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掃除機と通販と山瀬まみ

中学生の時、僕に片思いしてくれていたクラスメイト女子がいたわけで、彼女が僕と会話のきっかけを作りたかったらしく「山瀬まみの新しいCDが出たんだって?聴いてみたいから貸して」なんて言ってきたことがあり、彼女の気持ちになんとなく気づいてもいたし悪い気もしなかったので、翌日に山瀬まみのロックアルバム『親指姫』を貸してあげたという青春の1ページを思い出す当方が、通販生活の山瀬まみが掃除機を紹介するCMはまだ見てないんだけれど、新聞折込広告の写真を見ましたよ。

通販生活のチラシ2種。すてきな奥さん風に掃除機を構えている。

これはマイミクのますたぁさんが購読している新聞に入っていたものだそうだ。写真を撮って送ってくれた。おまけに、郵送で譲ってくれることになった。アムロ風に言えば、こんなに嬉しいことはない。

とても嬉しいことに2枚もある。池田勇人風に言えば、山瀬倍増計画だ。さらに嬉しい事といえば、チラシをよく見れば表題が2種類あって、それぞれ「通販生活」と「朝日新聞」になっている。

もしかしたら他の新聞社バージョンもあるかもしれない。生粋の山瀬ファンとして、全種類集めたいと思うのは当然だ。1月15日の新聞に折り込まれていたそうなので、お持ちの方がいらっしゃればぜひご連絡ください。
宛先はこちら

matuda@alm-ore.com


さて、山瀬まみと通信販売は切っても切れない関係にある。20年以上前から、彼女は通信販売愛好者だと自ら語っていたのだ。

それに加えて、「山瀬ロック化計画」ことアルバム『親指姫』(1989年)には、本人が作詞した「198」という通信販売をテーマにした曲が収録されていた。回転座椅子、高枝切りばさみ、ミシン付きお針箱など、当時のテレビショッピングの定番であり、かつ、ちょっとビミョーな商品が列挙されている歌だ。

歌詞の中では「コードレス掃除機」にも言及されている。

コードレス掃除機
誰か買った奴がいたら おしえて つかわせて
さわらせて 夢みたいよ
16時間充電して 6分しか使えないの

などと、使い勝手の悪さをこき下ろす一方、強い憧れの念を吐露した歌詞になっている。

そんな山瀬まみが、作詞から四半世紀を経てコードレス掃除機の通信販売の広告に起用されたわけである。長年山瀬ファンを続けてきた当方としては感慨深いものがある。
そして、当時は6分しか使えなかったコードレス掃除機が現在では30分も使えるということに驚きを覚えている。

テレビCMも放映されているそうだが、そちらはまだ見れずにいる。日テレ系の番組でよくCMが流れるという情報をあるにゃんの里親さんに教えてもらったので、留守録をセットしているのだけれど未見である。
河瀬直美版の通販生活CMは見たのだけれど。思わず「山瀬まみとは性別と生年と”瀬”しか合ってねー!ていうか、本当は瀬の字は”瀨”という難しい字だケドー!」と叫んだものだ。

なお、あるにゃんの里親さんにテレビの画面を撮影して送ってもらった。

胸チラが!胸チラがっ!!

運良くCMも録画できることを神様に祈る今日このごろです。

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