現在、予約受付中。
3年ほど前に別パッケージが発売されており、また、今後数年の間に HD-DVD もしくは Blu-Ray Disc に主流メディアが移行していくだろうと目されているタイミングで発売されることに、非難の声が上がっているようですが。
僕は全てを通しで見たことはないので、悪いタイミングだろうがなんだろうが、実はかなり欲しい。
でも、お小遣いの関係で、現在熟考中だけど。
「エヴァンゲリオンのDVD-Boxが欲しい」とつぶやいたら、ごく親しい知人に「本当に必要かどうか、よーく考えたほうがいいんじゃない?」となんとなく釘を刺されて、現在まで購入せずにじっと指をくわえている当方がいるわけで。
う~む。
「木公はオタクで、アニメ系には金の糸目をつけない人間である」
と、周りには思われているフシがあったり、なかったりするわけだが、実はそれほどアニメ好きではないかもしれない。
33年の生涯の中で、本気で「こりゃオモロイ。ぜひともビデオを棺おけに入れてくれ。あの世で見たい」と思った作品は、せいぜい
・機動戦士ガンダム (宇宙世紀もの。F91、もしくは Vガンダムまで)
・美少女戦士セーラームーン (特に、ファーストシーズン)
・おにいさまへ
・新世紀エヴァンゲリオン
(次点で、きんぎょ注意報!)
くらいなもんである。
ルパンも紅の豚も好きといえば好きだが、別に墓場まで持っていかなくてもいいかなぁという気がしている。
そして、山瀬まみが主人公の声を当てている「チスト みどりのおやゆび」も、彼女が事務所の力で声優初挑戦したスーパーマリオのアニメも、まぁいらんかなという気になっている。
しかし、「カウボーイ・ビバップ」はぜひとも “あの世でも見たい” リストに加えておきたい。
カウボーイ・ビバップは、SF物。
賞金首を追いかける主人公たちの、コメディ系ハードボイルド・アニメ。
雰囲気としては、個人的に「平成のルパン3世」と勝手に呼んでいる。
オトナが見て、十分鑑賞に堪えうる作品だと思う。
各サブタイトルが「ホンキィ・トンク・ウィメン」とか「悪魔を憐れむ歌」とか、「闇夜のヘヴィ・ロック」だの、「ボヘミアン・ラプソディ」なんて、どっかで聞いたような風になっていて、ちょっとニンマリできたり。
お気楽な賞金稼ぎが主題だとするなら、副題として主人公・スパイクの過去の謎解きがストーリーを追って断片的に明らかにされていく展開もシビれる。
う~ん、無性に見たい。
ぽちっとすべきか、レンタル屋に走ってカタルシスすべきか。
それが問題だ。
とりあえず、今夜のところはオープニング映像を見て、心を静めておく。