 5
s***** 6
t** 6
ひ** 7
K*** 7
彩* 7
8* 8
南** 8
a***** 11
小* 11
C***** 26
た** 27

以上のリストから明らかなように、優勝は えっちゃん に決まりました。「水曜どうでしょう」カレンダー獲得です。
おめでとうございます。ぱちぱち ぱちぱち。
4でもなく6でもなく、「5」でエントリーしてきたおかげで、見事にダブりを回避することができました。お見事です。

僕と数字がダブってしまったばっかりに優勝を逃してしまった 海石榴さんには、残念賞として北海道のバター飴を進呈します。バター飴は、「幸福→愛国・切符」と「白い恋人」との間くらい(?)に名物となった北海道土産です。昭和の話なので、もう30年くらい前のことですな。

入賞のお二人は、賞品の送付先をメールでお知らせください。


以下、主催者の感想。

応募者はたかだか10人くらいだと思っていたのですが、予想の1.5倍ものみなさんに参加していただきました。本当にありがとうございます。
募集中の1週間は、みなさんから集まる数字を一人で眺めながらニンマリしていました。
「あ~あ、いきなりダブっちゃってるよ」とか「お、上手くスキマに滑り込んできたねぇ」とか、一人でブツブツいいながら楽しい日々を過ごさせていただきました。

また、この企画を機会に初めてコンタクトをしてくれた人たちも数人いました。
面識もない僕にメールを送るのはちょっと緊張しただろうと察します。勇気をもってメールを送って下さってありがとうございました。

僕が「4」でエントリーしていたために、海石榴さんの優勝を妨害してしまったことは申し訳なく思っています。
後から数字を決めたんじゃないかと誤解を受けるかもしれない。きちんと証明する手段は無いのですが、最初の記事を書いたときから「4」に決めていました。これを選んだ理由を説明すれば信じてもらえるだろうか。
“1974年4月24日生まれ”なので、4が三回出てくるという理由で決めたのです。

最終結果を出すとき、自分のエントリーはこっそりと無かったことにしようかとも思いました。
しかし、最初の記事ではっきりと書いてあるし
アンタの分はどうなったんじゃい?
と突込みがあると、明快に説明できないし、困ったな、と。
僕のエントリーをキャンセルすると、一方で海石榴さんの利益になるけれど、他方でえっちゃんの優勝を剥奪することになるので。
・・・本当に、はじめっから自分のエントリーはナシにしておけばよかったと後悔した。

でも、締め切り3分前まではそんな悩みは無かったのです。
なぜなら、「1」で応募した人が一人しかいなかったから。その人が優勝するはずだったのです。
以下のような祝辞まで準備していました。

みんながビビって避けていた「1」を男らしく高らかに宣言した、勇壮で堂々たる勝利です。
良く言えば。

悪く言えば、家に鍵をかける習慣のない田舎の農村にやってきて、勝手口から忍び足で侵入し、平和に眠っている家人のすぐ横で、ガマ口から小銭をかすめ取って行くコソ泥のような勝利と言えなくもありません。
あくまで、無理やり悪く言えば、ですが。

他の参加者が3以下の数字を言わないところ、見事に言い抜けたのですから立派な優勝です。

ところが、締め切り2分前に滑り込みのエントリーがあり、なんとその人が「1」を宣言したのです。
おかげで、優勝者が入れ替わり、しかも僕の存在がビミョーな状況になってしまったわけです。

非常にドキドキした。
なんじゃそりゃ! と、自宅で一人で声をあげてしまった。

とはいえ。
2分前にエントリーしてきた人のことは、これっぽっちも恨んでいない。
むしろ、ドラマチックなエンディングを演出してくれて、僕的にはものすごく面白かったし、興奮した。
どうか、ここでネタにしていることを怒らないで下さい。本当にポジティブな感情しかありません。

そんなわけで、今回のキャンペーンはこれにてお開き。
#あ、賞品の発送が終わってないから、俺の作業はまだ残ってんだな。

もしリクエストの声が多ければ、同じルールのゲームでお年玉企画なんかやろうかと思ってる。

そんなわけで、今年はまだ10日あまり残ってますが、どうぞ良い年末と良い新年を。

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