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お好み焼き 慈恩弘国

慈恩弘国京都・東寺から徒歩5分にあるマニアなお好み焼き店、慈恩弘国に行ってきた。

店構えの写真を撮ったのだが、看板にライトが反射してうまく撮影することができなかった。まぁ、店の名前「慈恩弘国」と書いてあるわけだが。
どのようにマニアな店かということは、店の前に停まっている自動車のボンネットを見ていただければおわかりいただけるかと思うけれど。

それでもわからない人に説明すると、店の名前・慈恩弘国の読み仮名は「ジオンこうこく」である。

それでもわからないトンチンカンな読者に説明するなら、ようするにガンダムをモチーフにしたお好み焼き屋さんである。
昨年12月にオープンし、前々から気になっていたのだが、金曜と土曜の夜しか開いていないという超レアっぷりでなかなか出かけるチャンスが無かった。金曜日の今日、たまたま京都市内で夕方まで用事があったので、千載一遇のチャンスと思い、帰りに寄ってみた。


店内のスペースは、カウンター8席、4人テーブル1つ、個室(4人くらい?)が1つくらいというところ。
僕が入ったところ、満員だった。かなりの人気店の様子。
カウンターには、仕事帰りに寄ったと思しき5人組がいた。50歳くらいのおっさん2人、30台後半の女性2人、30台の男性1人という取り合わせ。30台の男性がしきりにガンダムの話で盛り上がっている。ザビ家の家系を説明したり、シャアとセイラの育ての親(ジンバ・ラル)のことなどを周りに聞かせていて、かなりディープだ。50歳のおっさんも、話をあわせている。すげぇ空気だ。

店は満員だったのだけれど、僕は事前に予約してあったのでテーブル席に案内してもらった。テーブル席の名前は「ソロモン」。壁に液晶テレビが備え付けてあって、20年ほど前に発売されたファミコンのゲーム「ガシャポン戦士2 カプセル戦記」が遊べるようになっていた。ちゃんとコントローラーもあったので、しばし興じる。

メニューもガンダムにちなんだもの。シャアにあこがれている当方は、シャア専用メニューを中心にオーダー。

左から順に、シャア専用座苦焼き(ザク焼き)、ズゴック粥(ツメだね!)、シャア専用ゲルググ焼き(辛いよ!)。

  

ビールとトイレは、超フツーだったけどね!
  

店員さんは全員ガンダムのコスプレ。店長は自称ランバ・ラル大尉(昭和42年生とのこと)。
会計を頼むと「ソロモンさん、停戦協定です!」と言われた。
バカウケ。

お好み焼き屋とはいえ、ピザ生地と目玉焼きが載っていたりして、かなり独特なお好み焼き。
普通に食事をするだけだとするなら、量の割りに値段はちょっと高め。

しかし、ガンダムの雰囲気を楽しみに行くなら、最強の店。
お客さん同士も、簡単に仲良くなれる感じ。

上に書いた同僚5人連れの若い男性が
え~っと、ザビ家でビグザムに載ったヤツなんて名前だっけ。ど忘れしちゃった。え~と、ドレンじゃないし・・・
なんて悩んでいた。
後ろから、僕が「ドズル!」と叫んで助け舟を入れたら、感謝されちゃったり。
すんげぇ楽しかったよ。

帰りにスタンプカードをもらったけれど、僕は「二等兵」だった。
階級が上がるように、何度も参戦しないとダメだな。

【お店データ】
Web サイト: お好み焼き 慈恩弘国(blog エナジー中野のだいぶおもしろい日記
住所: 京都市南区西九条大国町3
Tel: 075-693-9092
営業時間: 18:00 – 23:00
営業日: 金・土・日(かなり不規則なので、営業情報を参照すること)
駐車場: 無い(ジオン・フラッグの車で埋まってる)
アクセス: 近鉄・東寺駅より徒歩10分


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