NHK『ブラッサム』第14回

昨日のまとめ記事では島村のことを島田と書き間違えていたことに気づき、すでに修正を終えた当方が、NHK朝の連続テレビ小説『ブラッサム』の第14回めの放送を見ましたよ。

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第3週『化粧と、初恋』

珠(石橋静河)は、発熱して休んだ同僚教師・島村(工藤阿須加)を見舞った。一人暮らしの島村の家は足の踏み場もないほど散らかっており、ろくな調理器具もなかった。それでも珠はなんとか雑炊を作り、島村に食べさせてやった。

珠は、島村の看病をしたかったというよりは、ただ島村に会いたくて来たのだと話した。島村も同じ思いだと応じた。床に伏せながら、ずっと珠がどうしているか考えていたと述べた。

こうして島村はすっかり良くなり、次の日から出勤できるようになった。
ただし、珠が見舞ったことを秘することは暗黙の了解だった。学校で会ったふたりは口頭では当たり障りのない挨拶をしながら、隣同士の机の上で「昨日はありがとう」「よかったです」などと筆談を交わした。

珠と島村は距離が近くなった。恋心ばかりでなく、ふたりで教育について話し合うときにも気があった。
そして、珠はしばしば島田の家へ出入りするようになった。家から食材と調理器具を持ち込んで料理を作ったり、仕事の話をしたり、女学校時代に同人誌を作った話などをした。毎日が楽しく充実していると感じられた。

ある日、話に夢中になって珠は島村の家にすっかり長居してしまった。気づいたときには雨まで降り出していた。慌てて帰ろうとする珠であったが、島村に引き止められた。珠は嬉しくて断ることができなかった。そして結局、翌朝まで島村の家に滞在してしまった。早朝、島村の家から出てくるところを近所の農家に目撃された。

それから数週間経ったころ、珠は校長室に呼び出され、謹慎を申し付けられた。
島村の家に珠が通って逢引しているということが町の噂になっているという。逢引などというふしだらな行動をとる教師は児童の模範にならず、教壇に立たせるわけには行かないというのだ。

その場に呼び出されたのは珠だけだった。島村はどうなるのかと聞いたが答えてもらえなかった。
珠は命じられた通り、家に帰った。

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NHK『ブラッサム』第13回

実は豆乳は飲まず嫌いだったのだけれど、何かのイベントに誘われてイヤイヤながら試飲した結果すっかり気に入ってしまった当方が、NHK朝の連続テレビ小説『ブラッサム』の第13回めの放送を見ましたよ。

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第3週『化粧と、初恋』

新学期の初日、ずっと欠席が続いていた次郎(渋谷そらじ)が登校してきた。父が腰を痛めて働けなくなったため、次郎が代わりに畑仕事をしていたので学校に来れなかったという。そのかわり、夜遅くまで教科書を自習していたという。その甲斐あって、次郎はスラスラと教科書を音読できるようになっていた。

珠(石橋静河)は次郎の成長を心から嬉しく思った。
その喜びは自然に体に表れた。その日赴任したばかりで珠のことをよく知らない島村(工藤阿須加)ですら上機嫌な様子がよくわかった。
話を聞いた島村は、次郎の頑張りももちろんだが、珠が子どもに接する態度の賜物だと言って褒めた。この学校では学力ごとに児童を分けているが、そのような区別に拘らず真摯に向き合う珠が立派なのだと評価した。

昼になり、珠と島村は弁当を使った。珠が見るともなく隣の席を見ると、島村の弁当は白米だけで梅干しすら入っていなかった。島村は珠に覗かれていることに気づくと、粗末な弁当を恥じた。一人暮らしの身で、食べ物にまで気を配れないのだと弁解した。
珠は自分の弁当からメザシを分けてやった。島村は気恥ずかしそうにそれを食べた。その様子がどこかおかしくて、ふたりで静かに笑いあった。

その夜、珠は島村の事ばかり考えていた。そしてその日の思い出を
「癖のある笑い声と揺れる肩。物思いにふける眉間のしわと歪めた唇。頼りない猫背と刈り上げた襟足。食べる時に瞑る瞼とメザシを頬張る口元。    好き」
と紙片に書き留めた。

その時、継母・リョウ(国仲涼子)から声をかけられた。珠はとっさに一緒に机に広げていた算術の教科書に紙片を挟んで隠した。

翌日、授業をしていても珠の頭の中は島村のことで占められた。子どもたちに算術の問題を解かせている間、校庭で授業を行っている島村の姿を窓からうっとりと眺めるほどだった。

算術の授業が終わるとき、教科書から昨夜の紙片がこぼれ落ちた。
次郎がそれを拾ったが、漢字の苦手な彼にはそれを読むことができなかった。そこで、ちょうど校庭から引き上げてきた島村を見つけるや、彼に手渡して読んでくれとせがんだ。
島村は一瞥するやいなや、難しい顔をして無言のまま紙片を珠に手渡すとひとりで職員室に戻っていった。

珠は気まずい思いをしつつも、職員室の島村の隣の席に戻らなければならなかった。島村には単なる落書きだと言い訳した。
しかし、島村は自分のことを書いてあるのではないかと尋ねた。その根拠は、珠からもらったメザシのことが書いてあるからだと説明した。そこまで言い当てられると珠はごまかすことができなくなった。素直に島村のことだと認めた。
島村は難しい顔を崩さなかったが、「胸に来るものがあった」と述べ、席を外した。

翌日、島村が学校を休んだ。発熱したという。
その日、珠は島村のことが心配になった。一人暮らしではいろいろと不自由しているに違いないからだ。しかし、自分が見舞いに行くと迷惑かもしれないと躊躇した。
帰宅して継母・リョウに相談すると見舞いに行くべきだと背中を押された。いくら心配だけしても具合は良くならないのだから、直接行って看病すべきだという。

それで勇気を出して、珠は島村の家を訪問した。島村は驚いたが、珠を家に招き入れた。

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NHK『ブラッサム』第12回

まくらを考える気力も枯渇し始めていて、今回のまとめ記事は今週が峠だなと思っている当方が、NHK朝の連続テレビ小説『ブラッサム』の第12回めの放送を見ましたよ。

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第3週『化粧と、初恋』

珠(石橋静河)が尋常小学校の代用教員となって1ヶ月が経った。
勉強が苦手で学校を嫌がっていた次郎(渋谷そらじ)は、珠が根気強く接することで、片手の指で数えられる範囲の算数なら解けるようになった。他の児童たちに比べれば全くの落ちこぼれであることに変わりはなかったが、珠は次郎の成長を嬉しく思った。

しかし1学期の終わり頃になると、次郎はほとんど登校しなくなった。
珠は次郎の家庭訪問をするべきだと思ったが教頭(阪田マサノブ)に却下された。この学校では学力別に組分けされており、珠が受け持っているのは低学力学級である。そもそも意欲がなく、成長も望めない子に時間を割くのは無駄だというのだ。新任の珠にはそれがわかっていないと叱られた。
珠は納得いかなかったがそれ以上反論できなかった。

珠がふてくされて帰宅すると、女学校時代に一緒に同人誌を作った忍(木竜麻生)が尋ねてきた。卒業以来である。
そもそも忍と一緒に同人誌を作ったのは、彼女が親に決められた結婚に反発したことがきっかけであった。女性の自由な生き方を訴えたいというのが忍の原動力だった。

そんな忍に再び縁談が持ち込まれたという。それに反抗して、忍は岩国を出て東京に行くという。東京で婦人記者になり、自分の思いを言葉に記すのだと抱負を語った。それこそが自分の生きる道だと豪語し、意気揚々と去っていった。

夏休みになり、一番仲の良かった幼馴染・梅(松本穂香)の嫁入りの日となった。親に決められた縁談であるが、近所の人々に祝福され、梅の表情は晴れやかだった。
いつか梅は珠にだけ、隣の商店で働く喧嘩相手の徳一(井上拓哉)と今までのように気安く付き合えなくなるのがさみしいと話していた。しかし、今日の梅はそんな素振りは全く見せなかった。徳一の方も、梅の門出に背を向け、わざと一心不乱に仕事をしていた。

珠の頭の中にはいろいろは思いが渦巻いた。結婚に反発する忍と、嬉しそうに嫁いでいく梅。そんな梅が憧れていても叶わなかった自由恋愛。できの悪い学級の子守をしていればよいと言われている自分の立場。大人と子どもの違い。男の人生、女の人生・・・。

急に思い立った珠は、継母・リョウ(国仲涼子)に化粧をしてもらった。鏡に映る自分はこれまでと別人のようで、何かが変わる気がした。
そこで、新学期からは毎日化粧をして学校に行くことにした。

新学期の職員室では2つの変化があった。
ひとつは、化粧している珠の姿である。教頭からは、児童の前に立つ教員にあるまじき姿であり、まるで男に媚を売るカフェーの女給のようだと叱られた。
もう一つの変化は、新任教員の島村(工藤阿須加)が赴任したことである。彼は広島の師範学校を卒業し、そのまましばらく広島で働いていたという。今回、故郷の山口に戻ってきたのだという。

島村は、化粧のことで小言を続ける教頭に向かって珠を弁護した。曰く、広島では女性が化粧をするのが当たり前だと話した。教師はもちろん、外で働く女性は誰もが化粧をしているのだと語った。
教頭は、山口でしか暮らしたことのない自分が田舎者のように思って恥ずかしくなり、それ以上はきつく言えなくなってしまった。

職員室での島村の席は珠の隣となった。同じ2年生のうち、彼が上級学級を担当することになる。
珠は、助けてくれたことを島村に感謝した。すると島村は、広島の話は本当のことだと説明した。そして、珠の化粧がよく似合っていると褒めた。
島村は思わず口に出てしまった本音に照れた。それを聞いた珠も同じく照れた。

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NHK『ブラッサム』第11回

昨日は太田記念美術館で「葛飾応為「吉原格子先之図」 夜景の系譜」展を見て、なるほど日本のレンブラントって言われるのもわかるくらい見事な陰陽描写だなと思うと同時に、以前オランダで見たレンブラントの「夜警」は想像していたよりもデカくてビックリしたけど、応為の「吉原格子先之図」は想像していたよりも小さくてびっくりした当方が、NHK朝の連続テレビ小説『ブラッサム』の第11回めの放送をNHK+で見ましたよ。

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第3週『化粧と、初恋』

1914年(大正3年)4月、高等女学校を卒業した珠(石橋静河)は尋常小学校の代用教員として働くことになった。
その学校では児童の学力別に学級を分けている。珠は2年生の受け持ちとなったが、学力の低い方の学級を担当することとなった。その学級の児童たちは専ら家の手伝いに従事しており、学校は息抜きの遊び場だと思っているという。学校側も、代用教員の珠には子守以上の働きを期待していなかった。

珠が教室に行ってみると、始業時刻だというのに子どもたちは席にも着かず遊び回っていた。珠はなんとか言いくるめて全員を着席させることができた。
しかし、児童が一人足りない。子どもたちに聞いてみると、いつも遅刻してくる子だという。

しばらくすると、次郎(渋谷そらじ)が遅れて教室に入ってきた。彼は登校中に見つけたカタツムリを捕まえるために遅刻したという。
珠の受け持ち学級の児童たちの学力は確かに低かった。その中でも次郎は特にできが悪かった。簡単な引き算もできないし、漢字は一つも読むことができない。他の児童たちからもバカにされるていた。本人も、親から「畑を耕すのに学業は不要だ」と躾けられており、学校の勉強にも身が入らない。
それでも珠は次郎に真剣に向き合った。引き算では指を使ってゆっくりと数えることを教えたり、教科書の漢字には全てふりがなをふってやった。

珠は「今日できないことでも、明日にはできるようになっているかもしれない」と次郎を励ました。
こうして、初日の仕事が終わった。

学校からの帰り道、珠は幼馴染の梅(松本穂香)に出会った。しかし、梅はどこか塞ぎ込んでいる。
話を聞いてみると、梅は向かいの乾物屋の徳一にもうすぐ会えなくなることがさみしいのだと話した。梅は近いうちに親の決めた縁談で嫁入りする。そうなると、今までのように徳一と気安くケンカすることもできない。何よりさみしいのは、いつもは顔を見れば喧嘩している徳一から、今日に限ってしろらしく祝福の言葉を貰ったことだ言う。

梅は自分の嫁ぎ先になんの文句もないという。むしろ自分にはもったいないくらいの良縁だと思っている。結婚は家同士で行うものだと納得しているし、それを決めてくれた父・幸三(八嶋智人)にも感謝している。
しかし、世の中には自由恋愛というものがある。自分も本当に好きな人と一緒になれたらよかったのにと、ちょっとだけ考えてしまったのだと話した。

そして梅は、珠は自由恋愛ができることを願っていると話して去っていった。

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NHK『ブラッサム』第10回

今日から4連休の当方が、NHK朝の連続テレビ小説『ブラッサム』の第10回めの放送を見ましたよ。

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第2週『父からの、解放』

病の床に伏せていた父・清治(渡部篤郎)が錯乱した。包丁を握って家を飛び出し、往来でそれを振り回した。誰にも手がつけられなくなった。

そんな父に向かって珠(石橋静河)が懸命に声をかけるとやっと落ち着いた。
そして清治は珠に抱きつきながら、自分は未だ何も成し遂げていない、死にたくないと何度も何度も繰り返した。

それからすぐに清治は亡くなった。
珠はやっと父から解放されてせいせいしていた。しかし、それは不謹慎な考えだと思い、表面上は沈み込んでいた。唯一、継母・リョウ(国仲涼子)にだけは正直な気持ちを告白した。するとリョウは、それでよいと優しく答えてくれた。

しばらくして年が明けた。
珠は久しぶりに幼いきょうだいたちに向けて物語を書いた。珠の日常の楽しみだったはずなのに、いつしかその習慣もなくなっていたのだ。久しぶりに書くことは楽しかったし、きょうだいたちも喜んだ。

女学校で、以前一緒に同人誌を作った仲間たちに再度同人誌を作ろうと持ちかけた。珠は、書きたい気持ちが溢れていて止まらないのだと力説した。
稲子(華優希)とタエ(中井千聖)は校長にこっぴどく叱られ、退学処分もほのめかされたことを持ち出して反対した。珠は、学校にバレないよう秘密裏に発行すればよいと説得した。
すると、忍(木竜麻生)が同人誌づくりに賛成した。今まで珠が自分から積極的に何かをやろうとしたことはなかった。そんな珠が言い出したのだからやるべきだと述べた。その言葉に躊躇していたふたりも納得した。

以前から、2冊目の同人誌では4人の写真を掲載すると決めていた。それで各々が好きな格好をして写真館に集まった。
憧れだった写真を好きなように撮るというそれだけのことが、珠には特別なことに思えて、とても嬉しかった。

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NHK『ブラッサム』第9回

今日はさすがにまとめ記事書けないかと焦っていた当方が、NHK朝の連続テレビ小説『ブラッサム』の第9回めの放送を見ましたよ。

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第2週『父からの、解放』

婚家を飛び出し、珠(石橋静河)はたった3日で実家に帰ってきた。
絶対的家父長であり、縁談を取りまとめた父・清治(渡部篤郎)に怒鳴りつけられると予期していたが、清治は「わかった、まぁええ」と静かに言うだけだった。そして、ぷいっと家を出て行った。
珠と継母・リョウ(国仲涼子)は清治の意外な態度に拍子抜けした。

後日、あらためて珠は父・清治に謝ろうとした。
しかし、やはり清治は柄にもなくおとなしいままだった。破談の話もまとめあげ、先方にも落ち度があったと謝罪されたから珠が気にすることはないと静かに言うだけだった。

珠は、清治の様子がおかしいと感じ取った。
その刹那、清治は激しく咳込んで倒れ込んだ。すぐさま医者が呼ばれ、状態はよくないと診断された。消化のいいものを摂り、安静にする必要があるとのことだった。

そこで初めて、珠やリョウは清治が不調を自覚していたのだと悟った。だから珠の縁談成立に焦っていたのだと合点がいった。

清治は床に伏せたまま、年の瀬を迎えた。
何度目かの往診の末、医者はリョウにだけもう長くは持たないことを告げた。一方で清治本人には状態が良くなっているとウソをつき、好きなものを食べ、少々の酒を飲んでもよいと話した。

それを聞いていた珠は、清治にりんごを食べさせることにした。
床に伏せたままの清治が首を曲げて庭を見ようとした。ガラス戸には変わり果てた姿の自分が映っていた。そして清治には、ガラスに映る己の姿が自分を見下しているように思えた。見下されて腹を立てた清治は、りんごを剥く珠の手から包丁を奪い取り、ガラスの自分に向けた。
すると今度は、包丁の刃に反射する自分の姿が目に入った。その映像も自分に対して敵意を剥き出しにしていた。
清治は半狂乱になって布団から飛び起きた。

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NHK『ブラッサム』第8回

季節が変わり空気が乾燥しているせいか喉鼻唇の調子の悪い当方が、NHK朝の連続テレビ小説『ブラッサム』の第8回めの放送を見ましたよ。

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第2週『父からの、解放』

珠(石橋静河)の嫁入りが決まった。
相手は、珠のいとこにあたる木村享一(小堀正博)だという。珠の亡き母の妹・照子(山田真歩)の長男であり、役所勤めである。家柄についても申し分なかった。

珠は突然のことに驚いた。照子は母の妹だと言うが、珠にはまったく記憶がなかった。そもそも、自分がとても小さい頃に亡くなった生みの母の記憶すらまともになく、おばとは没交渉であった。
珠は全くの力ではなかった。しかし、父・清治(渡部篤郎)の決めたことに抗うことは無理であった。

嫁入りの日、継母・リョウ(国仲涼子)が着付けをしてくれた。その日の珠はとてもきれいだった。
結婚のことについて何も言わない珠であったが、リョウは父の命令で仕方なく嫁ぐ珠の気持ちを理解していた。夫を信じて、良いところを少しずつ見つけていけばうまくやれると助言した。大変だけれど辛抱するのだと話した。

嫁ぎ先の木村家の座敷で宴席が始まった。
初対面の夫・享一は、珠と口を利かないどころか、顔すらまともに見ようとしせず、ずっと仏頂面だった。

宴席が終わり、葉野家ら客人が帰ると、享一はひとりで出かけると言い出した。珠が支度を手伝うと申し出ても、「いらん」の一言だけで出ていってしまった。
その夜、ついに享一は帰ってこなかった。
翌日以降も享一は珠と口を利かなかった。そして初夜と同じく、毎晩家に帰ってこなかった。

ある夜、珠は義父母の寝室からの話し声を聞いてしまった。嫁を取れば享一の態度も改まると思ったが、かえってへそを曲げる結果になってしまった。もう少し時間をかければ享一も変わるだろうから、珠にはもう少し我慢してもらおうなどと話し合っている。
珠が訝しんでいると、享一の弟・保(金子大地)が事情を教えてくれた。享一は以前から色街通いをしていて、長く贔屓にしている女がいるのだという。母・照子は、結婚すれば色街が良いもやめるだろうと期待して縁談を進めたのだという。しかし、保の見立てでは、享一は一生変わることはないだろうという。

珠は自分は必要のない人間だと痛感した。
その足で実家に帰った。

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NHK『ブラッサム』第7回


本当はradiko で BAYFM it!!を聞きたいと思っているままの当方が、NHK朝の連続テレビ小説『ブラッサム』の第7回めの放送を見ましたよ。

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第2週『父からの、解放』

珠(石橋静河)たち仲良し4人組の同人誌が完成した。それぞれが原稿を持ち寄り、和綴じした1冊だけだったが、4人はその出来栄えに感激した。その1冊を同級生たちに回覧したところ評判は上々だった。

珠は『やさしいアンナ』という小説を寄稿した。トルストイ『イワンのばか』の主人公を女性に替えて翻案した作品であった。珠は、その主人公に継母・リョウ(国仲涼子)を重ねた。報われなくても淡々と働く姿が切なくていじらしく、そして美しい。その思いを込めた作品である。
それはもちろんであったが、同級生たちからは別のところが特に褒められた。アンナのことをバカにしていた兄たちが、逆にアンナに説教されるシーンがある。その下りが男性優位の社会に対する風刺のように見えて、女学生たちは胸のすく思いがしたのである。

ある日、本家から清治(渡部篤郎)への仕送りをやめるという知らせがあった。清治の弟・清重(三浦誠己)が本家の造り酒屋を継ぐ代わりに十分な金を送ると約束していたが、それは先代の十七回忌までと最初に取り決められていたのだ。ついにその期限が来た。

清治は珍しく弟に頭を下げ、もうしばらく金を送ってほしいと頼んだ。4人の子どもたちにしっかり学をつけさせたいと思っており、せめて学校を出るまでは援助して欲しいと懇願した。
しかし、弟・清重はそれが心にもない芝居だとすぐに見抜いた。ますます冷ややかになり、もう二度と本家の敷居はまたがないで欲しいと絶縁した。それ以上埒が明かず、清治は大人しく帰っていった。

それからというもの、清治の狼藉が激しくなり、ついには警察に捕まるまでになった。
誰かに喧嘩を売ろうしたが皆逃げていってしまう。仕方ないので料理屋で一人で暴れ出し、手がつけられなくなったのだという。
知らせを受けた珠が警察署に駆けつけると、ほどなく清治は何事もなく釈放されて出てきた。清治によればわざと咳をして、肺病患者のふりをしたのだという。感染を恐れた警察官がすぐに釈放したのだ。

珠は父・清治に乱暴をはたらいた理由をきつく聞いた。しかし、清治はのらりくらりとするばかりだった。
ついには、自分に質問を投げつける珠のことを度胸があって頭もいいと言って笑った。

それから数日後。
珠たち仲良し4人組は校長室に呼ばれた。珠たちの同人誌の内容が不謹慎だというのだ。良妻賢母の育成が教育方針である学校にあって、女性の地位向上を訴えるならば退学処分になるというのだ。
特に、珠の小説で兄たちが説教される下りは、社会における男性の有様を揶揄しているとして特に問題となった。

女学生4人だけではどうしても学校に対抗することはできなかった。こうして同人は即日解散となった。

その日、珠が家に帰ると、客があって家が騒がしかった。父・清治の機嫌のいい声も聞こえてくる。
珠が顔を見せると、清治は珠の嫁入り先が決まったと上機嫌で話しだした。

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NHK『ブラッサム』第6回

さっきサイゼリヤで飯食ってたら店内に別々の2組の若者グループがいてどちらもとても騒がしくて、内心イライラして胸の奥で舌打ちしたりしてたんだけど、ちょっと考えてみたら若者に元気のない社会はすごくイヤだし、そんな社会に未来は無いよなと思い直し、中高年で騒ぐ元気もない俺達に代わってこの社会をもり立ててくれ、結構結構大いに騒ぎ給えと脳内でつぶやいた当方が、NHK朝の連続テレビ小説『ブラッサム』の第6回めの放送を見ましたよ。

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第2週『父からの、解放』

1913年(大正2年)、珠(石橋静河)は高等女学校の4年生になっていた。
父・清治(渡部篤郎)は相変わらず放蕩無頼であり、家族にも厳しかった。珠はそんな父に緊張しながらも、彼との間にこれといった問題も起こさず暮らしていた。
継母・リョウ(国仲涼子)も相変わらず血の繋がっていない珠にも優しく接してくれた。

家での珠の楽しみは、歳が離れていてまだ幼い弟と妹のために童話や滑稽噺を創作して聞かせてやることだった。弟と妹は珠によく懐いていたし、珠も毎日新しい話を考えるのが楽しくて仕方なかった。
珠は小説を読むのも好きだった。今は『イワンの馬鹿』を読んでいる。ただし、家で小説を読むことを父が許さなかったので、もっぱら学校の空き時間に大急ぎで読むしかなかった。

珠の通う高等女学校は、良妻賢母教育に力を入れていた。夫を支え、子を育て、家庭を守る女性を育て上げることが教育方針である。多くの同級生たちは、一日でも早く嫁入りすることを目標としていた。

そんなある日、珠と仲の良い忍(木竜麻生)が自分のところにも縁談が来たと打ち明けた。しかし、忍は結婚はしたくないという。自分のことなのに親の言いなりになるのが我慢ならないという。親に反発したが聞き入れてもらえなかったという。
父・清治に絶対服従を貫いている珠には、親に反抗したというだけで別世界の話のように聞こえた。

忍は婦人文芸誌『青鞜』を取り出し、そこに掲載されている平塚らいてうの「元始、女性は実に太陽であつた。」という文章を読み上げた。忍は、自分もらいてうのように自由に物を言いたいと述べた。
忍は、珠に加えて稲子(華優希)とタエ(中井千聖)にも声をかけ、仲良し4人組で同人誌を作ることを提案した。
当初、珠だけが乗り気ではなかったが、家できょうだいに聞かせているような話を書けば良いのだと説得され、創作が好きなこともあり、参加することにした。

同人誌を始めることを継母に話すと、リョウはとても喜んだ。
リョウは、珠の歳のころにはこの家に嫁いできた。だから、学校に通うことも友達と一緒に過ごすようなこともできなかった。自分にはできなかったことを珠が謳歌しているのを見ると、まるで自分のことのようで嬉しいのだと話した。

それまで何を書けばよいか思いつかず筆が止まっていた珠であったが、継母・リョウと話し終えると何かを思いつき、鉛筆を走らせた。

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NHK『ブラッサム』第5回

僕の深く敬愛する山瀬まみさまのお誕生日をお祝い申し上げる当方が、NHK朝の連続テレビ小説『ブラッサム』の第5回めの放送を見ましたよ。

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第1週『私の父、私の母』

珠(村上蘭)が小学校から帰ってくると、継母・リョウ(国仲涼子)と他のきょうだいたちの姿がなかった。父・清治(渡部篤郎)が何よりも大切にしていたカナリヤをリョウが誤って逃がしてしまい、罵倒されたことでリョウは実家に帰ってしまったのだ。父・清治は、珠はリョウに捨てられたのだと吐き捨てた。

珠はカナリヤを捕まると言って、網を持って飛び出していった。
しかし、逃げたカナリヤはなかなか捕まえられなかった。

実家に帰ったリョウは、両親(内藤裕敬、山﨑千惠子)から同情された。清治とは金輪際縁を切り、戻る必要はないと話した。珠を残してきてしまったことを心配するリョウだったが、両親は血の繋がらない子のために心を痛める必要はないと説得した。

珠はリョウの実家に向かった。
戸は固く閉ざされていたので、珠は家の外からリョウに語りかけた。自分が必ずカナリヤを捕まえるので、清治はきっと許してくれるはずである。その時に一緒に帰ろうと訴えた。

しかし、リョウからの返事はなかった。落胆した珠は自分とは血が繋がっていないから置き去りにしたのかと捨て台詞を吐き帰ろうとした。
その時、ついにリョウが家から飛び出してきた。ふたりは抱き合い、そして手を握りあって話し始めた。
リョウは、珠のことを大事にするという誓いを破ったことを謝った。そして、初めて会った日に珠が自らリョウの手を握ってくれたのだと思い出を語った。それで珠を大切にしようと誓ったのだと話した。
こうしてリョウは珠と一緒に家に帰ることになった。

一同が家に帰り着くと、父・清治は何よりもまずカナリヤのことを聞いた。見つからなかったと答えると、あの鳥は替えのない大事な鳥だ、どうするつもりだと激しく怒鳴り立てた。その上でリョウを殴ろうと迫った。

その間に入って庇ったのが珠だった。
珠は、カナリヤはもう戻ってこないので諦めるしかないと話した。それよりもリョウの方が大事である。どうか許して、みんなをこの家に置いて欲しいと懇願した。
清治はこの家の何がいいのかと自嘲気味に言いながらそれを許した。

それから5年後の1913年(大正2年)、珠(石橋静河)は高等女学校の4年生になっていた。
川沿いの桜は今年も満開になっていた。

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