万博会場でAV撮影、男女5人を書類送検
愛・地球博(愛知万博)長久手会場で運行されているロープウエーのゴンドラ内でアダルトビデオを撮影したとして、県警愛知署は2日、東京都新宿区内のアダルト専門チャンネルテレビのカメラマン(31)と女優(26)ら5人を軽犯罪法違反の疑いで瀬戸区検に書類送検した。
調べによると5人は、5月2日午後2時ごろ、運行中の「キッコロゴンドラ」内で、上半身の露出シーンなどがあるわいせつな場面を撮影した疑い。ゴンドラは大部分がガラス張りで、外から見える状態だった。最初は屋外で撮影しようとしたが、混雑していたため、ゴンドラ内に変更したという。
5月26日深夜に放送された番組を見た男性から博覧会協会に問い合わせがあり、同署で捜査していた。
(http://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/shakai/20050902/20050902i304-yol.html?C=S
「番組を見た男性から万博会協会に問い合わせ」だそうで.
この問い合わせをした男性について色々考えてみる.
【アダルト専門チャンネルの視聴登録をしているんだろうか?】
書類送検された容疑者達は「アダルト専門チャンネル」のスタッフとのことなので,5月26日深夜に放映された番組もおそらくアダルト専門チャンネルなのだろう.
このチャンネルがどこなのかはわからないが,大抵アダルト専門チャンネルは有料だ(しかも,他と比較すると高額な場合が多い).
問い合わせをした男性は,このチャンネルの視聴登録をしていたのだろうか.
もしかしたら,「お試し無料放送」とか見れる立場にいたのかもしれないが,「深夜に放送された番組を見た」わけだから,きっとイヤらしい番組を見たくて見たんだろうな.
いや,別に彼を「スケベ」と糾弾するつもりはないけれど.同じ♂として気持ちはわからないではないし.
【問い合わせの動機は,万博を冒涜したことへの憤りなのだろうか?】
愛・地球博は,なんだかんだ言って,今年最大の国内イベントなわけで.
そんなイベント会場で,猥褻な映像を撮影し放映したことに憤ったのだろうか?
もしくは,キッコロを愛しているんだろうか?
確かに,モリゾーより愛くるしい姿をしているし,彼がキッコロの大ファンである可能性もある.
いくらイヤらしい番組を見ていても,キッコロへの愛情は捨て切れなかったのかもしれない.
大好きなキッコロを模した(と思われる.実際に見たことないし)「キッコロゴンドラ」の中で猥褻な行為を行ったことへの怒りなのかもしれない.
僕なら,ガンダムをネタにしたエロ商売(これとかあれとか)はむしろいろんな意味で喜んでしまうところだけれど,彼はそれが許せないくらいアツイ男だったのかもしれない.
【青少年への配慮のなさに憤ったのかもしれない】
愛・地球博といえば,多くの家族連れがやってくる.しかも,撮影された日は「5月2日」とのことなので,大型連休真っ只中でより多くの家族連れ,そして青少年が多かったことだろう.
そんな状況で,「大部分がガラス張りで,外から見える状態」なゴンドラの中で猥褻なシーンを撮影するなど,青少年の育成に関心がある者にとっては言語道断だったのかもしれない.
何しろ,問い合わせをした男性は,26歳という立派な成人女優が出演し,きちんとCSで放送され得るアダルト番組を見ている男性である.
きっと,倫理感のしっかりとした人物なのだろう.
これが例えば,「未成年者(例えば,15歳の女子中学生)が出演し,性器などの卑猥な部分が無修正のまま猥褻な行為が映し出されている流出ビデオ」を闇ルートから入手して観賞し,ましてやひとしきり独り遊び(つい,少々マイルドな表現にしてしまいました)を終えた男性が,なぜだか「愛・地球博で撮影されている」という部分に疑問を抱いて問い合わせをしたとするなら,おいおい,自分の行為を棚に上げてそれかよ!と激しく突っ込みを入れるところですが,彼はそんな突っ込みどころのない,「法律の範囲内で視聴が許されている」アダルト番組を愛好する清く正しい人なのだろう.
【実は,この番組がたいそう期待はずれであった】
CS放送の番組表をチェックしたところ,この男性は5月26日深夜にそれはそれはイヤらしく,居ても起立ってもいられなくなっちゃうくらいの番組タイトルを発見したのかもしれない.
その放送を楽しみに,ナニ首を長くして放送の瞬間を楽しみに待っていたのかもしれない.
しかし,いざ放映された内容を見ると,激しく期待はずれで失意のどん底に陥ったのかもしれない.
その怒りのはけ口が主演俳優やスタッフに向いてしまい,「お前ら,二度とこんなクソみたいなアダルト番組を放送できなくしてやる!」とか何とか思いながら,しかるべきところに通報をして,報復を図ったのかもしれない.
いろいろ可能性を検討してきたけれど,僕はこれが一番もっともらしいと思うなぁ.
なお,「まるで自分が当事者のクセに,それを第三者的な観点で書いただけだろ?だからそれだけ詳細に書けるんだろ?」というツッコミが入るかもしれないし,「公共の福祉のために勇気を持って協会に問い合わせをした市井の男性をバカにするような記述を行うとは何事だ!」というお叱りを受けそうですが,そのようなことは一切ないことを,言い訳がましく書いておきます.
どういうわけか昨日あたり,妙に熱かったり,カッコつけてみたり,それでいてどこかウソ臭いネタを2本も載せてしまったので,ちょっとバカな話でも書いておかないと全体的なバランスが悪いかなぁ・・・と,別に誰もそんなこと気にしてないようなことを一人で勝手に心配してしまったので,揺り返しです.
あと,ついぞ愛・地球博に行けないまま会期が終わってしまいそうなので,なんだかくやしいっつーのもありました.
何が残念かって,愛・地球博が終了した翌週末に名古屋に行く予定が入ってしまったり.
「なんでもう1週間先によばへんねんっ!」
と,まったく板についていない関西弁で叫びつつ,でもまぁ,カワイコちゃんに会いに行くわけだしまぁいいか!と妙に機嫌が良くなっている自分がいるわけですが.
ていうか,そのカワイコちゃんの結婚披露パーティーなので,やっぱり何か釈然としない部分もあるわけですが,ずーっと応援していたカップルが結納を済ませ,9月末に挙式することになったのでとにかくめでたい.
こんなクソ記事の末筆になってしまったのは大変申し訳ありませんが,おめでとうございます.
10年以上前に同じ釜の飯を食っていた新郎君には,新婚の「男性の心境」をたっぷりと聞かせていただきます.
※タイトルに回帰しました.おあとがよろしいようで.