木公 について

不良青年になりたいのですが、臆病で不良青年になれない当方です。 幸か不幸か、頭と顔と人格は、生まれつき不良品です。 職業は会社員で、やってることは研究関連。 大学での専攻は心理学。 そのせいかどうか知らないけれど、「理屈っぽいうえに、人の弱みを握ってそこをチクチクやるのが上手い。サイアクー」と言われ、あんまりモテない。 北海道出身のくせにスキーは一度もやったことがない。その上、スポーツ全般が苦手。 太陽光線もあまり浴びないインドア派。酔うとすぐにガンダムの話を始める。おかげで「あなたって、面白みのないオタクね。サイテー」と言われ、まったくモテない。 細かいことはあまり気にせず、ちょっとくらいの困ったことなら適当にジョークにして笑い飛ばすように、日々努力して生きています。 そのおかげで「そういう、明るく生きているところだけは、アナタのいいところかもね」と、ちょっぴりだけお褒めいただいております。

NHK『ブラッサム』第5回

僕の深く敬愛する山瀬まみさまのお誕生日をお祝い申し上げる当方が、NHK朝の連続テレビ小説『ブラッサム』の第5回めの放送を見ましたよ。

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第1週『私の父、私の母』

珠(村上蘭)が小学校から帰ってくると、継母・リョウ(国仲涼子)と他のきょうだいたちの姿がなかった。父・清治(渡部篤郎)が何よりも大切にしていたカナリヤをリョウが誤って逃がしてしまい、罵倒されたことでリョウは実家に帰ってしまったのだ。父・清治は、珠はリョウに捨てられたのだと吐き捨てた。

珠はカナリヤを捕まると言って、網を持って飛び出していった。
しかし、逃げたカナリヤはなかなか捕まえられなかった。

実家に帰ったリョウは、両親(内藤裕敬、山﨑千惠子)から同情された。清治とは金輪際縁を切り、戻る必要はないと話した。珠を残してきてしまったことを心配するリョウだったが、両親は血の繋がらない子のために心を痛める必要はないと説得した。

珠はリョウの実家に向かった。
戸は固く閉ざされていたので、珠は家の外からリョウに語りかけた。自分が必ずカナリヤを捕まえるので、清治はきっと許してくれるはずである。その時に一緒に帰ろうと訴えた。

しかし、リョウからの返事はなかった。落胆した珠は自分とは血が繋がっていないから置き去りにしたのかと捨て台詞を吐き帰ろうとした。
その時、ついにリョウが家から飛び出してきた。ふたりは抱き合い、そして手を握りあって話し始めた。
リョウは、珠のことを大事にするという誓いを破ったことを謝った。そして、初めて会った日に珠が自らリョウの手を握ってくれたのだと思い出を語った。それで珠を大切にしようと誓ったのだと話した。
こうしてリョウは珠と一緒に家に帰ることになった。

一同が家に帰り着くと、父・清治は何よりもまずカナリヤのことを聞いた。見つからなかったと答えると、あの鳥は替えのない大事な鳥だ、どうするつもりだと激しく怒鳴り立てた。その上でリョウを殴ろうと迫った。

その間に入って庇ったのが珠だった。
珠は、カナリヤはもう戻ってこないので諦めるしかないと話した。それよりもリョウの方が大事である。どうか許して、みんなをこの家に置いて欲しいと懇願した。
清治はこの家の何がいいのかと自嘲気味に言いながらそれを許した。

それから5年後の1913年(大正2年)、珠(石橋静河)は高等女学校の4年生になっていた。
川沿いの桜は今年も満開になっていた。

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NHK『ブラッサム』第4回

2年ぶりくらいで朝更新する当方が、NHK朝の連続テレビ小説『ブラッサム』の第4回めの放送を見ましたよ。

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第1週『私の父、私の母』

父についての作文は、みんなの前で読み上げることとされた。しかも、各自の父親を読んで参観日にするという。

珠(村上蘭)は気乗りしなかったが、継母・リョウ(国仲涼子)とともに父・清治(渡部篤郎)に作文朗読と参観日のことを話した。
父についての作文の発表会だと聞かされても清治はめんどくさそうに反応だった。珠はそれ以上しつこく誘うこともなく、むしろ清治が来ないことに安堵した。

しかし、参観日の当日、清治が遅れて教室に入ってきた。そして、珠の作文の発表が始まった。

珠の作文は、父の悪口から始まった。曰く、理不尽な理由でよく叱るというのだ。しかも、父は仕事をしたことがなく、遊んでばかりだと書かれていた。
しかし、後半では父の良い点が書かれていた。ある夜、父は一人で縁側に座ってカナリヤをじっと見ていた。父はカナリヤを何よりも愛していて、その横顔は笑っているようにも物悲しいようにも見えた。そんな父の表情は今までに見たことはなく、自分はしばらく食い入るように見つめてしまった。周囲からは放蕩無頼の徒だと陰口を叩かれているが、その時の父はそのような人物には思えなかったと述べて締めくくられた。

発表が終わるや否や、清治は笑いながら大きな拍手をした。確かに名文であった。教室中が拍手に包まれた。
放課後も清治は上機嫌だった。珠と一緒に下校し、珠の頭を撫でて褒めた。さらに、町の人々に会うたびに珠の作文を渡して読ませた。清治は、今までに見たことがないほど嬉しそうにはしゃいでいた。
こうして、しばらくの間、葉野家は平穏な日々が続いた。

ところがある日、事件が起きた。
清治が昼寝している間、継母・リョウはカナリヤに餌を与えていないことに気づいた。カゴを開けて餌をやろうとした瞬間、幼い息子・守(大西悠貴)が末の赤ん坊・英男にいたずらしようとしていた。それに気を取られたせいでカナリヤが飛んで逃げてしまった。
目を覚ました清治はカナリヤがいないことで激しくうろたえた。リョウが逃がしたと知ると激昂し、今すぐに連れ戻せと怒鳴りつけた。

しばらくして帰宅した珠は家の異様な雰囲気に気づいた。家には清治しかおらず、リョウは他の3人の子どもたちを連れて家を出ていったという。清治は、リョウはいつも珠をかわいがっていたのに、何かがあると珠だけを置いていったと皮肉を交えて冷笑した。

珠は網を手に取ると、カナリヤを探すと言って家を飛び出した。

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NHK『ブラッサム』第3回

アバンタイトルでは必ず85歳の珠(加賀まりこ)&その秘書・藤川優子(松たか子)が出てくるという決まりになってるみたいだけど、めんどくさいからその部分は割愛することにした当方が、NHK朝の連続テレビ小説『ブラッサム』の第3回めをNHK+で見ましたよ。

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第1週『私の父、私の母』

父・清治(渡部篤郎)の羽織を洗濯したものの、シワを伸ばさずに干してしまったことで珠(村上蘭)は清治の逆鱗に触れた。清治は珠を翌朝まで蔵に閉じ込めることにした。
朝になったが清治は珠を解放しなかった。代わりに蔵の鍵を開けてくれたのは継母・リョウ(国仲涼子)だった。清治は珠のことなど忘れて眠ったままだという。リョウは珠に朝食を摂らせ、小学校に送り出した。

珠が学校に行っている間、清治のところへ実家から使いの者(浅雛拓)が来た。
清治の実家は岩国でも有数の酒蔵である。本来なら長男の清治が継ぐところだが、弟の清重(三浦誠己)に譲る代わりに清治は毎月かなりの仕送りを貰っている。使いの者はそれを届けに来たのだ。清治は恥じることも悪びれることもなく、横柄な態度でそれを受け取った。

使いは、当主・清重からの伝言を伝えた。清治には新たに子どもも生まれたので、そろそろ落ち着いて働くべきである。むしろ、長男が働かずにブラブラしていると、葉野家の名が廃るとも言っているという。
遠慮のない無礼な伝言であったが、清治は静かに聞いていた。そして、兄弟できちんと話をする必要があると認め、後日会う約束をした。

後日、ふたりは清治の用意した料亭で会った。清治は先に到着し、悠々と酒を飲んで待っていた。少し遅れて、弟・清重が到着した。彼は昔から右足が悪く、その足を引きずるように歩いた。座敷に座るときも大儀そうであった。
それでも弟・清重はやっと兄が心を入れ替えて働く気になったと思い、まんざらでもなかった。

兄・清治は手を打って、用意していた料理を女中に持ってこさせ、自らの手で蓋付きの器に入った料理を弟・清重の前に据えた。清重が蓋を開けると、中には生きたヒヨコが数羽飛び出してきた。
それは清治の挑発的回答だった。自分は一生働かず、自由に暮らすつもりだと話した。弟・清重は足が悪く、よそに勤めに出ることはできない。彼は父に泣きついて家を継がせてもらい、兄には仕送りをすると自ら申し出た経緯がある。今になって兄に働けと言うのは約束違反だと言うのが清治の主張だった。
弟・清重は言い返すことができず、逃げるように帰っていった。

その頃、珠は学校の宿題に手こずっていた。父についての作文が課されているが、何を書いたらよいかまったく思い浮かばないのだった。
ある夜、いよいよ切羽詰まって徹夜覚悟で机に向かった。しかし、一文字も書くことができなかった。

夜中、全く進捗のないまま、珠は厠へ向かった。その途中、ひとりで居間に座っている父の姿を見た。
月の明るい夜で、開け放たれた障子からは庭に植えられた満開の桜と舞い散る花びらがよく見えた。それを背景に、清治は座って静かにカゴの中のカナリヤを優しい眼差しで眺めていた。

その様子に何かを感じ取った珠は机にかじりつくと一心不乱に書き始めた。夜が明けると同時に作文が書き上がった。
書き上げると珠は笑顔になった。

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NHK『ブラッサム』第1-2回

昨日はカラオケで島津ゆたか『ホテル』を熱唱するなどしていたのでテレビを見る暇のなかった当方が、NHK朝の連続テレビ小説『ブラッサム』の第1回めと2回めをまとめてNHK+で見ましたよ。

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第1週『私の父、私の母』

1908年(明治41年)、山口県岩国。
11歳の葉野珠(村上蘭)は、本家へおつかいに行った帰り道だった。まだ歩けない妹の俊子を背負い、疲れたと言って駄々をこねる弟・守(大西悠貴)をなだめすかせなければならない。しかも、手には本家から持たされた風呂敷包みを抱えていた。

まだ自分も子どもの珠が、弟妹の子守をしながらおつかいに出された理由は、母・リョウ(国仲涼子)の産後の肥立ちが悪かったからである。末の弟・英男を生んだばかりだが体力が回復せず、床に伏せたままだった。珠が他の子どもたちの世話をしなければならなかった。
加えて、父・清治(渡部篤郎)は家庭を顧みない男だった。妻が寝込んでいるというのに、自分は最近買った馬でそこら中を走り回っていた。家族ばかりでなく、周囲の人々にも横暴な態度をとっており、近所でも鼻つまみ者だった。

両親がこのような状態なので、長女の珠が本家へ出向き、末弟の誕生の挨拶に派遣されたのだ。今日だけのことではなく、母・リョウのお産の前後から、珠は母に代わってずいぶんと家事も行ってきた。そのため、ここしばらくは小学校にも登校できずにいた。

それでも珠は、自分がそれほど不幸だとは思っていなかった。
どんなに大変なことがあっても、川べりの満開の桜並木を眺めると元気が出るのだった。
岩国の桜並木は、後に珠が東京に暮らし、85歳(加賀まりこ)になっても忘れることなく、ほぼ毎年見物のために里帰りするほどとなる。

おつかいから家に帰ると、母・リョウは相変わらず臥せっていた。しかし、珠の姿を認めると体を起こし、珠をねぎらってくれた。
リョウは、他のきょうだいと違って、珠のことを特別扱いした。他のきょうだいは呼び捨てにするのだが、珠だけは「珠さま」と呼んだ。
それというのも、リョウは継母なのであった。珠の実の母は、珠が2歳のときに死んだ。その後に、清治の後妻としてリョウがやってきて、他の子たちを産んだ。珠は血の繋がりのない自分をどうして特別扱いするのかいつも不思議でならなかった。

一方、父・清治は家族は誰であれ厳しくあたった。
家に帰ってくるや否や、飼っているカナリヤの餌が切れていると言って怒りはじめた。カナリヤの世話は珠の仕事だと言って、もうすぐ暗くなるのにもかかわらず、今すぐに餌を買いに行けと命じた。
折悪く雨が降り出した。清治は珠に裸足で買いに行けと命じた。以前、雨の日に珠が草履を履いてダメにしてしまったが、足はどんなに濡れても腐らないというのが理由だった。珠は素直に返事をして、裸足で出かけていった。
道中の八百屋の岩田夫妻(八嶋智人、楠見薫)が珠を見かけ履物を貸そうとしたが、珠はきっぱりと断った。珠にとって父の命令は絶対なのである。

無事に餌を入手し、帰宅すると母・リョウが湯を沸かして待っていた。彼女は桶に湯を張り、珠の足を洗ってくれた。
リョウは父や珠に対して後ろ向きなことは何も言わなかった。ただ、自分は珠と一緒にいたら元気になると言うだけだった。

翌朝、珠が目を覚ますと、母・リョウがすでに台所に立っていた。ずいぶんと体調が良くなり、料理ができるまでになったという。家事もできるようになったから、珠は学校にいけというのだ。それで珠は久しぶりに登校した。

投稿中、珠は幼馴染の梅(古川葵子)に最近はどんなことを習っているのか尋ねた。梅の回答は「日本海なんとか」などというあやふやなものだったが、珠はすぐに「日本海海戦」のことだとわかり、逆に梅に概要を説明してやった。珠はすでに教科書を全て読み終わり、あらたかのことは頭に入っているのだという。梅は珠に感心した。

その日、学校では作文の宿題が課された。テーマは「父」で、好きなところや自慢できるところを書いてくるようにと指示された。
珠は書くべきことがないと思って困惑した。

家に帰ると、父・清治が母を怒鳴りつけていた。出かけようとしたところ、羽織がシワだらけになっているというのだ。こんな無様な羽織では外出できないと言って当たり散らしている。
実はその羽織を洗ったのは珠だった。母・リョウが臥せていた時期に珠が代わりに家事をしていたのだ。

珠は正直に自分の仕業だと申し出た。母は自分が見直さなかったせいだと弁護したが、父の耳には届かなかった。
父・清治は珠を叱る時にいるもするように、彼女を蔵の中に閉じ込めた。家族にも、翌朝まで絶対に出すなと言いつけて出かけていった。

珠は口答えもせずに、蔵に入った。
実は、珠はこの蔵が大好きなのであった。蔵の中には古新聞や古雑誌があって、そこに掲載されている小説を読むのが大好きだった。英雄の冒険譚や、男女の恋の話など、家で読んでいたら父に叱られてしまう。しかし、ここではむしろ父の目を気にせずに小説の世界に没頭できるのだ。珠にとってはご褒美も同じだった。

夜、母・リョウがこっそりと握り飯とランプを持ってきてくれた。ランプのおかげで小説の続きが読めると言って珠は感謝した。
母から久しぶりの小学校の様子を聞かれ、珠は父についての作文の宿題が課されたことを話した。珠は正直に、書くことができないと打ち明けた。父・清治は家ではあまりしゃべらないし、すぐ怒る。近所でもクズの人でなしだと陰口を叩かれているのを知っている。良いところがないのだ。

けれども珠は、どういうわけか、父のことがイヤではないと話した。
リョウは、その気持をそっくりそのまま書けばよいと助言し、珠もそれを受け入れた。

リョウは、自分も蔵で珠と一緒に寝たいと言い出した。珠をひとりにしたくないのだという。珠はあらためて、リョウの優しさを不思議に思った。
そう尋ねると、リョウは理由を話した。初めて珠を見た時に、それはそれはかわいかったのだという。その場で珠のことを一生大切にしようと誓ったのだという。
珠はわかったような気がした。

そうして、リョウは母屋に帰っていった。
再びひとりになった珠は、優しい母は大好きだと思った。しかし同時に、なぜか不安にもなるのだった。

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開店がオンナを変える

僕のスマホは Google Pixel 8 ってやつなんだけど。ちょうど2年半くらい使ってるんだけど。多少バッテリーがヘタってきたかなとは思うけど、まだまだ快適に使えているんだけど。

今日の午前10時前、スマホの画面に緑の縦線が浮いているのを見つけた。
ちょっとググったら、メーカーも把握してる問題らしく、3年間の無償修理をやってくれるらしい(Google Pixel 8 の延長修理プログラム)。

スマホを買ったのは奈良の家電量販店だけれど、僕のキャリアはdocomoで、会社から歩いて5分のところにドコモショップのあることがわかった。とりあえずそこで修理の相談をしようと思った。
仕事は2時間だけ休ませてもらうことにして、ドコモショップにゴーしました。

開店5分後くらいにドコモショップに着いて、予約してなかったから15分くらい待たされた。
その結果わかったことは、僕はドコモのスマホ保障サービスに加入していないのでドコモ経由でメーカーに送るだけで手数料5000円がかかるということ。さらにメーカー修理中に代替機を借りるとさらに5000円かかるという。
無理。10:40くらいに店を出た。

どうすっかなと思って、もう一回スマホで延長修理プログラムのページを眺めた。すると、そこから最寄りのスマホ修理店に予約できることがわかった。試しに予約手続きを進めてみると、そこからやはり5分ほど歩いたところに対応店舗のあることがわかった。予約可能時間帯を見ると17時以降となっていたけれど、まぁ様子だけ見てみようと思って向かった。
この手の店を使ったことがないので不安だったけれど、WEBサイトを見る限り Google の正規修理代理店だと書いてあるし、とりあえず話だけ聞いて、ヤバそうだったら逃げようと思って。
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440Hz×3で女をオトす

知人の某美人さん(以後、松雪泰子を想像しながらお読みください)が、音叉が欲しいと言っていた。
彼女は小さい時に父親からクラシックギターの手ほどきを受けたのだが、その父親というのが古い時代の人だから音叉でギターのチューニングをしていたそうだ。もちろん、彼女もそのまま音叉でチューニングする癖がついたという。
彼女もいつしか機械のチューナーも使うようになったし、最近はギターから離れていたこともあり、自分の音叉を失くしてしまったという。なんとなく懐かしくなって、楽器屋に行ったのだが音叉は売っていなかったそうだ。

また、彼女は自分の音感が衰えてないことも確かめたいのだと話していた。自分の声で出した音程が音叉の音と合っているか確かめたくなった、と。
僕は迂闊にも「今どき、スマホでなんぼでも特定のピッチの音出せるんとちゃうん?それでいいじゃん」なんて言ってしまったのだけれど、それは彼女にとっては無粋なことらしい。音叉を叩いて、自分のこめかみにくっつけるという、きわめて物理的かつ身体的なやり方をしたいのだという。

「昔、楽器屋さんで働いていた時、共鳴箱のついた音叉が置いてあった。先輩がそれを鳴らしてチューニングする姿がすごくカッコよくて憧れた」

マジかよ。音叉を使えたらモテるのか!?

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NHK『風、薫る』4回

当方が、NHK朝の連続テレビ小説『風、薫る』の第3回めをNHK+で見ましたよ。

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第1週『翼と刀』

父・信右衛門(北村一輝)がコレラに感染した。
りん(見上愛)を守るため、信右衛門はひとりで隔離病院に行くことを希望した。
けれども、りんは父と離れ離れになることに猛反対した。そこで、下人を雇って家で看病させるという折衷案を提案した。しかし、家には下人を雇うだけの金のないことがわかった。

すでに医者は帰った後で、信右衛門は病院へ行くことができなかった。そこで、彼は自ら納屋に閉じこもった。家老時代に使っていた刀を1本だけ納屋に隠してあり、それをつっかえ棒にしてりんが入ってこれないようにした。
りんがどんなに訴えても、信右衛門は戸を開けようとしなかった。それどころか、入ってきたら刀で切ると脅した。

ちょうどその頃、母・美津(水野美紀)と妹・安(早坂美海)が東京から帰ってきた。しかし、村の入口には柵が設置され、東京から来た者は誰であれ入ることは許されなかった。その場にやって来た元部下の中村(小林隆)から事情を聞かされた。そして、現在は県役人の中村をもってしても美津らを村に入れてやることはできなかった。それどころか、中村は今家に帰れば美津たちも村八分にされるといって諌めるのだった。

夕方になり、りんは着替えを納屋の入口に置いて声をかけた。しかし、父からの一切の反応がなかった。もちろん、押せども引けども戸は開かない。最後の手段として、薙刀の木刀を持ち出して戸を打ち破ろうとした。

その時、中からやっと信右衛門のか細い声が聞こえてきた。かすかな風を頬に受けて目が覚めたという。
信右衛門はこれまで生きてきて良かったと話した。武士の時代が終わった時、一度は切腹も考えたがそうしなくてよかったと言う。今まさに死にかけているが、できることならもっと生きたいと本音を打ち明けた。
そして、りんに向けて、しっかり生きていくよう命じた。たとえ情けないと言われようとも、生きていかねばならないと訓示した。
りんは、きっと優しい風を起こすだろうと予言した後、一切の物音が消えた。

慌てふためいたりんは再度戸に手をかけた。どうやら信右衛門がつっかえを外したようで、戸は簡単に開いた。

しかし、信右衛門はすでに事切れていた。

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NHK『風、薫る』第3回

我が最愛の山瀬まみがラジオ(radikoで聞く)で「桜餅とか、桜味のもの大好き!」と言っていて、俺も昔から桜餅が大好きだし趣味が合ってサイコーだな!と思ったりしてたんだけれど、さらに「ズブロッカ(ウォッカ)は桜餅の匂いがする」と言ってて、おうそういえば俺もズブロッカ大好きだったぜ、卒論を書き上げて提出した夜はズブロッカをがぶ飲みしたなぁ、そしてケロったなぁと思い出した当方が、NHK朝の連続テレビ小説『風、薫る』の第3回めをNHK+で見ましたよ。

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第1週『翼と刀』

直美(上坂樹里)は、教会の牧師・吉江善作(原田泰造)に呼び出された。彼は、孤児であちこちの教会をたらい回しにされていた直美を最後に受け入れた人物で、彼女の家や仕事の世話までしてくれた。直美は彼に恩を感じている。

吉江は、直美に教会の伝道師にならないかと誘った。幼い頃から教会で神の教えを学んできた直美ならばぴったりの仕事だというのだ。
彼に恩を感じている直美ではあるが、物言いはいつも率直だった。伝道師の給料は魅力的だが、伝道師にはならないときっぱり断った。
直美は、正しい人が嫌いであることが理由だと説明した。加えて、正しいことをしているだけで生きていられる幸せな人も嫌いである。家柄の良い人も嫌いだし、善い人も嫌いである。これだけ嫌いな対象が多く、伝道師の資格がないという。
そして何より、自分自身のことが最も嫌いだと話した。

りん(見上愛)は同じ村の百姓の倅・虎太郎(小林虎之介)に想いを寄せていた。
彼の母・栄(岩瀬顕子)がコレラに罹患し隔離病院に担ぎ込まれたことが心配でならなかった。村人たちは虎太郎の家族を村八分同然にして近寄ろうとしなかったが、りんは虎太郎に会おうと病院へ向かった。

りんは虎太郎が町外れの川のほとりでひとり佇んでいるのを見つけた。すぐにそばに駆け寄って元気づけようとした。
手を握って励まそうとしたが、りんは寸前で手を止めてしまった。虎太郎がすでにコレラに罹患しており、それが自分に感染するかもしれないと恐れたからだ。
虎太郎がその動作の意図に気づくのは当然だった。自分と一緒にいればりんまで村八分にされるから一緒にいるべきではないと話、自ら去っていった。

家に帰ってからも、りんは自分の振る舞いを後悔していた。いつもなら父・信右衛門(北村一輝)から学問を習うことは喜びであるのに、この日はあまりが身に入らなかった。

他の家族が留守にしていることもあり、それからは父娘でとりとめもなく、しかし、今まで口に出すことのなかったような内容を話し合った。
りんは、自分や妹・安(早坂美海)が他家へ嫁いだら、年老いた後の両親の世話をみる者がいなくなる。だから、姉妹のどちらかは婿を取って家を継ぐべきだと訴えた。しかし、信右衛門は、夫婦というものは互いに愛情を持ち、笑い合う仲であるべきだと話した。だから、家のために犠牲になるべきではないというのだった。

その頃、母・美津(水野美紀)と妹・安は東京に住む一ノ瀬信勝(斉藤陽一郎)を訪ねていた。彼は信右衛門の弟だが、現在は大きな商家となって裕福な暮らしをしていた。そんな彼が、りんや安など姪たちの結婚の世話をしてくれているのだ。
縁談の話とは別に、美津は信勝にこっそり着物と帯を差し出した。それは美津の母の形見の品である。信勝は遠慮がちではあるが、それを十円で買い取った。美津は夫にも内緒で、以前からこのようにして家計を支えていたのであった。

そのようなことはつゆ知らず、信右衛門はりんに家老を辞し、新政府の役人にもなろうともせず、百姓になった理由を話した。
彼が仕えていた藩主は、戊辰戦争で新政府側についた。そうすることで自国の土地や民を戦火に巻き込むことを回避したのだ。しかし、藩主は徳川への恩義も忘れていなかった。板挟みで悩んだ結果、自ら死を選んだ。

その時、信右衛門はこのままでは世の中がさみしくなると感じた。誰かが弱者や敗者の味方でなければならない。だから自分が武士の身分を捨て、百姓になろうと決めたと言う。
ただし、その選択が正しかったのか誤りだったのか、未だにわからないと話した。

その日の教材は『論語』だった。りんは「過ちて改めざる。これこそ過ち」の意味が腑に落ちたような気がした。
りんは、煮物をつくると虎太郎の家へ密かに届けた。母が入院したことで女手がなく、また村八分同然にされているので虎太郎には嬉しいことだった。

そんな矢先、父・信右衛門が突然激しい咳をして苦しみだした。

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