【キモスカ】
センチュリー21 の広告でケイン・コスギと共演しているのは、「キモスカ」こと山口翔悟ではないか。
おおぉ!
「キモスカ」というのは、NHKの朝の連続テレビ小説『だんだん』(マナカナ主演のやつ)で山口翔悟(の役)につけられたあだ名。
キザな音楽スカウトマンの役だったのだが、キモい言動とスカした態度により視聴者から付けられたもの。
【永島敏行】
先日見た映画『ゴールデンスランバー』において、まるでターミネーターのように、無口で凶暴でどこまでも追いかけてくる不気味な警察官が、C級脇役ながらとても印象に残った。
なんて役者さんだろうかと調べたら、永島敏行だった。
彼のサイトで出演作をざっと眺めたけれど、いずれも僕は見たことのないものばかりだった。しかし、なんとなく彼の顔には見覚えがあった。
どうやら、これまたNHK朝の連続テレビ小説『つばさ』にゲスト出演していたらしい。
おおぉぉ!!
主人公の恋人の父親役で1週間くらい出演。ただし、事業に失敗して家族を捨て、ホームレスとなり川辺で生活しているというトホホな役。しかも、台風による川の増水で流されそうになるという、情けない役。
こういうヘンテコな役だから、自分のサイトにも掲載してないのかなぁ。『ゴールデンスランバー』での怪演ともぜんぜん雰囲気違うしな。
【Yoko Ono】
さいたま市にあるジョン・レノン・ミュージアムが、今年の9月30日をもって閉館するらしい。理由は、来場者減による赤字経営のため、運営母体の大成建設が閉鎖を決定したから。
なにかと口やかましい Yoko Ono (念のために言っておくと、John Lennon の妻)のことだから、さぞや口汚く悪態をつくのだろうと思っていたのだが、とても前向きなコメントだった。とてもポジティブな捉え方で、見習いたいと思った。
ジョン・レノンは世界中をめぐる運命を持っていました。彼の魂は動くことによって継続していたのです。動かないと死んでしまう。ジョンの精神が宿るミュージアムも動かないとミュージアムではなく、お墓になってしまう。ジョンにはお墓はないのです。
さいたいま市や大成建設から追い出されると言うのではなく、そこから出て行くのが運命なのだ、動き続ける必要があるのだと、詭弁かもしれないが、きれいに言い切ることができる点を素晴らしいと思う。
物事をポジティブに捉える態度は見習いたい。