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『ご指名!古都のバスガイド』 木島亜里沙

某知人が密かに熱いまなざしを送っている、奈良交通のバスガイドさんである木島亜里沙さんの手記『ご指名!古都のバスガイド』を入手した。

奈良交通は普段から路線バスでお世話になっている地元企業だし、本のカバーを見るとかわいこちゃんだし。

ていうか、上記知人が彼女の本を買おうとしているらしく、
「彼女を渡すもんか!俺が先に入手してやる!」
と、独自に彼を恋のライバル視して、早急に入手した次第。

つーか、これ、以前に買った『新幹線ガール』と同じ出版社なんですな。


で、早速読み始めたのだけれど、お風呂で半身浴しながらサクッと読める分量。

内容としては、父を早くに亡くしましたとか、バスガイドの研修は大変でしたとか、私の一日を紹介しますだの、失敗して泣いたこともあります、でもお客さんの笑顔を見ると苦労も吹っ飛びます!系の、よくあるパターンで、可もなく不可もない。

ただ、メディアファクトリーの”働くおねぇさんシリーズ”(俺が命名)を踏襲した、仕事中の制服姿のスナップには萌える。
今回は、p.60 に掲載されている、観光バスのタラップを登る木島さん。くびれた腰から丸いお尻、タイトミニから伸びる2本の細い足の後姿。あのヒールに踏まれてみたいという、イケない妄想を膨らませたり、ナニをふk [検閲]

そんな感じで、ミーハーで軽薄な読み方しかできなかった当方。

ただし、エピローグの一節だけはちょっと興味深かった。
バスガイドさんの仕事姿といえば、バスの先頭で後ろ向きに立ちながら、マイク片手にアナウンスする姿。しかし、2008年6月の道路交通法の改正により、高速道路ではバスガイドも着席しシートベルト着用が義務付けられた。そのことによって、彼女らの仕事がやりにくくなったそうだ。それに対して、具体的にどのように対処していくかという記述はほとんどなかったが、そういうこともあるのかとちょっぴり勉強になった。また、道交法改正の前後に出た書籍として、将来はなんらかの史料的価値があるかもしれないし、ないかもしれない。

というわけで、オリエンタルな顔立ちの木島さんの写真はどれもかわいいですし、制服フェチの人にもアピールしますし、とりあえず一回くらい立ち読みしても良い本かもしれない。

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