♪ニンニキニキニキな当方が、NHK朝の連続テレビ小説『あんぱん』の第4回めを1日遅れてNHK+で見ましたよ。
心の通じ合ったのぶ(永瀬ゆずな)と嵩(木村優来)は一緒に登校し、嵩が大好きだという校舎の物陰で一緒に弁当を食べるようになった。
ふたりが弁当を食べていると、いつものように悪ガキたちが崇の弁当をたかりに来た。嵩を守ると誓ったのぶは悪ガキたちと喧嘩をはじめ、その中の一人を突き飛ばして怪我をさせてしまった。
のぶは周囲の大人たちから「女の子は大人しくしていろ」と言われたが、納得がいかなかった。怪我をさせたのはやりすぎだとしても、弱い者いじめをする悪ガキたちがそもそも悪いと思っているからだ。
のぶは、これからも嵩を守り続けるつもりだった。
しかしその翌日、嵩本人からもう守ってほしくないと言われた。のぶから守られることは、自分が弱虫だと認めることになる上、女の子に守られているという状況が余計に惨めさを掻き立てるのだと話した。のぶは何も言えなかった。
そんな中、のぶの父・結太郎(加瀬亮)が朝鮮の平壌へ出張することになった。今度は1ヶ月程度留守にするという。名残惜しいのぶは、家族で唯一、父を駅まで見送りに行った。
父・結太郎は、子どもたちに対して「女の子も大志を抱き、夢を持て」と常々言っている。しかし、のぶはまだ明確な夢を持ってはいなかった。そのことを打ち明けると、父・結太郎は、なにも焦る必要はないと話した。ゆっくり見つけていき、見つかったら全力で追えばよいのだと助言した。のぶは納得した。
こうして、父・結太郎は汽車で旅立っていった。
それからしばらくして、結太郎の帰りが近づいた頃、医者の柳井寛(竹野内豊)が朝田家にやって来た。
帰りの船の中で結太郎が心臓発作を起こして亡くなったという。
結太郎(加瀬亮)の退場早かったな!
「おなごも大志を抱け」以外の印象もなく退場なので、どうもグッとこない。のぶ(永瀬ゆずな)が父のことを大好きである理由もちゃんと描かれてなかったような気がするし、主人公に感情移入もシにくいし。。。父が買ってくるお土産が楽しみなことは1回目で出てきたけど、そういう物質的な理由でもないだろうし。
嵩(木村優来)が理想的な家族像(両親、子どもが全員一緒にいる)と現実の乖離(父をなくし、養子になった弟は自分のことを覚えておらず、母は出奔)でさみしい思いをしているのはわかる。
それと同じくらいの筋立てで、のぶが父を慕う理由づけをしてほしかった。