山瀬まみのデビュー時のキャッチコピーが「国民のおもちゃ、新発売」であることは、わりと知られた話。有名なのだから当然予想しておくべきだった。でも、できなかった。
本日発売された山瀬まみデビュー25周年記念盤「25th Anniversary Best Album」のキャッチコピーが
であった。
山瀬ファンとしてこれは一本取られた。そして、とても良いコピーだと思った。
もちろん、「山瀬まみは国民的歌手なのか?」と聞かれれば、僕も全力で否定する。山瀬まみが国民的歌手であるはずがない。それを認めることは、北島三郎らに対して失礼だ。ましてや、山瀬まみのCDが国民的ベスト・アルバムであろうはずもない。それを認めることは、Dreams Come True 他に対して申し訳が立たない。
それでも、ご存知の通り山瀬まみを愛してやまない当方にとっては、これぞ Best of the Bests なのだ。山瀬まみ万歳!!
さて、山瀬まみが大好きな当方であるので、山瀬まみについて書き始めたらキリがない。キリがないと、肝心のベスト・アルバムを見聞きするヒマがなくなる。DVDだけで2時間半もあるというのに。
とは言え、どうしても書きたいことだけ、書いておく。そしてDVDに戻る。
ところが今回は特別仕様だった。全曲について、山瀬まみのコメント付きであった。たったそれだけのことだが、今までなかったことだし、山瀬ファンとしては嬉しい。
ホワッツマイケル(猫アニメ)の主題歌「星空のエトランゼ」については自身が猫アレルギーであることをカミングアウトしたり、機甲戦記ドラグナー(ロボットアニメ)の主題歌「スターライト・セレナーデ」についてはカラオケに収録されていてビックリしている(そりゃ、隠れた名曲としてその筋じゃ有名だしね)とか、「ゴォ!」のPVがMTVアワードにノミネートされたときに Micheal Jackson や Maddona と同じパンフレットに名前が載ったことが自慢だとか、いろいろ細かいことが書いてある。これは読んでて楽しかった、ファン的に。
そして、今回の新曲「Thank you, all of my friends」。昔から、山瀬まみはバラドルのくせに歌がうまいことに定評があった。その歌唱力はまったく衰えていなかった。山瀬まみのソロ曲は18年ぶり(「マイト・ベビー」以来)なのだが、まったく色あせてない。いいことだ。そして、わりといい曲。
DVDはデジタル・リマスタリングとかは一切されていないようだった。あまりきれいな映像とは思えなかったし、VHSレベルだった。それでも、20年前の山瀬まみはめちゃめちゃかわいいのだ。
さぁ、かわゆい山瀬まみを見に戻る。